18:00 石川西部
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監督
前半は非常にいい流れでした。我々は天皇杯をプレーしていない選手が多いので、そのフレッシュ感が出たのではないかと思います。(相手の)決定的なシーンもあまりなかったですし、攻撃的に、常に前に重心があるような状態でした。守備でも切り替わった後の密集が速くて、それと共に分散も速かったので、相手もいいプレッシャーをかけられなかったと思います。金沢のチャンスになったシーンは我々が自陣でミスした、もしくはアンラッキーに(ボールを)失ったシーンだったかなと。
ただ、後半の立ち上がりから退場者が出るまでは、常に金沢のペースでしたし、前がかりになっている、特にボックスの外から斜めにカットインしてくる選手に対してのマークも甘く、コミュニケーションとスライドのスピードも遅くて、そのあたりを上手く突かれてしまったなと。我慢強く(失点を)ゼロで抑えたことが、結果的に2点目を生み出したと思います。
真ん中からワンツーで抜けたシーンは何試合かでいくつかはあると思いますが、それにしてもタイミングがよかったので、おそらく相手のチャレンジ・カバーというジャッジよりも先に自分たちが前に行けたということが一つです。それと、縦パス、フリック、最後の小林のシュートまでそれぞれのクオリティーが非常に高かったので、いいゴールだったと思います。
まず、(松井)大輔に関しては天皇杯でプレーしていないグループなので、非常にフレッシュだったと思います。守備でスイッチをかけてくれたり、相手の足元にボールがある時のアプローチのスピード・アングルは、チームで一番質が高いと思うので、それを存分に出してくれたと思います。ゴールという“おまけ”もついて、いい仕事をしてくれたと思います。
田中に関しては天皇杯が一つのターニングポイントで、本当にいいパフォーマンスでアビスパ福岡戦をやってくれました。彼にとっても、ホームの熊本戦(第21節)で終わらせ方を失敗したゲームがあったと思うので、『“追試”だぞ』という形で送り出しました。本当にいい仕事をしたと思います。
選手
(上田)康太くんにボールが入ったところから全てがイメージ通りにいきました。(上田)康太くんの縦パスでスイッチが入りました。自分のイメージと精度が上手くかみ合ったので、また出せるようにしたいと思います。
そのパスに関しては、(上田)康太くんのパスの勢いを弱めることだけ考えていました。浮かせたというより、浮いた、という形かもしれませんが、結果的にアダ(アダイウトン)がその浮いたボールに上手く合わせてくれました。グラウンダーのパスであれば、もしかしたら通らなかったかもしれません。
あの直前のシーンで(パスが)合わなかったので、左足に丁寧なパスを出すことを意識していました。ただ、あの前のシーンのところでパスを通さないと、自分自身のプレーヤーとしての“格”が上がっていかないと思うので、あの前のシーンで通したかったというのが本音です。
見つめ直すというより、天皇杯の戦いを見て、チームとしてどういう戦いをしなければいけないかということを改めて認識させられた部分があります。激しくボールを追いかけていましたし、ハードワークしていましたし、最後まで走っていました。この試合でそういったところで相手を上回ることができたということは、この中断期間で何かを得ることができたということだと思っています。ただ、1試合で終わらないように、次の試合もやっていかなければいけないと思っています。
最初はオフサイドポジションにいたと思いますが、パスが来る瞬間にオンサイドのポジションに戻りました。そこで上手くボールが来ました。あのフィニッシュは自分でも上手くいったと思います。相手のGKとの1対1というチャンスを上手く決めることができました。アウェイでのアビスパ福岡戦(第29節)でああいったシーンを外していたので、決めることができたと思います。ゴールパフォーマンスは“ひらめき”です(笑)。
リーグが中断している間にチームとして様々な練習ができました。守備は最終ラインだけがやることではありません。前線から始まるものですし、そのあたりで練習の成果を出すことができたと思います。
チーム全体のパフォーマンスがすごくよかったと思います。金沢は素晴らしいチームですが、この試合では我々がハードワークして、我々の“質”の部分も見せることができたと思っています。
決定機を外していたので、申し訳ないと思っていましたし、決めることができたよかったです。そして、勝ててよかったです。
守備のところでも上手く守れたと思います。チームとしてずっとやってきたことをみんなでできたと思います。
