2011年8月3日 vs インデペンディエンテ
19:01 エコパスタジアム
スルガ銀行チャンピオンシップ2011SHIZUOKAが間もなくキックオフされる。
この大会は、2010Jリーグヤマザキ ナビスコカップを制した日本のクラブと、コパ・スダメリカーナ2010を制した南米のクラブが、真の勝者を争う大会だ。
その大舞台でジュビロ磐田と南米の雄・インデペンディエンテが激突することとなった。
南米のサッカーは、ボールを細かく繋ぐプレーやテンポのいいパス回し、さらには個の能力をフルに活かした突破などが魅力となっている。
このクラブは日本で知名度の高い選手はさほど多くないものの、個の能力値は驚くべきほど高く、何よりも個人個人の基礎がしっかり出来ている。
また、監督を務めるアントニオ・モハメドは長らくメキシコで監督を務め、南米のサッカーを知り尽くしている。
昨日行われた前日記者会見でも「メキシコのスタイルを取り入れながらアルゼンチンサッカーの特有の個人技、それからアグレッシブなサッカーを上手くメキシコ的なサッカーにミックスさせてその2つが上手く融合したサッカーを実現したい」と語っており、南米スタイルにメキシコスタイルを融合させるサッカーを披露してくるはずだ。
今回の大会では事前に合宿を張るなど準備に余念が無く、この大会にかける意気込みが感じられる。
一方のジュビロは、ここに来て前線にけが人が続出。
前節ベンチ入りすらなかった金園英学や、病気療養中の山崎亮平、さらにはエースの前田遼一までもが左もも裏の痛みを訴え、練習を早退。
この試合の出場も微妙なものとなってしまった。
エース不在という緊急事態となってしまったが、スーパーサブの荒田智之や、菅沼実、船谷圭祐らの活躍に期待がかかってくる。
また、先発出場が濃厚なジウシーニョは南米のブラジル出身。この大会は是が非でも勝利したい気持ちが強いことだろう。
DF陣は川口能活、駒野友一らが万全の体制で試合に入ることが出来そうだ。
相手の攻撃は普段対峙している、Jリーグのクラブとは一味も二味も違ってくる。
一瞬のスピードや、競り合い時の体の入れ方など、比べ物にはならないだろう。
それでもチーム力ではジュビロが上回るはずだ。
阿吽の連携で攻守に南米のクラブを驚かせたいところだ。
試合開始は19:00
熱いご声援宜しく御願いいたします。