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2020年10月10日 vs 松本山雅FC

14:00 サンアル

見どころ

今日からリーグ戦は今季4度目の5連戦に入る。その1試合目はアウェイ・松本山雅FC戦。チームとして準備してきたことを最後までピッチで体現し、勝点3を磐田に持ち帰りたい。

鈴木政一監督の初陣となった前節の京都サンガF.C.戦は悔しい逆転負けを喫してしまったが、内容面では手応えを得られる部分も多かった。就任から2日間という短い準備期間だったが、改善してきた守備面を中心に選手たちはその成果を示した。特に前半は「ポジションのバランスと距離感が良かった」と指揮官。今季初スタメンとなった今野泰幸は、持ち前のカバーリング力や判断力などその実力をしっかりと発揮し、守備でチームを助けた。また、前半6分には上原力也の縦パスに反応した小川航基が左足でゴール。その後も決定的なチャンスを生み出した。だが、追加点を奪えなかったことについては、「攻撃のテンポ、フィニッシュの精度は改善していかなくてはいけない」と課題を挙げた鈴木監督。京都戦後はそうした改善ポイントを中心に、充実したトレーニングを続けてきた。

そして、今週月曜日にはガンバ大阪から遠藤保仁が期限付き移籍加入。今季J1リーグ最多出場記録を塗り替え、日本代表でも歴代最多の152キャップを記録したミッドフィルダーの加入は、チームに大きな変化と成長をもたらしてくれるに違いない。鈴木監督も「素晴らしい経験を持っている選手。パスは出てくるので、そこを前線がどういうコンビネーションで動いたり、突破のプレーを見せていくか。攻撃のバリエーションは増えると思います」と期待を寄せている。

注目のスターティングメンバ―は、八田直樹、今野泰幸、伊藤洋輝、山本義道、大森晃太郎、山田大記、松本昌也、山本康裕、遠藤保仁、小川航基、中野誠也。

現在ジュビロは勝点30の13位。2位との勝点差は16、1位とは18とJ1復帰に向けて苦しい戦いを強いられているが、「僕自身は全く諦めていません」と力強い言葉で想いを語った遠藤。「J1復帰のために全力を尽くしたい。そのために、自分が一番得意としているゲームをつくったり落ち着かせたり、試合の流れを読みながらゲームを進めていくところを、ジュビロでも発揮したいなと思っています」と決意を述べた。

キックオフは14:00。サンプロ アルウィン周辺は冷たい雨が降っているが、天気予報によると午後からは徐々に回復する見込みだ。