19:00 ヤマハスタジアム
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監督
(記者の皆さんは)自分が監督に就任した時のことを覚えていますか?あの時は4試合連続引き分けで、山形にここで負けて、アウェイ札幌でどうにか1対1で追いついた。残り6試合で1勝も出来ずに、そのままプレーオフにいってしまってという、あの流れを思い出すような展開の中での今日のゲーム。あれを経験した人間が何人かいたので、ミーティングでもそれを伝えながら、宮崎辺りは覚えていませんでしたけど(笑)、僕の中では4試合連続の引き分けが、教訓になっているのかなと思っています。攻撃的なカードを切るタイミングは、暑さの中で非常に難しいものでしたけど、あれだけボールロストしていた人間が同点ゴールを入れるという、やはり正解はわからないというのがサッカーの神髄だと改めて実感しました。潮目が変わったのは(仙台の)西村選手がカミック(カミンスキー)と1対1になりかけて、左足で外にふかしたあのシーンからで、あそこから我々に流れが傾いたのかなと思います。
ゲーム全体を通して、3バックでは上手くいかないと思ったので早々に4バックに変えて、そんな中、前半の最後に点が取れたので流れも良かったと思います。相手が(我々の)4バックに気づくのにちょっと時間がかかったような気がしますし、そこからボールを握ってサッカーをしようという中で、少し暑さの影響が出たと思いますけど、お互い良いところでのミスが多かったり、セカンドボールのつぶし合いの中で、こぼれた方にビッグチャンスが生まれたりというゲーム展開になってしまったと思います。
ともあれ勝ったことが非常に大きいですし、この1勝で何かが変わるのではなくて、次に繋がる1勝になって欲しいと思っていますし、病室にいる新里に向けて良い勇気づけの3ポイントになったと断言できます。
選手は前半の4バックに変えたタイミングでは、もう変えちゃうの?という感じだったかもしれませんが、変えてすぐの5分間がもの凄く良い流れが出来て。プラス後の川又のヘディングシュートまで、相手は我々を本当に掴まえづらくなったり、クリアが我々の最終ラインに引っかかったりしていったので、立ち位置も正しかったと思いますし、アプローチのスピード、アングルが、味方同士はもちろん敵のボールホルダーに対しても3バックよりもより近く、それもあってあの15分を押し込めた大きな要因になったと思っています。システム変更に関しては必ずキックオフ前に「こうなったらこうするぞ」と選手たちに伝えてあるので、その通り従順に動いてくれたと思いますし、3週間ほど前から4バックを何度もやってきていて。実は前節勝ったら今日は最初から4バックの予定だったのですが、勝てなかったので、少し時間は使ってしまいましたけど、結果論で言えば成功だったなと思います。
試合前日のファニーゲームで(大井)健太郎がよく点を決めているので、それが活きているのかなと思いますし、昨シーズンキャリアハイの5点を取った中で、今シーズンなかなか点が取れない、しかし中断明けから天皇杯含めもう3点取っている。彼の責任感の強さと、ゴールへのあくなき執着心と嗅覚というものは出ているので、セットプレーからのゴールになると思いますが、(中村)俊輔のいない中で、そうした数字が上がってくればまたバリエーションも多くなりますし、今日は(上原)力也のボールは変化もありましたし非常に良かったので、今後も続けて欲しいなと。新里なき今、健太郎、(高橋)祥平にかかる重責は非常に大きいと思うので、彼らが壊れないことを祈りつつ100のパフォーマンスを出し続けて欲しいなと思っています。
選手
だいぶ勝てていませんでしたし、4引き分けというのもあって、良いゲームもあれば悪いゲームもあった中で、粘り強く戦った結果が今日に繋がったと思います。この7戦を無駄にせずにまた次に繋げていきたいです。今日はゴールを決めることは出来ましたが、自分の出来はあまり良くなかったなと。もう一回コンディションをしっかり作って、負荷をかけられるときはしっかりとトレーニングをして、暑い中でもしっかり戦えるようにしたいと思います。
先制されましたが、前半も45分くらいに(川又)堅碁が決めて勇気を与えてくれましたし、後半も先に点を取られた中で、交代した選手が力を発揮してくれて追いつくことが出来ました。ゴールシーンを振り返ると、こぼれ球に(田口)泰士が反応しているのが見えたので、ふかさないで打ってくれることを願って、ファーで待っていました。ラッキーゴールです。
