試合速報

  • 3 終了 1
  • 群馬

2020年10月25日 vs ザスパクサツ群馬

15:00 ヤマハ

インタビュー他

鈴木 政一

監督

──ハーフタイムコメント

・もっとテンポ良くボールをまわすこと

・ラストパス&フィニッシュのところを意識しよう

・守備の切り替えを早くすること

──試合の総括

前半立ち上がりは少し何人かの選手を含めたところでリアクション的なところが、アグレッシブなプレーが無く失点したのですが、そのあと落ち着いて選手たちは自分たちのサッカーの中で得点を重ねてくれてこういう結果が出たことは非常に良い部分かなと。今日はホームでどうしても勝ちたかったので、良い結果を出してくれたと思います。

──遠藤選手の活躍とチームの変化について

当然遠藤が入った中で、今日みたいにセットプレーで点が取れて追いつくとか、そういう部分は非常にチームにとってプラスかなと思います。ゲームも慌てずにしっかりボールと相手を動かしてチャンスメイクするという部分では、スタートでバックラインが蹴ることがいくつかあったと思うのですが、あれだと我々のサッカーのリズムが出ません。そこをしっかりコントロールしてくれたと思います。

──チームに自信も生まれているのでは?

そうですね。ただ、まだまだ当然J1を視野に入れた中で考えると、もっともっと的確なボールの動かし方、組み立て、展開から突破のところの動くタイミングや場所、パスの精度を上げていかないとJ1の中での得点は難しいのかなと思っています。そこはゲームを重ね、あるいはトレーニングで少しでも改善しながら上を見据えてレベルアップしたいと思います。

──後半よりテンポアップした印象でした。後半の攻撃面について

縦に入る、あるいは相手がボールを奪いに来た時にボールを的確に動かして縦に入れる、スピードアップする、あるいは両サイドでスピードアップすると。当然選手の特徴もありますから、そこを上手く状況を見据えながら変化をもたらした部分が良かったと思います。

──遠藤選手もテンポアップに一役買っていたのでは?

彼は選手の特徴を活かせる判断でプレーができますので、非常に大きいと思います。

──この5連戦で遠藤選手は2試合以外フル出場しました

そんなに苦しい状況ではないと思います。なぜかと言うと、ボールを持っている時間の方が意外と長い部分があるので、彼の場合そういう部分での動きは負担にならないと思います。守備で動かされて、というのはかなり負担になると思うのですが、僕の目から見るとまだいけるんじゃないかと思います。基本的には彼がチームの攻撃のところで起点になって我々のサッカーができる、周りの選手を活かすということができれば、ゲーム内容、結果にも表れてくると思います。

──ここから、福岡、徳島と上位チームとの試合が続きます

当然我々がやろうとするサッカーをしっかりベースに持った中で、少しでも質を上げて、状況によってはテンポを上げたり、その中で点を取って勝っていきたいなと。当然一戦一戦で勝利、ということは変わりません。

──前節負傷交代した今野選手の状態について

今日の段階ではかなり良い状況にはなっていると聞いています。

──三木選手の活躍について

三木の場合はもう1人のFW、あるいは中盤の状況の中で判断良くサポートするところはサポート、起点を作ってあげる、そしてゴール前で仕事ができると。その部分での質が非常に高い選手だと思っているので、これをキープしてもらってチームのためにまた頑張ってもらえればと思います。

──来週1週間練習する時間を取れますが、主に修正したい点は?

まずはしっかり休むこと、心身ともに休みをしっかり取った中で、もう一度守備の部分をと考えています。ボールサイドを同数にした時の一番は奪う部分がまだまだかなと。今は相手のミスで奪えたりという場面もありますので、反対に相手が良い攻撃をしてきた中でもグループで奪ってカウンターに繋ぐというようなサッカーができればなというのが頭の中にあります。当然攻撃の部分もやらなければいけないことがありますが、守備をベースにした攻撃のフィニッシュの精度、というのをやっていきたいと思います。

三木 直土

三木 直土

選手

──逆転ゴールが決まりました。自分のゴールでチームが勝つという気持ちは?

自分は最近試合に使ってもらっていますが、自分のゴールで勝つというか、誰のゴールであっても勝利することは本当に嬉しいですし、勝つということが難しい世界だと痛感しているので、誰のゴールであっても勝つのは本当に嬉しく思います。

──ピッチサイドでのゴールパフォーマンスについて

何かしようと思っていたのですが、そこはもうちょっとカッコイイのを考えます(笑)。

──仲間からは手荒い祝福を受けていました

痛いですけど(笑)、今シーズンが始まった当初はこんなに試合に絡めると思っていませんでした。みんなが喜んでくれることは本当に嬉しいことですし、この幸せな時間を何回も繰り返していけたらなと思います。

──前半より後半の方がよりテンポ良く攻撃できていたのでは?

