2017年3月18日 vs ヴィッセル神戸
16:00 ノエスタ
前節ジュビロは、中村俊輔と川又堅碁の新加入選手2人にゴールが生まれ、リーグ戦初勝利を挙げた。今日もその勢いのままヴィッセル神戸のホームに乗り込み、2連勝を目指す。
ジュビロの予想フォーメーションは【4-2-3-1】。GKにカミンスキー、最終ラインは右から小川大貴、櫻内渚、大井健太郎、宮崎智彦。ダブルボランチに、川辺駿とムサエフ。中盤2列目は右から太田吉彰、中村俊輔、アダイウトン。ワントップに川又堅碁という並びが予想される。
今週水曜日のルヴァンカップで、昨年6月に負傷して以来約9ヶ月ぶりにピッチに立った小川大貴が右サイドバックで先発。身体を張った対人プレーの強さや、スピード感あふれるドリブル突破など、今日も持ち味を存分に発揮してくれるだろう。また、大宮戦前の練習中に足を痛め、前節は大事をとって欠場した森下がベンチに復帰。今週のトレーニングから安定したパフォーマンスを見せるなど、コンディションに問題はなさそうだ。
対する神戸の予想フォーメーションは【4-4-2】。GKにキム スンギュ。最終ラインは右から高橋峻希、岩波拓也、渡部博文、橋本和。ダブルボランチに藤田直之とニウトン。中盤2列目の右ワイドに松下佳貴、左に大森晃太郎。2トップにウエスクレイと渡邉千真という並びか。
神戸はJ1リーグで唯一、開幕から3連勝しているチームだ。昨年11ゴールのペドロ ジュニオールが移籍、さらにリーグトップタイの19得点を挙げたレアンドロを怪我で欠く中での戦いが続いているが、昨シーズン2ndステージ2位、年間7位の実力は健在。攻守ともにバランスが良く、ネルシーニョ監督のサッカーが浸透している。ジュビロにとって強敵であることは間違いないが、今年も数々のファインセーブを見せ、ジュビロゴールを死守しているカミンスキーや、守備の要としてプレーや声でチームを牽引している大井らが中心となり、好調な相手の攻撃陣を封じてくれるはずだ。また、「試合を重ねるたびに味方とのコンビネーションが良くなっている」と指揮官が評価しているボランチのムサエフにも注目だ。ここまで、的確なポジショニングからピンチの芽を摘むなど、持ち前の守備で実力を発揮してきただけではなく、前線への積極的なドリブル突破など、攻撃でも存在感を示している。今日も、攻守にわたって頼れるボランチがどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみにしたい。
キックオフはこのあと16時。ノエビアスタジアム神戸の天候は曇りで、少し肌寒い。