(新里)亮だけではなく、アダ(アダイウトン)であったりムサ(ムサエフ)であったり、怪我人以外の出ていない選手の想いというのは常に感じてプレーしていますし、11人しかプレー出来ませんが、ジュビロのクラブカラーとしてチームとして戦うということは、名波さんが常に示してくれていることだと思うので、そういう気持で常に臨んでいます。そういう中で、亮に力を与えることが出来ればいいなという想いはみんなが持っていたと思うので、試合前もそういう話をして出ていきました。
先に取られてしまって追いついて、また取られてと厳しい展開が続きましたが、誰も諦めることなく追いついて、そして逆転までという気持ちを持って臨んでいたと思うので、それが結果となって出て良かったです。
練習していることを試合で出さないと意味はないと思いますし、チャンスがあればああいうシーンはどんどん増やしていきたいと思っています。あの場面は、(川又)堅碁が見えていましたし、堅碁なら決めてくれるだろうという想いがあったので、イメージ通りのボールでしたし、堅碁もああいうボールに強いので、よく決めてくれたなと思います。
そうですね。やっぱりこの1勝だけで終わらせずに、ここから厳しい夏を乗り越えるためにも練習を続けて、一つでも順位を上げていきたいなと思います。
フォーメーションや立ち位置が変わっても、やるべきことは変わらないですし、その対応は自分の頭の中にも入っていると思っているので、スムーズに入れたかなと思います。
シュートのつもりで打ちはしたのですが、味方も多くいるのは分かっていたので、ふかすことだけはやめようと下の方を狙って打ちました。いい感じで(大井)健太郎君の方に行ってくれて良かったです。
そうですね。辛い想いをしていると思いますし、仲間なので。ショックな怪我でしたし、試合前にもみんなで話していたので、勝利を届けることが出来て良かったです。
そこまで大きく仕事が変わることはないですし、チームのバランスを見ながらやろうと思っていました。初めてのポジションではないですし、すんなり入ることができました。
積み上げてきた勝点4がプラスになったと思います。ただ、まだ1勝しただけなので、連勝できるように切り替えていきたいと思います。
あまり中盤のプレッシャーも激しくなかったですし、ボールを持てる時間があった中で、慌てずに長短のパスを織り交ぜながらやりたいなと思っていました。ただ、もっとチームとして、どういう声かけをしていくかという部分も大切になってくると感じています。
あの場面に関しては、真ん中で前を向いてサイドに展開できたという流れは良かったと思いますし、(川又)堅碁がよく決めてくれました。
リーグ戦に出始めてから、ずっと点を取りたいという気持ちと、自分がプロに入ると決まったときからリーグで取りたいという強い気持ちはいつも持っていたので、結果的にチームの勝利に繋がるようなゴールを取ることができて、まずはホッとしています。
動き出しで自分らしさを出して、というところだったと思います。入りは自分としては良くなかったので、なんとか点を決めることが出来たという部分は評価出来るかなと思います。
味方との関係性というのは出来てきていると思いますし、前に比べると自分も自信を持って出来ているので、それがこのゴールに繋がったのかなと思います。
そうですね。もう打つだけというボールをいただいたので、本当に感謝しています。前回も松浦さんから良いボールがきて、今回は川又さんから良いボールが出てきて、何が何でも決めてやるぞという気持ちは持っていましたし、気持ちで負けないという想いを持って打ちました。
とにかく練習するだけだと思っています。1点決めたからどうだというのはないですし、これからも続けていきたいです。
ゴール前に入って行くという気持ちは持っていたので、川又さんがすごく良い抜け出しをしてくれましたし、本当に中に行くだけだという気持ちで入っていきました。
チームの勝利に自分が貢献しているという経験があまりなかったので、本当に今日は得点という形だけでしたが、それでも貢献出来たというのが、ひとつ自分としても自信になりますし、これを続けていくだけかなと思います。
気持ち良いですね。ずっと欲していましたが、鹿島戦では同点に追いつかれて、そのあと2試合は点が取れなくて、前節もビハインドから1点取り返して引き分けてからの今日だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
