試合速報

  • 1 終了 6
  • 名古屋

2018年9月1日 vs 名古屋グランパス

19:00 ヤマハスタジアム

インタビュー他

名波 浩

監督

──試合の総括

1対6という内容だったかどうかは、もう少し映像を見ながら分析したいなと思っていますが、結果、相手の良い状態の所にボールが入ったりこぼれたりというシーンが多くて。別に我々は後ろ体重でやっていた訳でもないですし、自陣に閉じこもっているような守備もしていないですし。(相手の)1点目のスルーパスは完璧だったと思うのですが、それ以外はちょっとした所でやられたシーンが多かったと思いますし、こぼれ球がとにかく相手にこぼれていくことが多くて。ゴール前でも我々よりも体を投げ出した相手の後にグランパスにそのままつながっているシーンが非常にあって、そういうところはもったいなかったと思いますし、ジョー選手のゴールに代表されるように、我々のゴール前でもグランパスの前にこぼれたシーン、もしくは良いところに顔を出した瞬間に、我々はそこを消しているんですけど、通されてしまうというシーンが多々あって、正に今の状態通りかなと思っています。

グランパスの指向するサッカーが、明らかに変わっているのは間違いないので、そこの変わったところで前の速さを消したくて対応していたと思うのですが、前半は失点シーン以外は作らせなかったと思います。中締めも良かったですし、外に追い出す仕事も非常に連続性があって一瞬も休むことなくやれたと思いますし、決定的なシーンも何回か作れたので前半の0対1は妥当かなという展開で。これも選手たちに戦前伝えていたのですが、2点取らなくては勝てないと。何故かといえば、グランパスがずっと攻撃的にやってきている中で、点が取れて結果が出ているというのは明らかだったので、我々は1失点は覚悟していて2点取らなくてはいけないなというゲーム展開だったと思います。何点目が痛いといえばきりがないのですが、後半を総括すると普段起きないようなことが何シーンも起きてしまって、失点に直結することが多くなってしまいました。

これから国際マッチデ―に入って2週間空くのが、我々にとったらネガティブにならずにポジティブにやれる時間と信じてやりたいですし、トップ5という目標よりも残留争いという生々しい方に下方修正しなくてはいけないと思っているので、得失点差もだいぶマイナスになってしまいましたし、今後もしっかり顔を上げて選手たちと共にやっていきたいと思っています。

大井 健太郎

大井 健太郎

選手

──今日の試合を振り返って

前半0対1で負けていましたが、非常に良い戦いが出来ていたと思います。そうした中、後半に自分のミスからの失点で勝負を決めてしまったかなと。0対1のままいければ、チャンスもあったので、1対1に追いつくことが出来ればもっと可能性は広がったと思いますし、あの2失点目が非常にもったいなかったと思います。ミスに絡んだ失点が多かったですし、ああいうディフェンスラインでのミスが多く出れば失点にも繋がってしまいます。あとは、0対2になって前がかりになって人数をかけて攻めていく中でのカウンターというところでは、なかなか守りづらいところもあると思います。もちろんこんなに失点することは良くないことなので、しっかりと顔を上げて、1週空くので次に切り替えることが大事かなと。反省をしっかりして、切り替えることです。

──最後のゴールについて

自分自身チャンスがありましたし、自分のシュートを相手に当ててしまったところから失点してしまったので、あそこでしっかり決めることができるようにと。ただ、ゴールのことよりも失点を減らすこと、自分のミスからの失点というところをしっかり反省して、次に繋げたいと思います。

田口 泰士

田口 泰士

選手

──今日の結果を振り返って

自分たちのミスからリズムを崩してしまった結果、大敗してしまいました。自分たちのリズムで出来ている時間もありましたが、そういったときに得点を奪えないことが今の僕たちの力だと思いますし、前半を0対1で折り返したというのは後半に繋がる内容だったと思うのですが、自分たちのミスから失点してしまい、結果として、少し集中力が切れてしまったかなと思います。

──次の試合に向けて

少し期間が空くということをポジティブに捉えて、しっかりチームとして反省すべきところをして、下を向いていても変わらないので、次の試合に向けて、また取り組んでいきたいと思います。

──リーグ戦は残り9節と終盤に入ってきます

下も見えてしまっていると思いますし、本当に危機感を持って全員で取り組まないといけません。切り替えてしっかりやっていきたいです。

小川 大貴

小川 大貴

選手

──試合を振り返って

全体を通してイージーなミスからの失点が多く出てしまいました。そこはしてはいけない失点なので、しっかりと改善していかなくてはいけません。中途半端にロストしてカウンターをくらって失点というシーンが多くありましたし、自分たちのチャンスから一気に失点という場面もあったので、やっぱりシュートを打ち切ること、やり切ることが大事ですし、その後のリスク管理というのが、相手が攻め残りをしているというのがあった中で、そこのケアというのはもっとする必要があったのかなと思います。

──惜しいシュートもありました

あのシュートが入っていれば1対1で流れもだいぶ変わっていたと思いますし、押し込まれていた中で、自分たちもだいぶボールを持てるようになってから、どうしても中へ中へとなってしまった場面も多かったと思うので、そこを広げて、攻撃のバリエーションやイマジネーションというのを、もっともっと練習からやっていかなければいけないなと。シュートはチーム全体で19本打っているので、あとは精度をもっと上げていかなくてはいけないと感じています。

名古屋グランパス 風間八宏監督

──試合の総括

90分全てが良かったわけではないですけど、要所要所で自分たちが何をすべきかということをしっかり合わせたことは良かったですが、距離が少し伸びてしまったことで、特に1点取ってからはまだそういうところがあるので、自分たちの中で気付くようにしていってくれればと思います。