守備面に関しては、守備のスタートラインのところで、なるべく高い位置からという話をしていましたし、ラインを下げないことを意識していました。しっかりラインコントロールをすることを意識していましたし、それができたと思います。
危ないシーンは、そこまでなかったと思います。最終ラインの前のところで中盤、前線が上手くコースを切ってくれていましたし、自分はカバーリングを意識するだけでした。リーグ中断期間にやってきたことが実った試合だったと思いますし、すごくよかったと思います。
それと、個人的には相手のキーマンを自由にさせないことを意識していましたし、上手く消すことができたと思います。ただ、さらに精度を上げていきたいですし、攻撃参加の回数を増やさなければいけないと感じています。
徳島、金沢と守備力があるチームから3得点できたことはすごくよかったと思います。上手くボールを動かすことができたと思います。これを続けていきたいです。
前回の対戦から少しやり方を変えて、前回の対戦の中でジュビロさんのリズムを強いられたので、このホームで積極的に戦おうということで、守備の所でしっかりプレッシャーをかけていこうという準備の中で戦いました。0-1で、10人になるまではいい戦いができていたと思います。もう一度映像を見なければ、やってきたことがどれくらいできたのかわかりませんが、非常に自分たちが積極的に、勇気を持って戦えていたと思います。その後、10人になって、0-1の時間をもう少し作りながら1点取れればと思いましたが、2点目が早かったので、交代も含めて少しリスクを負って、1点返せるように考えましたが、3点目を入れられたところでこの試合が終わってしまったかなと。
いろんな状況の中で勝ち負けがありますが、今日負けはしましたが、選手たちはよく戦ってくれましたし、ここからが本当に自分たちの戦いになると思っています。まとまって、ばらけないで、次に戦っていきたいと思います。ホームでずっと勝てていませんし、サポーターの方に申し訳ない気持ちですが、なんとか次の試合で勝ち試合を見せられるように一生懸命やりたいと思います。
名波 浩
監督
──感想
前半は非常にいい流れでした。我々は天皇杯をプレーしていない選手が多いので、そのフレッシュ感が出たのではないかと思います。(相手の)決定的なシーンもあまりなかったですし、攻撃的に、常に前に重心があるような状態でした。守備でも切り替わった後の密集が速くて、それと共に分散も速かったので、相手もいいプレッシャーをかけられなかったと思います。金沢のチャンスになったシーンは我々が自陣でミスした、もしくはアンラッキーに(ボールを)失ったシーンだったかなと。
ただ、後半の立ち上がりから退場者が出るまでは、常に金沢のペースでしたし、前がかりになっている、特にボックスの外から斜めにカットインしてくる選手に対してのマークも甘く、コミュニケーションとスライドのスピードも遅くて、そのあたりを上手く突かれてしまったなと。我慢強く(失点を)ゼロで抑えたことが、結果的に2点目を生み出したと思います。
──前半、特に縦パスが上手く入っていたと思います。先制点の場面も含めて、評価をお願いします。
真ん中からワンツーで抜けたシーンは何試合かでいくつかはあると思いますが、それにしてもタイミングがよかったので、おそらく相手のチャレンジ・カバーというジャッジよりも先に自分たちが前に行けたということが一つです。それと、縦パス、フリック、最後の小林のシュートまでそれぞれのクオリティーが非常に高かったので、いいゴールだったと思います。
──交代カードの狙いは?
まず、(松井)大輔に関しては天皇杯でプレーしていないグループなので、非常にフレッシュだったと思います。守備でスイッチをかけてくれたり、相手の足元にボールがある時のアプローチのスピード・アングルは、チームで一番質が高いと思うので、それを存分に出してくれたと思います。ゴールという“おまけ”もついて、いい仕事をしてくれたと思います。
田中に関しては天皇杯が一つのターニングポイントで、本当にいいパフォーマンスでアビスパ福岡戦をやってくれました。彼にとっても、ホームの熊本戦(第21節)で終わらせ方を失敗したゲームがあったと思うので、『“追試”だぞ』という形で送り出しました。本当にいい仕事をしたと思います。
小林 祐希
選手
──先制点のシーンについて
(上田)康太くんにボールが入ったところから全てがイメージ通りにいきました。(上田)康太くんの縦パスでスイッチが入りました。自分のイメージと精度が上手くかみ合ったので、また出せるようにしたいと思います。
──アダイウトンとは浮いたボールでのワンツーでしたが?