練習の形が出来ていたかなという想いです。ナギ(櫻内)のクロスはもちろん、それ以外でもほかの選手から良いところに上がってきました。僕が競りやすかったり、どこで欲しいとか、そういったことを練習から取り組んできた成果が出てきているなと。あの場面以外にも、良いクロスがたくさん上がっているので、決められるようにこれからも続けていきたいです。
本当は自分で打つつもりでしたが、(中野)誠也はこの前もああいう形でゴールを決められていなかったので欲していたと思いますし、良い形でアシスト出来たと思います。あそこに入ってきてくれなかったら俺が打っていたので、俺が2点取っていたところだったのですが…あいつに取られましたね(笑)。
(大井)健太郎君が最後は押し込んでくれましたが、みんなの気持ちがあそこに詰まっていると思いますし、非常にタフにファイト出来たと思います。
今ケガ人も少し増えてきて、勝ちから遠ざかっているような状況で、このゲームが一つの山場だという想いと話をして乗り込んできました。勝点3に繋げることが出来ず非常に悔しく思っていますが、我々がここから逃げ出さなければ、この先にまだ挽回出来るチャンスはありますので、前を向いて次のゲームに臨んでいきたいと思います。
名波 浩
監督
──試合の総括
(記者の皆さんは)自分が監督に就任した時のことを覚えていますか?あの時は4試合連続引き分けで、山形にここで負けて、アウェイ札幌でどうにか1対1で追いついた。残り6試合で1勝も出来ずに、そのままプレーオフにいってしまってという、あの流れを思い出すような展開の中での今日のゲーム。あれを経験した人間が何人かいたので、ミーティングでもそれを伝えながら、宮崎辺りは覚えていませんでしたけど(笑)、僕の中では4試合連続の引き分けが、教訓になっているのかなと思っています。攻撃的なカードを切るタイミングは、暑さの中で非常に難しいものでしたけど、あれだけボールロストしていた人間が同点ゴールを入れるという、やはり正解はわからないというのがサッカーの神髄だと改めて実感しました。潮目が変わったのは(仙台の)西村選手がカミック(カミンスキー)と1対1になりかけて、左足で外にふかしたあのシーンからで、あそこから我々に流れが傾いたのかなと思います。
ゲーム全体を通して、3バックでは上手くいかないと思ったので早々に4バックに変えて、そんな中、前半の最後に点が取れたので流れも良かったと思います。相手が(我々の)4バックに気づくのにちょっと時間がかかったような気がしますし、そこからボールを握ってサッカーをしようという中で、少し暑さの影響が出たと思いますけど、お互い良いところでのミスが多かったり、セカンドボールのつぶし合いの中で、こぼれた方にビッグチャンスが生まれたりというゲーム展開になってしまったと思います。
ともあれ勝ったことが非常に大きいですし、この1勝で何かが変わるのではなくて、次に繋がる1勝になって欲しいと思っていますし、病室にいる新里に向けて良い勇気づけの3ポイントになったと断言できます。
──システム変更について
選手は前半の4バックに変えたタイミングでは、もう変えちゃうの?という感じだったかもしれませんが、変えてすぐの5分間がもの凄く良い流れが出来て。プラス後の川又のヘディングシュートまで、相手は我々を本当に掴まえづらくなったり、クリアが我々の最終ラインに引っかかったりしていったので、立ち位置も正しかったと思いますし、アプローチのスピード、アングルが、味方同士はもちろん敵のボールホルダーに対しても3バックよりもより近く、それもあってあの15分を押し込めた大きな要因になったと思っています。システム変更に関しては必ずキックオフ前に「こうなったらこうするぞ」と選手たちに伝えてあるので、その通り従順に動いてくれたと思いますし、3週間ほど前から4バックを何度もやってきていて。実は前節勝ったら今日は最初から4バックの予定だったのですが、勝てなかったので、少し時間は使ってしまいましたけど、結果論で言えば成功だったなと思います。
──2試合連続で後半アディショナルタイムにゴールを決めた大井選手について
