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2015年11月14日 vs 横浜FC

14:00 ヤマハスタジアム

インタビュー他

名波 浩

監督

──感想

しぶとく横浜FCが守ったので、なかなか上手く崩すことができなかったスコアレスドローだったなと思います。ただ、次節、圧倒的有利な状況には変わりないと思うので、勝点3を目がけて、やっていきたいと思います。

私事ですが、一昨日の夜、父親が他界しまして、ヴェルディ戦の前々日あたりから体調が一気に悪くなり、前節・今節とスタジアムに見に来る予定でしたが、残り2試合というところで、体が持たずに逝ってしまいました。

最後、この10日間ぐらいは心のバランスを保つことが、非常に厳しく、何を考えて、何を行動に起こせばいいのか、そういった正しいジャッジもできなかったかもしれませんが、素晴らしいスタッフと選手たちのおかげで、気持ちを晴らしながら試合、トレーニングに向かうことができたと思います。

最後、ピッチの中で、選手たちが歩いている後ろ姿を見ながら、こいつらなら必ずやれると、勝点3を磐田に必ず持って帰れると確信しました。最後、メインスタンドで挨拶する時に、自分の家族が目に入ってしまったので、ちょっと涙をこらえることができずピッチを早々に後にしましたが、次節への想いはより強まったかなと思います。

上田 康太

上田 康太

選手

勝てなかったことが残念です。キックオフから自分たちのプレーが出せなかったですし、硬くなってしまっていたのかなと思います。

──試合前に、他会場でアビスパ福岡が勝った中、プレッシャーはありましたか?

プレッシャーはあったと思いますが、チームとしてのポジティブに練習に取り組んでいましたし、試合前もいい雰囲気でしたし、それをもっともっとゲームで出さなければいけませんでした。

──次節へ向けて

サポーターのみなさんにこれだけ来ていただき、勝利できなかったことはすごく悔しいですし、申し訳ないです。ただ、前向きに考えていますし、次の試合に勝てば決まるという条件ですし、1週間しっかり準備していくことだけを考えていきたいと思います。

小林 祐希

小林 祐希

選手

次に切り替えていくしかないと思っています。相手が5枚並んでいたので、深い位置までヨシさん(太田吉彰)とか、アダ(アダイウトン)を走らせることがなかなかできなかったですし、さらにシンプルに、ワンタッチやツータッチでプレーできればと思います。

──試合前に、他会場でアビスパ福岡が勝った中、プレッシャーはありましたか?

自分自身は感じていませんが、チームの雰囲気的にそういったものが漂っていたのかもしれません。ただ、そういうことが原因で引き分けたということではなくて、点を取れなかった、最後のフィニッシュの課題という部分だと感じています。最終節も変わらずに突き詰めてやっていきます。勝つための準備を今からしていきたいです。

宮崎 智彦

宮崎 智彦

選手

──相手が5バック気味だったが?

その中でも、さらにアイディアを増やせば、打開できたと思いますし、変化をつけた攻撃がさらにできればと思います。風の影響もあり、ボールコントロールだったり、パスの出どころというものを考えてばかりいたシーンが結構あったので、そのあたり、さらに冷静になって、ゲームを読んでいければ、もう少し流れが変わったと感じています。

──試合前に、他会場でアビスパ福岡が勝った中、プレッシャーはありましたか?

そういったプレッシャーのことは考えず、いつも通りにプレーすることを意識していました。

──強風の影響は?

前半はボールが伸びましたが、前半耐えれば、後半チャンスがあると思っていましたし、前半は耐えることだけを考えていました。後半、風向きも変わり、さらにいい形で相手の陣地へ入れればよかったのですが、アイディアが足りなかったと。

──次節へ向けて

得失点による部分もありますが、勝てば上がれるという気持ちで臨みたいです。

松井 大輔

松井 大輔

選手

──前半、ベンチから戦況をどう見ていましたか?

我慢しなければいけない戦いになると感じていました。相手が5バック気味にきていたので、崩すのは簡単ではないと思って見ていました。チャンスを多く作ることができず、引き分けということで悔しいですが、最後に勝てばいいと思っています。

なかなかつなげない時間帯がありましたし、ロングボールを多用しなければいけない部分もありましたが、今は前を向いて、次の試合に臨むことだけを考えています。早く切り替えることが大事ですし、勝って昇格したいです。

横浜FC 中田仁司監督

──感想

我々横浜FCは前節で残留が決まっていました。今日の試合はジュビロ磐田さんにとって大事な試合ということで、ゲームに挑む前、選手たちに、我々は消化試合ではないし、最後まで戦う気持ちを持って戦おうという形で乗り込みました。

チームのやり方としては、ジュビロ磐田さんの前線のパワーある選手をいかにストップできて、そのこぼれ球を拾って、何とかショートカウンターで攻撃を仕掛けていきたいというプランを考えていました。ある程度できましたが、やはりジュビロ磐田さんの前線の選手のキープ力、ドリブルの突破力に苦しめられ、DFラインや南を含めてしっかり守ってくれたと思っています。

前半は0-0でいって、後半の途中から大久保選手を投入して、その隙をついて得点したいということで、一度ヘディングが惜しくもバーに当たりましたが、狙いはそこにありました。何とかあれを入れたかったと思っていますが、ジュビロ磐田さんの気迫あるプレーでそう簡単には入らないと。こぼれ球を拾われながら押し込まれていましたが、体を張って、失点をしないということで戦ってくれたと思います。