14:03 ヤマハスタジアム
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監督
前半、ボールも人も非常に良い感じで動いてプレーできていましたし、守備もまずまず安定してやっていたので、非常に良かったと思います。
後半に入ってから、向こうも少しシステムを変えてきて、こちらにとって石川直宏、あるいは大竹洋平、それから向こうのボランチの辺りを誰がマークするか、それともこちらのボランチが少し前に行くのか行かないのかというところで判断しきれず、中盤のスペースができてしまい、押し込まれるという形がありましたが、最後まで粘り強く集中を切らさず、勝ち点3を取れたことが非常に良かったと思います。
ゲームを通じては2-0になって、3点目を取るチャンスが何度かあったので、そのあたりをしっかり決めて切れていれば、もっと楽なゲームをやれたのではないかと思っています。これから厳しいゲームが続くと思うので、そういう一つ一つのチャンスを確実に決めていけるようにまたやっていきたいと思います。
守備で那須大亮の分をカバーするのは難しいところがありますが、それよりも自分達でボールを保持し、自分達で主導権を握って相手に守備をさせるという時間を長くできたので、そんなに守備に負担が掛からなかったのではないかと。特に康裕(山本)、康太(上田)がボランチでプレーした時には動きもあるし、圭祐(船谷)含め、ボールの動かし方としても良いところに動かしてプレーできているので、そのあたり、守備でカバーするというよりも、攻撃のところで守備をしないように、というプレーができていたと思います。
やはり終盤はどうしても体を張って防がなければいけない場面がありますが、康太(上田)は一時、体が重く一歩一歩遅れるというゲームが少し続いていたのですが、今日のゲームでは非常に良い動きをしていましたし、危ないところをカバーできていたので、持ち直してきたかなとは思います。
また、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯もあり厳しい日程になりますが、それに向けてはいかがでしょうか?
スケジュールが厳しかった時でも、自分達でボールを保持して攻撃するという時間を、90分通してはできませんでしたが、ある程度の時間帯は、かなり良い感じでボールを回せていたので、そんなに変わってないのではないかと思います。ガンバ大阪戦(8月29日)から5試合を戦い、1試合(天皇杯2回戦)は若い選手で戦ったので、実質4連戦でしたが、4試合戦ってみて、中2日、中3日でもリカバーすることが非常に早くやれているのではないかと思います。これから土曜日、水曜日、土曜日とゲームが続いても心配はしていません。日頃から選手達は、食事面、睡眠面を注意していますし、そんなに心配はしていません。
センターバックのガンジン(イ)と古賀正紘がやはり危ないところを嗅ぎ分けることができるし、最後のところで体を張ることができるので、そういうプレーを見ていて、駒野友一もそうですし、それから康裕(山本)あたりも少しは(体を)張れるようになっていますし、センターバックの2人が安定していることが、周りの選手も体を張ることにつながっていると思いますし、“今しっかり守らなければ”という意識を浸透させていると思います。
選手
終盤、踏ん張ることができたことは大きいですし、チームとしても大きなことだと思います。後半の途中、足をつってしまいましたが、最後までプレーできてよかったです。
チームの一人一人がやるべきことをできていると思いますし、体を張って守ることができていると思います。
嬉しいのですが、僕ではないと思います(苦笑)。個人的にまだまだ課題もあります。どんな形であれ、1失点しているわけですから、ディフェンダーとして課題は残ります。毎試合失点0で終えることを目指していきたいです。
康太(上田)が前を向くと良いボールが出てくるので、それを意識してポジションを取れました。クロスボールは中の状況をよく見て上げることができなかったのですが、ジウシーニョが良いところに走り込んでくれました。
チームとして良い形で戦うことができてよかったですし、良い形で得点を取ることができました。3点目を取れなかった点は課題ではありますが、2-1のまま勝ち切ることができたことはよかったと思います。こういうゲームができたことはチームとして大きなことだと思っています。
康太(上田)が圭祐(船谷)にパスを出した時に、圭祐が良いクロスを上げてくれることを信じて中に走り込みましたが、その通り良いクロスを上げてくれました。
2-0になってから相手に1点を返されてしましたが、全員がハードワークできていましたし、次節のアウェイ・京都サンガF.C.戦(9月25日)でも勝てるようにこれを継続していきたいです。チームとして調子が良いですし、上位に行ける可能性も残されているので、さらに勝てるようにやっていきたいです。
今後、シーズンの終盤となれば、累積警告で出場停止となる選手が出てくる可能性もありますし、上位に行くためには選手層が大事になってきます。誰が出ても、勝つサッカー、ジュビロ磐田のサッカーをできればと思います。
自分が前を向いた時に、遼一(前田)さんが上手くポジションを取ってパスを引き出してくれました。そこがうちの攻撃のスイッチですし、そこにパスが入った時に複数の選手が絡むことができました。
前線や最終ラインなど周りのサポートもあったので、僕としてはあまり動きすぎずにプレーできましたし、やりにくさはなかったです。
結果が出たので自信につながりますし、こういう試合を続けていきたいです。
