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  • 横浜FM

2019年10月5日 vs 横浜 F・マリノス

14:00 ヤマハ

見どころ

前節の大分トリニータ戦、ジュビロは劇的な勝利を収め、敵地で勝点3を手にした。前半の先制点、そして後半アディショナルタイムに勝利へと導く勝ち越しゴールを決めたのは、クラブ生え抜き選手の山本康裕。グラウンドの中はもちろん、ピッチの外でも仲間をサポートし、ジュビロへの想い、勝利への想いを背中で示してきた背番号23の活躍は、苦しい戦いを強いられているチームにとって、大きな支えとなり、希望となるはずだ。「1勝しただけでは何も変わらないので、次の試合で勝つことが本当に大事」と話す山本を筆頭に、今日も選手たちは気迫のこもったプレーを見せて、勝点3を掴み取る覚悟だ。

スターティングイレブンは、GKに八田直樹。最終ラインは小川大貴、大南拓磨、藤田義明、宮崎智彦。中盤は、上原力也と、前節鋭いボール奪取から決勝点の起点となる活躍を見せた今野泰幸が務める。両ワイドには松本昌也と山本康裕。前線にはルキアンと、リーグ戦初先発となる藤川虎太朗が入る。

注目はやはり、J1リーグ初先発の藤川。リーグ戦デビューを飾った前節の大分戦では、持ち味を存分に発揮しシュートを放つなど、存在感を示した。試合後には「残り7試合ですが、自分は1ミリも諦めていない。もっともっと上を目指して謙虚に戦っていきたいと思います」と決意を語った若き攻撃的MFが、今日も躍動感溢れるプレーを見せて、相手ゴールを狙い続けてくれるはずだ。

対する横浜F・マリノスは、現在首位と勝点4差の3位につけている。ポステコグル―監督のもと構築してきた攻撃的なサッカーは脅威だが、ジュビロとしては最後まで集中力を切らさずに組織として守り、強力な相手を封じ込んでいきたい。

キックオフはこのあと14時。ヤマハスタジアム周辺は快晴に包まれている。後押ししてくれる大勢のサポーターとともに、ホームスタジアムで歓喜の瞬間を共にすることができれば、巻き返しへの大きな自信となるはずだ。