手応えというか、失点は早い時間にしてしまいましたが、前半からチャンスも作れていましたし、早い時間に1点返せて自分たちのペースで試合を運べていると感じていました。自分も決めなければいけないチャンスがありましたが、前半からの積み重ねがあったから後半ゴールを割れたと思っているので、自分の感覚的には前半も後半も相手を支配していたかなと思います。いつもはルキアンと2トップだったのですが、今日は(小川)航基君ということで、お互いを見ながら特徴も分かっているので、自分は航基君の良さを活かしながらというのは意識していて、試合中もコミュニケーションを取れましたしそこは良い形でやれていたのかなと思います。

──試合の中で感じている手応えについて

試合に絡んでいない時と比べると、自信というか自分がやれることとやれないことの整理が試合に出たらついてくるので、そこが結構はっきりしていて、それは自分にとって良い方向に向いていると思います。ここ最近の試合では自分の良さも出せず、結果も残せていなかったので、そういう中での今日だったので、今日は本当に点を取れてチームも勝てて、良い形で連戦を終われたかなと。次節への良い弾みになったかなと思います。

──逆転ゴールの少し前、ヘディングシュートを外した時とても悔しそうでした

ああいうゴール直前でチャンスを決められないのはFWとしてはめちゃくちゃ悔しいですし、本当に点が欲しかったので、ああいう感じになってしまいましたけど、あと5cm自分の身長が高かったら入っていたかもしれないですが、ほんとに悔しい気持ちがありました。(逆転の)あのゴールは、ゴール前で自分が動き続けて止まらなかったことが入った要因だったかなと思います。

──この1週間、どんな取り組みをしていきたいですか?

また連戦が始まりますが、その中で自分が少しでも多く試合に出場して、ゴールやアシスト、守備の部分などチームに貢献したいと思っています。また1週間練習して良い準備をしていきたいです。

遠藤 保仁

遠藤 保仁

選手

──FKの場面を振り返って

距離的にも非常に狙いやすいところでしたし、ジュビロの選手が上手くボールを隠してくれたというのもあるので、練習から良い感じに蹴れていたので自信を持って蹴りました。練習通りの良いボールだったと思います。

──ヤマハスタジアムで決めたことについて

非常に嬉しく思いますし、得点に関わっていくというのが仕事の一つなので、それがホームで最初のゴールを迎えられたというのは良かったと思います。

──次節に向けて

首位を叩けば勝点差も縮まりますし、ジュビロにとって非常に大事な試合なので1週間良いトレーニングをして、良い状態で臨みたいなと思います。

──98年から23年間連続でゴール決めたことについて

嬉しく思いますし、ゴール数というのはチームとして増やしていきたいと思いますし、個人的にも増やしていければ良いかなと思います。

──5連戦でしたが、疲労回復のために何かしましたか?

特に何もしてないです。

──今日の1点の意味は?

期限付き移籍という形ですが、ジュビロのために仕事をするということしか考えていないので、その中でゴールが生まれたというのは非常に嬉しく思いますし、得点に関わる回数を増やしていけたら良いかなと思います。

──ここからの戦いに向けて

攻撃だけではなく守備の部分もまだまだ課題は多いと思うので、1週間空く時がほとんど無いので、ここで自分が入った5戦をしっかりと振り返りながら、チームメイトとスタッフとコミュニケーションを取って少しでも良い状態で福岡戦に入れるようにしていきたいなと思います。

ザスパクサツ群馬 奥野 僚右監督

──ハーフタイムコメント

・ボールホルダーに厳しくいこう

・サポートを早くしよう

・もっと前へ出よう

──試合の総括

立ち上がりから非常に良い入り方ができて、セットプレーが今日はチャンスだと思っていたのですが、そういうところから得点が入って良いスタートが切れました。相手が戸惑いがあるうちにもう1点奪えれば展開が変わったと思いますが、やはり精度の高いロングフィードから相手の動き出しというところに少しラインが下がったところからFKを与えてしまったところが同点になったシーンですね。そのあと持ち直しながらコンパクトな守備を心掛けましたが、相手のビルドアップは非常に巧みな部分があって、なかなか追加点を奪えない、相手に持たれる時間が長い中で、エリア内での仕掛けが勝敗を分けたという感じです。最後のところ、ボールに行けなくて失点してしまったと。勝点をなんとか積み上げたかった試合展開ではありましたが、結果的に1-3というスコアに終わったというふうになりました。