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  • 京都
  • 2 終了 0

2020年6月28日 vs 京都サンガF.C.

18:00 サンガS

見どころ

2月23日の開幕戦からおよそ4ヶ月の中断期間を経て、いよいよJ2リーグが再開する。

J1昇格という明確な目標に向けて、選手たちは全体練習が再開されると、これまで以上に充実したハードなトレーニングを積んできた。過密日程となる厳しいリーグ戦を勝ち抜くためのフィジカル面の強化はもちろん、戦術面も細かくすり合わせを行ってきたことで、フベロ監督が目指すサッカーはチーム全体に浸透。「今は誰がピッチに立っても同じようにプレーできている」と選手たちも手ごたえを語っており、今日はその成果を存分に示してくれるはずだ。

注目のスターティングイレブンは、GKに八田直樹。最終ラインは小川大貴、大武峻、藤田義明、宮崎智彦。中盤には、上原力也、伊藤洋輝、松本昌也、山本康裕が入る。2トップは第1節と同じくルキアンと小川航基が務める。小川航は、開幕戦で2得点を決めてエースとしての役割をしっかりと果たした。今日もジュビロを勝利へと導くようなゴールに期待がかかる。また、伊藤はリーグ戦初スタメン。正確な左足のパスや、試合の流れを変えるようなサイドチェンジ、強烈なシュートなど、中盤での迫力あるプレーを楽しみにしたい。

交代枠5人という今節より適用される新たなルールを踏まえると、ベンチメンバーの役割もこれまで以上に重要になってくる。今日は、志村滉、櫻内渚、フォルリン、山田大記、針谷岳晃、ルリーニャ、三木直土がスタンバイ。ルーキーイヤーの三木は初の公式戦ベンチ入りとなった。指揮官が試合展開に合わせてどのような采配を振るうかも、注目したいポイントのひとつだ。

対する京都サンガF.C.は、今年から實好礼忠監督がチームを指揮。また、13人の新加入選手が加わるなど、チーム力をアップさせて今シーズンに挑んでいる。その中の一人が、今日先発出場する荒木大吾だ。昨シーズンまで共に戦ってきた仲間との対戦に、ジュビロの選手たちは「絶対にゴールさせない」と意気込みつつも、楽しみにしている。

京都は実力者が揃う手強い相手であることは間違いないが、「我々は自分たちが準備したサッカーを披露することが大切」と、フベロ監督。開幕戦に続き勝点3を奪取し、今チームに溢れている自信をさらに強固なものにしていきたい。

京都府亀岡市、亀岡駅のすぐ東側に新たに誕生した『サンガスタジアムby KYOCERA』で、このあと18:00にキックオフを迎える。天候は、晴れ時々曇り。

今日はリモートマッチとなるが、サポーターのみなさんにはぜひ最後まで熱い声援を選手たちに送り続けてほしい。

多くの人たちの努力や協力があってこそ、リスタートを切ることができたJリーグ。その再開初戦となる大切な一戦、絶対に「みんなで勝とう!」。