試合前日のファニーゲームで(大井)健太郎がよく点を決めているので、それが活きているのかなと思いますし、昨シーズンキャリアハイの5点を取った中で、今シーズンなかなか点が取れない、しかし中断明けから天皇杯含めもう3点取っている。彼の責任感の強さと、ゴールへのあくなき執着心と嗅覚というものは出ているので、セットプレーからのゴールになると思いますが、(中村)俊輔のいない中で、そうした数字が上がってくればまたバリエーションも多くなりますし、今日は(上原)力也のボールは変化もありましたし非常に良かったので、今後も続けて欲しいなと。新里なき今、健太郎、(高橋)祥平にかかる重責は非常に大きいと思うので、彼らが壊れないことを祈りつつ100のパフォーマンスを出し続けて欲しいなと思っています。
大井 健太郎
選手
──久しぶりの勝点3を手にしました
だいぶ勝てていませんでしたし、4引き分けというのもあって、良いゲームもあれば悪いゲームもあった中で、粘り強く戦った結果が今日に繋がったと思います。この7戦を無駄にせずにまた次に繋げていきたいです。今日はゴールを決めることは出来ましたが、自分の出来はあまり良くなかったなと。もう一回コンディションをしっかり作って、負荷をかけられるときはしっかりとトレーニングをして、暑い中でもしっかり戦えるようにしたいと思います。
──2試合連続で後半アディショナルタイムにゴールを決めました
先制されましたが、前半も45分くらいに(川又)堅碁が決めて勇気を与えてくれましたし、後半も先に点を取られた中で、交代した選手が力を発揮してくれて追いつくことが出来ました。ゴールシーンを振り返ると、こぼれ球に(田口)泰士が反応しているのが見えたので、ふかさないで打ってくれることを願って、ファーで待っていました。ラッキーゴールです。
──新里選手の分も、という想いもあったのでしょうか?
(新里)亮だけではなく、アダ(アダイウトン)であったりムサ(ムサエフ)であったり、怪我人以外の出ていない選手の想いというのは常に感じてプレーしていますし、11人しかプレー出来ませんが、ジュビロのクラブカラーとしてチームとして戦うということは、名波さんが常に示してくれていることだと思うので、そういう気持で常に臨んでいます。そういう中で、亮に力を与えることが出来ればいいなという想いはみんなが持っていたと思うので、試合前もそういう話をして出ていきました。
櫻内 渚
選手
──試合を振り返って
先に取られてしまって追いついて、また取られてと厳しい展開が続きましたが、誰も諦めることなく追いついて、そして逆転までという気持ちを持って臨んでいたと思うので、それが結果となって出て良かったです。
──川又選手のゴールをクロスからアシストしました
練習していることを試合で出さないと意味はないと思いますし、チャンスがあればああいうシーンはどんどん増やしていきたいと思っています。あの場面は、(川又)堅碁が見えていましたし、堅碁なら決めてくれるだろうという想いがあったので、イメージ通りのボールでしたし、堅碁もああいうボールに強いので、よく決めてくれたなと思います。
──久しぶりの勝利となりました
そうですね。やっぱりこの1勝だけで終わらせずに、ここから厳しい夏を乗り越えるためにも練習を続けて、一つでも順位を上げていきたいなと思います。
──3バックからスタートし、途中から4バックへとシステム変更もありました
フォーメーションや立ち位置が変わっても、やるべきことは変わらないですし、その対応は自分の頭の中にも入っていると思っているので、スムーズに入れたかなと思います。
田口 泰士
選手
──大井選手の逆転ゴールに繋がった場面は、みんなの想いが詰まったゴールだったのでは?
シュートのつもりで打ちはしたのですが、味方も多くいるのは分かっていたので、ふかすことだけはやめようと下の方を狙って打ちました。いい感じで(大井)健太郎君の方に行ってくれて良かったです。
──新里選手への想いもありましたか?
そうですね。辛い想いをしていると思いますし、仲間なので。ショックな怪我でしたし、試合前にもみんなで話していたので、勝利を届けることが出来て良かったです。
──アンカーポジションでスタートしました
そこまで大きく仕事が変わることはないですし、チームのバランスを見ながらやろうと思っていました。初めてのポジションではないですし、すんなり入ることができました。
──久しぶりの勝点3でした
積み上げてきた勝点4がプラスになったと思います。ただ、まだ1勝しただけなので、連勝できるように切り替えていきたいと思います。
──攻撃の組み立てで一番意識していたことは?