そのパスに関しては、(上田)康太くんのパスの勢いを弱めることだけ考えていました。浮かせたというより、浮いた、という形かもしれませんが、結果的にアダ(アダイウトン)がその浮いたボールに上手く合わせてくれました。グラウンダーのパスであれば、もしかしたら通らなかったかもしれません。
──ジェイへのアシストについて
あの直前のシーンで(パスが)合わなかったので、左足に丁寧なパスを出すことを意識していました。ただ、あの前のシーンのところでパスを通さないと、自分自身のプレーヤーとしての“格”が上がっていかないと思うので、あの前のシーンで通したかったというのが本音です。
──リーグ中断期間で、チームとして見つめ直せた部分は?
見つめ直すというより、天皇杯の戦いを見て、チームとしてどういう戦いをしなければいけないかということを改めて認識させられた部分があります。激しくボールを追いかけていましたし、ハードワークしていましたし、最後まで走っていました。この試合でそういったところで相手を上回ることができたということは、この中断期間で何かを得ることができたということだと思っています。ただ、1試合で終わらないように、次の試合もやっていかなければいけないと思っています。
ジェイ
選手
──ゴールシーンについて
最初はオフサイドポジションにいたと思いますが、パスが来る瞬間にオンサイドのポジションに戻りました。そこで上手くボールが来ました。あのフィニッシュは自分でも上手くいったと思います。相手のGKとの1対1というチャンスを上手く決めることができました。アウェイでのアビスパ福岡戦(第29節)でああいったシーンを外していたので、決めることができたと思います。ゴールパフォーマンスは“ひらめき”です(笑)。
──完封勝利について
リーグが中断している間にチームとして様々な練習ができました。守備は最終ラインだけがやることではありません。前線から始まるものですし、そのあたりで練習の成果を出すことができたと思います。
チーム全体のパフォーマンスがすごくよかったと思います。金沢は素晴らしいチームですが、この試合では我々がハードワークして、我々の“質”の部分も見せることができたと思っています。
松井 大輔
選手
──自身のゴールについて
決定機を外していたので、申し訳ないと思っていましたし、決めることができたよかったです。そして、勝ててよかったです。
守備のところでも上手く守れたと思います。チームとしてずっとやってきたことをみんなでできたと思います。
藤田 義明
選手
守備面に関しては、守備のスタートラインのところで、なるべく高い位置からという話をしていましたし、ラインを下げないことを意識していました。しっかりラインコントロールをすることを意識していましたし、それができたと思います。
宮崎 智彦
選手
危ないシーンは、そこまでなかったと思います。最終ラインの前のところで中盤、前線が上手くコースを切ってくれていましたし、自分はカバーリングを意識するだけでした。リーグ中断期間にやってきたことが実った試合だったと思いますし、すごくよかったと思います。
それと、個人的には相手のキーマンを自由にさせないことを意識していましたし、上手く消すことができたと思います。ただ、さらに精度を上げていきたいですし、攻撃参加の回数を増やさなければいけないと感じています。
徳島、金沢と守備力があるチームから3得点できたことはすごくよかったと思います。上手くボールを動かすことができたと思います。これを続けていきたいです。
ツエーゲン金沢 ■森下仁之監督
──感想
前回の対戦から少しやり方を変えて、前回の対戦の中でジュビロさんのリズムを強いられたので、このホームで積極的に戦おうということで、守備の所でしっかりプレッシャーをかけていこうという準備の中で戦いました。0-1で、10人になるまではいい戦いができていたと思います。もう一度映像を見なければ、やってきたことがどれくらいできたのかわかりませんが、非常に自分たちが積極的に、勇気を持って戦えていたと思います。その後、10人になって、0-1の時間をもう少し作りながら1点取れればと思いましたが、2点目が早かったので、交代も含めて少しリスクを負って、1点返せるように考えましたが、3点目を入れられたところでこの試合が終わってしまったかなと。
いろんな状況の中で勝ち負けがありますが、今日負けはしましたが、選手たちはよく戦ってくれましたし、ここからが本当に自分たちの戦いになると思っています。まとまって、ばらけないで、次に戦っていきたいと思います。ホームでずっと勝てていませんし、サポーターの方に申し訳ない気持ちですが、なんとか次の試合で勝ち試合を見せられるように一生懸命やりたいと思います。