試合速報

  • G大阪
  • 4 終了 1

2019年4月24日 vs ガンバ大阪

19:00 パナスタ

インタビュー他

名波 浩

監督

──試合の総括

ガンバの選手、特に若い選手が躍動していて、3点目、4点目を取る前くらいから、我々のオープンなスペースを上手く使って仕掛けてフィニッシュまでという、単純かもしれませんが、一番やられたくないことをずっとやり切られて結果を出されたのではないかなと。逆に我々の選手達が、リーグ戦出場停止者がいたり、もちろんまだ怪我人も完全復調していない中でアピールしなくてはいけないところですが、アピールしきれていない選手ばかりだったなと思っています。

前半の立ち上がりの2失点が最終的には重くのしかかったなと思っています。立ち上がりの戦いの中で、シンプルに背後を突かれて、また相手FWが突破の動きなり、起点になったりと非常に良いタイミングでボールを引き出していたので、そこのケアが少しぬるかったのと、パスの出しどころ、ボールホルダーに対してアプローチがなかなか行けなかったので、そこが失点の原因になったり、前半背後を取られた大きなポイントだったなと思っています。途中から少しずつ声掛けして、あとはハーフタイムに完全に修正して、3点目を取られるまでは、我々のトリプルボランチ気味の前の二人が、サイドバックの方によく行けていたので、戦術的にはまり出してからは五分五分以上の戦いが出来たかなと思っています。あれを最初からやらなくてはいけないですし、修正力の無さが結果的に勝敗を分けたのではないかなと思っています。

針谷 岳晃

針谷 岳晃

選手

──ハーフタイムにはどのような修正を?

守備の面で、誰がどこに行くかという部分をしっかり明確にと。後半はそれが出来たので、前半のように裏を取られるシーンというのは少なくなったと思います。それだけに結果は悔しいですし、自分のフリーキックが枠にいっていれば、入っていればという悔しさが残っています。そこは、また戻ってからの課題です。

──前節より前を向く回数が増えたのでは?

この前の試合よりは、ボールに絡めたかなと思います。自分自身としてはフィーリングを合わせていくことが前回よりも出来ました。何度かロストしてしまったところは反省材料ですが、前を向くシーンを増やしていくことで、もっと良い部分も出せるようにして今後に繋げていきたいと思います。

上原 力也

上原 力也

選手

──途中からピッチに立って

あまり下がらないようにすることと、守備のスイッチを入れる場所について、そして前半一本返していこうと。前向きに行こうという想いでした。1対2になるまで、そしてなってから少しは押し込んだり同点にするチャンスがあったと思うのですが、3点目を取られてしまったのが、良くなかったです。守備について、誰が行くかというのをはっきりさせなければいけなかったですし、もっとチームとして共通理解が必要だったと思います。

──練習試合で肩を痛めて戦線を離脱してしまいました

プロに入ってからあまり離脱することが無くて、初めて2週間、3週間くらい離れたのですが、サッカーをやりたい気持ちだったり、チームのために何かしたいという気持ちがすごく湧いてきました。客観的にサッカーを見ることが出来ましたし、また新しい刺激になればと思ってリハビリをしていました。

──ボランチの競争も激しいかと

今年に限らず去年も一昨年もたくさん良い選手がいて、競争してきましたし、その競争が今の自分に繋がってるというか、すごく成長させてくれているので、その競争に勝てるように努力していきたいですし、これからもやっていきたいと思います。

──ゴールについては、ずっと練習していたミドルシュートが決まりました

そうですね。あそこはずっと練習してきましたし、なかなかプロに入ってミドルシュートで得点を取れませんでした。ペナルティエリアの外からああいったシュートを決められる怖い選手になることが出来れば、もっと相手に脅威を与えられますし、一つの武器になると思うので、満足せずにこれからも練習していきたいです。

ガンバ大阪 宮本恒靖監督

今リーグ戦で足りない運動量というか、背後を突く動きとか自分がボールを受けられなくても味方を活かすための動きであったり、相手ボールに対してしっかりと身体を寄せる部分であったりと、本当にハングリーなものが、若い選手だけではなくプレーに表れた結果、こういったスコアであったりパフォーマンスに繋がったと思います。