あまり中盤のプレッシャーも激しくなかったですし、ボールを持てる時間があった中で、慌てずに長短のパスを織り交ぜながらやりたいなと思っていました。ただ、もっとチームとして、どういう声かけをしていくかという部分も大切になってくると感じています。
──川又選手のゴールも田口選手の展開から生まれました
あの場面に関しては、真ん中で前を向いてサイドに展開できたという流れは良かったと思いますし、(川又)堅碁がよく決めてくれました。
中野 誠也
選手
──リーグ戦初ゴールが生まれました
リーグ戦に出始めてから、ずっと点を取りたいという気持ちと、自分がプロに入ると決まったときからリーグで取りたいという強い気持ちはいつも持っていたので、結果的にチームの勝利に繋がるようなゴールを取ることができて、まずはホッとしています。
──交代のとき名波監督からの指示は?
動き出しで自分らしさを出して、というところだったと思います。入りは自分としては良くなかったので、なんとか点を決めることが出来たという部分は評価出来るかなと思います。
──前節も惜しいシュートがありました
味方との関係性というのは出来てきていると思いますし、前に比べると自分も自信を持って出来ているので、それがこのゴールに繋がったのかなと思います。
──川又選手からのアシストでした
そうですね。もう打つだけというボールをいただいたので、本当に感謝しています。前回も松浦さんから良いボールがきて、今回は川又さんから良いボールが出てきて、何が何でも決めてやるぞという気持ちは持っていましたし、気持ちで負けないという想いを持って打ちました。
──日々の努力が実りましたか?
とにかく練習するだけだと思っています。1点決めたからどうだというのはないですし、これからも続けていきたいです。
──ゴールシーンに繋がった場面で、山田選手がボールを持った時はどのようなイメージでしたか?
ゴール前に入って行くという気持ちは持っていたので、川又さんがすごく良い抜け出しをしてくれましたし、本当に中に行くだけだという気持ちで入っていきました。
──久しぶりの勝利です
チームの勝利に自分が貢献しているという経験があまりなかったので、本当に今日は得点という形だけでしたが、それでも貢献出来たというのが、ひとつ自分としても自信になりますし、これを続けていくだけかなと思います。
川又 堅碁
選手
──7試合ぶりの勝点3です
気持ち良いですね。ずっと欲していましたが、鹿島戦では同点に追いつかれて、そのあと2試合は点が取れなくて、前節もビハインドから1点取り返して引き分けてからの今日だったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
──前半アディショナルタイムにヘディングシュートが決まりました
練習の形が出来ていたかなという想いです。ナギ(櫻内)のクロスはもちろん、それ以外でもほかの選手から良いところに上がってきました。僕が競りやすかったり、どこで欲しいとか、そういったことを練習から取り組んできた成果が出てきているなと。あの場面以外にも、良いクロスがたくさん上がっているので、決められるようにこれからも続けていきたいです。
──後半には、中野選手のJ1初ゴールをお膳立てしました
本当は自分で打つつもりでしたが、(中野)誠也はこの前もああいう形でゴールを決められていなかったので欲していたと思いますし、良い形でアシスト出来たと思います。あそこに入ってきてくれなかったら俺が打っていたので、俺が2点取っていたところだったのですが…あいつに取られましたね(笑)。
──最後は大井選手が逆転ゴールを決めてくれました
(大井)健太郎君が最後は押し込んでくれましたが、みんなの気持ちがあそこに詰まっていると思いますし、非常にタフにファイト出来たと思います。
ベガルタ仙台 渡邉晋監督
──試合の総括
今ケガ人も少し増えてきて、勝ちから遠ざかっているような状況で、このゲームが一つの山場だという想いと話をして乗り込んできました。勝点3に繋げることが出来ず非常に悔しく思っていますが、我々がここから逃げ出さなければ、この先にまだ挽回出来るチャンスはありますので、前を向いて次のゲームに臨んでいきたいと思います。