試合速報

  • 徳島
  • 3 終了 1

2020年11月4日 vs 徳島ヴォルティス

19:00 鳴門大塚

インタビュー他

鈴木 政一

監督

──ハーフタイムコメント

・もっと積極的にシュートの意識を持つこと

・後半立ち上がり15分を集中して、まず1点取って追いつこう

──試合の総括

守備のところでは、個人、グループの部分でのポジショニングの問題があったかなと感じています。攻撃はどうしても止まったプレーが多く、シュートが少ない。動きの中でプレーすることが重要かなと思います。また選手たちと話をして、愛媛戦に向けて良い準備をしていきたいと思います。

──ベンチメンバーが1人足りなかった理由について

コンディションの問題で1人外したというところがあります。小川航基です。ドクターを含めて話をして、ここからまた連戦も続くのでしっかり休ませようと。それで今回は17名になりました。

──元々4バックで臨む予定だったのでしょうか?

そうです。理由は前回3バックで戦ったときと同じです。守備のところで、ボールへ行く部分に対してお互いの距離感を良くしたいということで4バックにしました。立ち上がりはどちらかというと、徳島さんの45番と10番の選手が間、間にいて、そこを起点にされて楔を入れられました。そこは大森と(松本)昌也のところで、しっかりインサイドを絞ったところでサイドに出させてそこからいこうということで、だいぶ改善はされたと思うのですが、相手の1トップと両サイドという部分でいくと、いつも言っている、できるだけチャレンジとカバーができる状況を作るという部分を考えたときに4バック、というところでした。また、石田も久々だったと思うのですが、トレーニングからだいぶ意識を高く攻撃も守備もプレーしているので、それを踏まえて石田を使いました。

──ジュビロの布陣は4-2-3-1でスタートした?

そうですね。徳島さんの状況を踏まえて、そして前節もそうだったのですが、立ち上がり15分は上手く100%で入って行けませんでした。その代わり、しっかり守備を落ち着いてした中で、リズムを出してと考えてはいました。

──4バックの評価について

個人の問題も、グループ的な問題も両方あります。そこを改善しないといけません。マーキングの問題、サイドの速いクロスの対応、ロングボールの相手との競り合いも含めて、色々な部分において、まだまだレベルアップを図っていく必要性があると思います。

伊藤 洋輝

伊藤 洋輝

選手

──CKからの得点について

自分のマークもタイミング良く外せましたし、ヤットさん(遠藤保仁)のボールが良かったので、僕は跳んで頭に当てるだけでした。キックの質に感謝したいと思っています。

──自身のシュートで取ったCKでした。先制されてからの気持ちに切り替えについて

1失点目は自分のビルドアップのミスで失点したので、それを取り返すというか、シュートの意識は常に持っていますし、枠は外れてしまいましたが結果CKになったので、色々な気持ちが詰まったゴールだったかなと思います。

──上位チームとの連戦でしたが、今日の敗戦のどこに一番悔しさを感じていますか?

やっぱり勝てなかったことが一番悔しいですし、チームの完成度を見れば相手の方が一枚、二枚上でした。その中でも自分たちもやれている部分はあると思います。自分たちもまだまだ成長できると思うので、個の部分ももっともっと成長しなければいけないし、チームとして目標をしっかり目指しながらやれていると思うので、今日の敗戦をしっかり全員で反省して、次の愛媛戦、ホームゲームで勝ってサポーターを喜ばせられるようにやっていきたいです。

──チームとしてできた部分について

前半途中からもそうでしたし、特に後半は押し込んだ状態で縦にも積極的に入りました。シュートを打てた場面もあるし、シュートを打てる状況でパスミスになった場面もたくさんあったと思います。チームとして意識していることも、シュートまで行けた場面に関してはチーム全員で共有できていると思うので、そこの精度に関してはもっとトレーニングから高めていきたいと思います。

──次節に活かしたい課題は?

個人的にはディフェンスラインで3失点したので、そこに関しては0で抑えるという事を毎試合意識はしていますが、怪我人だったりメンバーが変わる中で、3枚、4枚どちらになっても0で抑えられるように、個人としてのレベルもそうですし、チームとして11人でしっかり色々なものを共有して守らないといけないと思っています。今日出た課題を次の試合で、トレーニングの時間は短いですが、選手同士話しながら、ミーティングなどでも共有して、次は0で抑えられるように頑張りたいです。

小川 大貴

小川 大貴

選手

──徳島はボールを持つチームだったと思います。守備の意図について

まずは立ち上がり含めて失点しないでいこうということは、いつも意識してやっていました。今日も含めて継続してやっていこうと。その中で、立ち上がりに失点してしまい、そこは反省し、改善する点です。

──自分たちでボールを失ってしまい、失点に繋がってしまう場面がありました。選手たちの中ではどうとらえていますか?

まずは失い方というところは改善しないといけないと思います。前につける意識は悪くないので、そこの質、受け手の質、動きの質をもっとすり合わせていかないといけないと思います。チーム全体として失点したくない気持ちが強くて、入りが重くなってしまったという反省点があるので、ボールに1歩2歩行かせるところなど、後ろのコーチングも含めてもっとやっていかないといけません。

──立ち上がりはもっと前から行きたかったというイメージでしょうか?

決して引くつもりは無かったですし、相手の状況も含めて入り方を決めて行く部分もあるので、その中で判断した結果が今日の立ち上がりのプレーでした。結果的にああいう時間に失点してしまいましたし、もう少しアグレッシブにボールに行くことも必要だったと感じています。

──今シーズン、ここまでの戦いを振り返って感じる改善点について

攻守両面において、改善点はたくさんあります。失点をこれだけしているとなかなか上位に食らいつくのは難しいですし、その反面得点ももっと取らないと難しい。言ったらキリがないくらい改善点はあります。ですが、それは日々の練習から取り組んでいくしかないですし、自分たちは可能性がある限り目標に向かってやっていくだけですし、ここで終わるわけではありません。目標に向けてやっていくだけです。

徳島ヴォルティス リカルド ロドリゲス監督

──ハーフタイムコメント

・ピッチを広く使って攻撃を続けよう

・最後まで足を止めず戦い続けること

・守備の局面では全員で体を張って守ろう

──試合の総括

前半の入りは凄く良かったと思っています。その中で、チャンスを作ってゴールを取ったと。相手に取られることもありましたが、追加点を取って良い形でハーフタイムを迎えられました。後半は相手に押し込まれる場面が増えてしまいましたが、大きなチャンスを作らせず全員で守ることができたのかなと。攻撃の時も上手く握りながらできたと思います。今日も難しい相手で、凄く良い流れで勢いに乗った好調なチームに対して、そしてクオリティを兼ね備えたチームに対して、凄く良い試合ができたと思っているので、また次に向けて良い準備をしていけたらと思います。