試合速報

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  • 山口

2021年3月27日 vs レノファ山口FC

14:00 エコパ

インタビュー他

鈴木 政一

監督

──試合の総括

本当に残念な結果で、本当に申し訳なく思っています。立ち上がりのところで、トレーニングでサイドからのクロスに対しての対応、マーキングなど色々とやっていた中で、どうしてもゲームでああいうプレーが出てしまうと、もちろんトレーニングからゲームに近い状態のものを取り入れているつもりですが、どうなのかなと。ちょっと今疑問符を持っているところです。攻撃のところではいくつかチャンスがある中で、もっともっと今日のゲームの状況から言えば、もっと崩したところでシュートチャンスを増やしていかなければいけません。

──サイドからのクロスへの対応というのは、この1週間で修正してきたところだったのでしょうか?

クロスに対してのゲーム形式的なところでのインサイドマークという部分で言うと、2日に渡って連続してやってきました。ただ、今日はインサイドに入られてしまったと。あそこの守備のマーキング、インサイドというのをしっかりやれるように、また準備していきたいと思います。

──交代枠を使い切らない理由は?

トレーニングから選手を見ていることによって、この選手が入ることでどうなるのかという予測がつくんですよね。当然監督業というのは、そこでチームを助ける状況を作らなければいけない。目的を持って選手を送り出すこと、極端に言えば、3点、4点勝っているときに良い経験をさせるために、という交代もあると思いますが、今日のような展開では選手を入れることによってチームを助けるということを考えたときに、どういうタイミングでどういう選手を入れることが良いのかという判断になってくると、自分は思っています。

──そうした中で、今日の選手交代の意図は?

後半立ち上がりの15分でまずは同点に追いつかなくてはいけなかったのですが、取り切れなかった部分で、メンバーを動かそうという一つの決断でした。

──今野選手をボランチのポジションに上げました

あの時間帯でボールを奪わなければいけないという、守備面で要求しなければいけない部分が多くあって、遠藤に関してはフルに出ていたので、運動量のところ、ポジション修正も含めたところで、今野を上げて大井を入れてというふうに考えました。

ルキアン

ルキアン

選手

──3連勝を目指した中での戦いでした。試合を振り返って

誰がピッチに立っても勝たなくてはいけない試合だったのですごく残念ですし、自分をはじめとしてチーム全員がピッチ内で100%以上の力を出すことができなかったから、この負けになってしまったと思います。

──自身のゴールもありましたが、攻撃面について

攻撃に関しても、もっと良くなる部分がたくさんあると思います。京都戦は攻撃面が良かったと思うのですが、それを続けることがさらに上にいくためには重要でした。今日も前半は特にチャンスを多く作れたので、やはり決定力を高めることが重要です。

──コンディションについて

ゲームをやる時間を重ねることで良くなっていますし、自信もついてきます。4ヶ月試合に出ていなかったので、ゲームに出て良くしていくしかないと思っています。

──このあとチームにとって必要なことは?

とにかく、1試合1試合一つひとつ勝っていくことを考えるのが大事だと思っています。

──自分自身のプレーの感触、チームメイトに要求していきたいことは?

ここまで1トップがメインのフォーメーションですが、フィジカルのぶつかり合いや裏に抜けるという2トップでやっていたときの仕事が1人になったというか、前は(小川)航基と一緒にやっていたので半分ずつというイメージでしたが、それが今は自分の重要な仕事になっているので、練習の中で日々修正しています。自分も含めて選手たちが助け合う気持ちでやっていけば、京都戦のようにもっとゴールが取れるようになると思っています。

伊藤 洋輝

伊藤 洋輝

選手

──序盤の2失点が響いてしまったと思いますが、今日の試合を振り返って

立ち上がりを集中していこうというのは常にチーム全体で言っていることなので、そこに対してゲームの入りというのはもっともっと高めていかなくてはいけないと思っています。

──前半1点を返して後半に臨みました

得点シーン以外にも、セットプレーの流れからチャンスになったシーンだったり、ルキアンがフィジカルの強さを活かしてラフなボールを自分で運んだシーンだったり、終了間際に自分が何回かゴール前に入れたクロスだったりと、ゴール前に迫っている回数は少なくないと思うので、そこの精度をもっと高めていきたいと思います。

──チームの守備の課題について

今日は2トップの相手に対してスライドしながら前に行ったときに、自分たちの後ろのスペースを使われるシーンがありましたし、今週1週間クロスへの対応を課題としてやってきました。そういう意味でも、そこからやられてしまうのは、より自分たち後ろ3枚がゴールを守る強い意識をまず持って、危機感を持ってやっていきたいです。

──前に行ったときに、そこで潰し切ることが大事なのでしょうか?どう感じてプレーしていましたか?

自分が今日意識したのは、自分がサイドハーフの選手に釣られすぎないことです。自分の後ろのスペースを空け過ぎないと。相手のFWにつけているときに関しては、今野選手のカバーリング無しで処理できているシーンは多かったので、自分自身の課題というのはできたところもあったのかなと思います。ただ、ゴール前の寄せだったり、クロスの対応はやってきた中で、危ない場所に自分たちが戻るというような基本的なことを、もっともっと突き詰めて、これから映像も見てミーティングもすると思うので、これ以上失点を増やさないように、ゴールに迫られても後ろ3枚とGKで守るということをより意識してやっていきたいです。

──前からプレスをかけて守備をしていく上で、チームの連動性について

自分が後ろで処理できているシーンというのは、前線で上手く規制がかかっているシーンが多いと思います。まず自分たちが前線の選手を動かして規制をかけるということを、経験のある選手も多いので、また話を聞いてコミュニケーションを取りながら、チーム全体でまとまって高めていきたいと思います。

レノファ山口FC 渡邉 晋監督

──試合の総括

コロナ禍の中、遠い静岡まで100人を超えるサポーターに集まっていただきました。本当にありがとうございます。また、色々な媒体を通して我々に声援を送ってくださったサポーターに、ようやく1勝を届けることができました。お待たせしました。試合は入り、頭の部分で多少腰が引けた姿があって少し嫌な感じがあったのですが、しっかり盛り返して2ゴールを挙げることができました。ただ前半最後の1失点はもったいなかったなと。ハーフタイムに問題があるのは我々という話をして、選手たちはそこにしっかり矢印を向けて立ち向かってくれました。少しずつ良くなってきていても勝点3に結び付けなければ自信に結び付けられないですが、今日の勝点3で少しながら自信に結び付けられるかなと思います。