試合速報

  • 1 終了 2
  • 清水

2019年4月14日 vs 清水エスパルス

15:00 エコパ

インタビュー他

名波 浩

監督

──試合の総括

プラン通り進んだ訳ではないゲームになってしまったなと。まずは自陣でミスが多かったり、ファーストチョイスを使わずにもう一回やり直してミスしてしまったり。やり直してからのミスというのはパスであったり、ファーストタッチであったり、もちろんドリブルであったりするのですが、そうしたところで引っかけられて、相手にカウンターを与えてしまったなというのがもったいなかったなと。もったいない理由として、立ち上がりの20分はボールを回されながらも我慢強く出来ていたので、そこが非常に残念でした。1失点後も何となく守るとか、何となく攻めるのではなく、バランスを整えながら、修正意識を持ちながらやれている時間があったので、先ほど言ったことプラス、2点目がゲームを壊してしまったなと思っています。昨年アイスタでやったゲームと同じで、自陣でミスをしてそれが決勝点に繋がってしまったと。ダービーのような拮抗した試合ではあってはいけないことが、2試合連続で続いてしまったことも残念だと思います。

前を向ける点としては、1点返してその後は前がかりになれたと思いますし、途中から入ったエレンとロドリゲスで1点取れたのですけど、彼らが常にゴールに向かっていく姿勢を見せ続けてくれたので、そこは良かったと思っています。

エレン

エレン

選手

──クロスからアシストした場面を振り返って

あのゴールの2分くらい前に同じような場面があったのですが、自分がボールを運んだ時にロドリゲス選手が同じサイドにいました。そこでなかなかクロスが上げられなかったので、ロドと話をして、自分も良いクロスが上げられて、彼もしっかりと決めてくれたと、そういうゴールでした。

──セットプレーからもチャンスを作りましたが、意識していたことは?

後半だけでもかなりCKがあって、得点のチャンスがたくさんありました。何回か良い場面もあったのですが、良い場面があっただけでは駄目なわけで、大事なことはそこでゴールを生み出すことです。今日は決められなかったことが事実だと思います。

──これからの戦いに向けて

今日は途中からピッチに立ちましたが、どんな状況でもとにかく自分の100%を出すことを心掛けています。これを重ねていく上で、自分のコンディションはどんどん上がってきていると感じています。ここまで積み重ねてきたので、次の試合では今日よりももっと良いパフォーマンスを見せられるように頑張ります。

ロドリゲス

ロドリゲス

選手

──初めての静岡ダービーを終えて

素晴らしいスタジアム、素晴らしいピッチ、そして素晴らしい雰囲気をつくってくれたサポーターのおかげで、自分にとっては思い出深い初めてのダービーになりました。ただ、1対2で敗れてしまったので、それぞれが思うところがあると思いますし、自分も含めてやるべきことをもう少し出来たのかなと感じています。次は名古屋戦ということで、厳しい試合になると思うので、そこに向けて最善の準備をしなければいけません。

──ゴールシーンを振り返って

逆転をしてやるという気持ちで、自分のベストを尽くすという気持ちでピッチに立ちましたし、ああいう形でゴールを決められたのは良かったのですが、ただ負けてしまったので嬉しい気持ちはありません。これから色々と改善していかなければいけないところが自分の中ではっきり見えたので、そこをしっかり修正して次の試合に向けて準備していきたいと思います。

──次節に向けて

自分たちのやるべきことを一回頭の中を整理して、みんなで顔を上げて同じ道を突き進むしかないと思っています。今日は、負けてしまった言い訳を探したくありません。自分たちの実力不足だったということをしっかり認めて、次の名古屋戦に立ち向かっていきたいと思います。

山田 大記

山田 大記

選手

──自身にとっても特別な静岡ダービーだったと思います

もちろん強い気持ちを持って挑んだダービーですが、まず個人的には取り返しのつかないミスをしてしまいました。すごく痛い2失点目を喫してしまって、そのあとチームメイトがものすごく頑張ってくれて、1点を取ってくれましたけど、結果として敗北してしまったので、すごく責任を感じますし、チームとしてもすごく痛い敗戦になってしまいました。ホームでしたし、絶対に勝たなくてはいけない試合でした。チームにとってもショッキングな敗戦ですが、とにかく今大事なことは、しっかりと次の試合に向かって切り替えて臨むことだと思いますし、名波さんからも話がありましたが、もう一度ゼロから自分たちの原点に帰って、しっかりやり直そうと。自分自身もそう思っています。

──この敗戦をどう糧にしていきたいか

最後1点を取れたことはプラスですが、大事なダービーで負けてしまったこと、それはチーム内の雰囲気もそうですし、サポーターに対しても本当に申し訳ない気持ちです。この試合の中からポジティブなものを見つけるのは正直難しいと感じています。ただ、サッカーをやっていればこういう試合を個人としてもチームとしても乗り越えて強くなっていかなくてはいけないので、この悔しさがあったからと思えるように、もう一度一からチームとして頑張っていきたいと思います。

大南 拓磨

大南 拓磨

選手

──試合を振り返って

率直に結果が全てです。絶対に負けてはいけない相手に負けてしまったので、本当に悔しいですが、下を向いていられないので、次の試合に向けてやっていくしかないと思っています。もっとシンプルに前選択を増やしていくことが出来れば良かったのですが、全体的に引いてしまって守備でもラインが低くなってしまったのではないかなと感じています。

清水エスパルス ヤン ヨンソン監督

──試合の総括

長い時間自分たちのゲーム運びが出来た、良い試合だったと思います。終盤は守らなくてはいけない時間帯になってしまいました。もう少し早い時間帯に自分たちが効果的に決められれば、後半もっと楽に守りながらゲームを運べたのではと思います。今日のダービーで勝てたことは自分たちの大きな自信になりますし、努力が報われた、勝ちに値する良いゲームが出来たと思います。