試合速報

  • 0 終了 2
  • 札幌

2017年3月15日 vs 北海道コンサドーレ札幌

19:00 ヤマハスタジアム

インタビュー他

名波 浩

監督

──試合の総括

リーグ戦に絡めなかった選手や、スタメンで出られなかった選手、フレッシュな選手が多かったのですが、立ち上がり15分まではリラックスしきれずに、ちょっと硬く入ってしまったのかなと。ただ、そこでベンチサイドが何かを言う前に、選手が流動性を持ってアクションを起こし出したので、人もボールも動き出し、シュートも増えたのかなと思います。おおざっぱな事を言えば、決定的なものを決めていれば、そんなに難しい相手ではなかったのかなと。選手たちには言ったのですが、僕が一番悲しいと思ったのは、勝敗を分けた1点目の失点のシーンで、左サイドでボールを失ってから何人が全力で帰っていたか。それからボールが深いところに行った時に、どれくらいボールに寄せようとしていたか。危険な所を消そうとしていたか。声も含めてですが、シーズンの始まりからずっと言ってきたことを、大事な所で『まだ大丈夫だろう』と、『誰かがやってくれるだろう』と、そういう気持ちになってしまって、それが失点に繋がってしまったのかなと。2失点目は前がかりになっていたところと、メンバー交代の中で多少バランスが崩れていたところもあったので、いた仕方ないとして、あの1点目がゲームを分けた全てだったなと思います。

土曜日のリーグ戦に繋がるゲームをしたかったのですが、なかなかそうは上手くいかないのが、我々ホームゲームの最近の常になってきてしまっているので、ホームで早く勝ちをサポーターに届けたいと思いますし、もう少し球際、対人のところでも気持ちの入ったところを見せながら、ゴールに迫っていく回数も増やしながらやっていきたいと思います。全体的にはアピールしようとした選手が何人かいたのは、多少の収穫かと思います。

松浦 拓弥

松浦 拓弥

選手

──試合を振り返って

後半はシュート数が明らかに減ってしまったので、もう少し改善が必要だと思います。攻撃も守備でも、みんなコミュニケーションをしっかりとれていましたし、縦パスなど何本か良いイメージでボールを回せた場面もありました。ただ、本当に最後のフィニッシュのところできっちり決めないといけないなと。先週の大宮戦で勝利を挙げることができたので、今日も勝って神戸戦に向けて勢いをつけたかったのですが、決定的な場面を外してしまうとこうなってしまうなと。そこはチームとしての課題ですし、できることをこれからも練習でしっかりやっていきたいと思います。

松本 昌也

松本 昌也

選手

──試合を振り返って

(シュートチャンスの場面は)慌ててしまった部分もありますし、あそこをしっかり決めきれないと点に繋がらないので、そこは反省点です。今日は負けてしまいましたし、自分自身納得はいっていません。前の連動性だったりというものは、前半15分くらいからだんだん出せるようになってきたので、それをスタートから最後まで90分間やり続けることができればベストだと思いますし、あとはシュートを決めきることができれば、勝ちに繋がると思います。

小川 航基

小川 航基

選手

──試合を振り返って

緊張することなく、いつも通り堂々とプレーをすることを心掛けてピッチに入ったのですが、なかなかシュートを決定機で決めることができなかったのは不甲斐なかったと思います。シュートに行くまでは完璧とは言えないですが、それでも良かった部分もあったかなと。ただ、肝心のフィニッシュの部分が成功しないと意味がありません。やれたところ、やれなかったところと課題が見つかったので、これからの糧にしていきたいと思います。後半は途中から足をつりそうになってしまったりと、まだまだ自分の準備不足を感じました。まずはそこの改善と、決定機を確実に決め切るということを、練習から今まで以上に努力をしていかなくてはいけません。ジュビロの勝利に貢献できるよう、頑張りたいです。今日は負けてしまって悔しいですが、ピッチに立って改めて試合は楽しいものだなと感じました。もっと試合に出たいですし、ジュビロで結果を出したいなと。これからの努力あるのみだと思います。

小川 大貴

小川 大貴

選手

──怪我を乗り越えて昨年6月以来の公式戦出場となりました

9ヶ月ぶりくらいの公式戦でしたが、思い切ってやっていこうと思いピッチに立ちました。最初の30分くらいは硬い入りになってしまいましたが、それでも自分のやろうとしたことはできたかなとは思います。徐々に自分たちのペースにできてきた中で、やっぱり先制点を取れないと、こういったゲームになってしまうのかなと。あの1失点で流れが相手にいってしまいましたし、攻めているときや支配できているときだからこそ、ああいう失点はやってはいけないことだと思います。攻めているときこそ、ディフェンダーの一人としてはしっかりケアをしていかないといけません。個人としては90分出場できたことは、せめてもの良い点だと思いますが、それでもやっぱり試合に勝たないと選手として悔しいですし、このゲームをしっかり見直して、チームとしてもっとああしたい、こうしたいということを追及していって、これからのリーグ戦に繋げることができればいいなと思います。今週末対戦する神戸は首位ですが、恐れることなく試合に臨むことができれば今日の敗戦が無駄にならないかなと思います。この9ヶ月は長かったようで、短かったのかなと。こうやってピッチに自分が立てるというのは、本当に多くの人に支えてもらっているんだなということを強く感じましたし、今日は子どもを抱いて入場しましたが、家族だったり、チームのスタッフの方々、そういった人たちの支えがあったから、こうやってピッチに立てるんだなということを、一歩一歩噛み締めながらプレーできた90分でした。

針谷 岳晃

針谷 岳晃

選手

──プロデビュー戦を振り返って

まずは試合に出場できたということでほっとしましたし、思ったよりも緊張せず試合に入ることができたので、そこは良かったところです。監督からは、相手の間でボールを受けるということ、それからいつも通り落ち着いてプレーすることを言われました。その言葉で緊張も少しほぐれたので、とても良かったです。ただ、ボールに絡む回数はまだ少なかったですし、途中から出たので流れを変えたいと思っていましたが、なかなか上手くいかず、そこは次への課題です。球際の部分もまだ弱いので、それもこれからの課題だと思います。ワンタッチでのプレーは自分の得意な部分です。今日は成功したところと少しずれてしまったところがあるので、練習からもっと周りの選手たちと合わせていきたいです。スタメンで試合に出たいということは一番強く思っていることですが、たとえそれが叶わなかったとしても、いつでも行ける準備をして、チームを良い方向に持っていけるような選手になっていきたいと思います。そして、サポーターの皆さんに認めてもらえるような選手になりたいと思います。

北海道コンサドーレ札幌 四方田修平監督

──試合の総括

ルヴァンカップ初戦ということで、普段実戦経験の少ない選手を多く起用したのですが、そういった選手が非常に良い経験を積んだということと、チームとしてひとつになって勝利を掴めたということが非常に良かったと思います。課題も沢山見つかったので、それを克服し進歩していきたいと思いますし、こういった勝利はチームとしても雰囲気も勢いもつきますので、この勢いをリーグ戦に繋げていきたいと思います。