前半、周りのチームメイトが間のスペースでパスを引き出してくれたので、パスの出しどころには困りませんでした。
後半、前線からプレッシャーをかけにくくなりましたが、最終ラインが踏ん張ってくれましたし、何度かカウンターからチャンスを作ることができました。ただ、失点の場面ではダブルボランチの背後を使われてしまったので、課題は残りますし、修正していきたいです。
前半は非常に良い動きで相手を圧倒して、決定機を何度も作れましたし、2点取れてゲームの主導権を握れたと思います。後半、少し運動量が落ち、相手に支配されましたが、粘り強く勝つことができ、非常に良かったと思います。
2-1にされ、相手も前掛かりに来ていたので、苦しい時間帯もありましたが、みんなで集中して体を張って守ることができましたし、相手に追加点を与えず、同点とされなかったことはチームの成長だと思います。この粘り強さを続けていかなければいけないと思います。
ヤマザキナビスコカップで準決勝に駒を進めることもできましたし、みんな自信を持ってプレーできています。まだ課題もありますし、修正点もありますが、どの選手も勝利に対する執念を見せてくれていますし、冷静にゲームを進めることができているので、みんな手応えを感じながらプレーできていると思います。さらに勝利、内容にこだわり、自分達の納得のいくサッカー、結果を得られるようにこれからも頑張っていきたいです。
いつも通り自分達のサッカーをすることを意識して試合に入りました。前半、良い位置でボールを奪うことができていましたし、良い形で先制点を奪うことができて良かったです。2得点目の場面ではコマ(駒野)が良い形でボールを出してくれました。ただ、後半、決めるべきところで決めたかったです。次節の京都サンガF.C.戦(9月25日)は今日以上に大事な試合なるのでしっかり勝ち点3を取りたいです。
まずはファンの方にお礼を言いたいと思います。東京の財産であると改めて感じました。彼らの思いに報いたいと思います。
ゲームは選手達がずっとやり続けてきたことではないことを前の試合、今日の試合とやりました。このチームをもう一つラインアップさせるために、あるいは現実を帯びてきた降格争いをしないために、その二つを常に思いながら、このチームをどうするかということを選手と共に考えてきましたが、前半、選手の新しいトライを空回りさせてしまったという意味では自分の責任だと思います。(システムを)元に戻してから得点を取りましたが、やはり3、4点目を取られてもおかしくなかったゲームをやっているようでは、もっと危ない状況になると思うので、もう一度今我々は何をすべきか、ということを選手と共に一緒に準備ができればと思います。
柳下 正明
監督
──感想
前半、ボールも人も非常に良い感じで動いてプレーできていましたし、守備もまずまず安定してやっていたので、非常に良かったと思います。
後半に入ってから、向こうも少しシステムを変えてきて、こちらにとって石川直宏、あるいは大竹洋平、それから向こうのボランチの辺りを誰がマークするか、それともこちらのボランチが少し前に行くのか行かないのかというところで判断しきれず、中盤のスペースができてしまい、押し込まれるという形がありましたが、最後まで粘り強く集中を切らさず、勝ち点3を取れたことが非常に良かったと思います。
ゲームを通じては2-0になって、3点目を取るチャンスが何度かあったので、そのあたりをしっかり決めて切れていれば、もっと楽なゲームをやれたのではないかと思っています。これから厳しいゲームが続くと思うので、そういう一つ一つのチャンスを確実に決めていけるようにまたやっていきたいと思います。
──今日は最後の守り方も含め、那須大亮選手の不在を感じさせないサッカーをできたと思いますが、選手達はどういう形で上手く補うことができたのでしょうか?
守備で那須大亮の分をカバーするのは難しいところがありますが、それよりも自分達でボールを保持し、自分達で主導権を握って相手に守備をさせるという時間を長くできたので、そんなに守備に負担が掛からなかったのではないかと。特に康裕(山本)、康太(上田)がボランチでプレーした時には動きもあるし、圭祐(船谷)含め、ボールの動かし方としても良いところに動かしてプレーできているので、そのあたり、守備でカバーするというよりも、攻撃のところで守備をしないように、というプレーができていたと思います。
──それが終盤までできていたということですか?
やはり終盤はどうしても体を張って防がなければいけない場面がありますが、康太(上田)は一時、体が重く一歩一歩遅れるというゲームが少し続いていたのですが、今日のゲームでは非常に良い動きをしていましたし、危ないところをカバーできていたので、持ち直してきたかなとは思います。
──夏場、厳しい日程で苦しんだ印象がありますが、目指すサッカーはできていましたか?
また、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯もあり厳しい日程になりますが、それに向けてはいかがでしょうか?
スケジュールが厳しかった時でも、自分達でボールを保持して攻撃するという時間を、90分通してはできませんでしたが、ある程度の時間帯は、かなり良い感じでボールを回せていたので、そんなに変わってないのではないかと思います。ガンバ大阪戦(8月29日)から5試合を戦い、1試合(天皇杯2回戦)は若い選手で戦ったので、実質4連戦でしたが、4試合戦ってみて、中2日、中3日でもリカバーすることが非常に早くやれているのではないかと思います。これから土曜日、水曜日、土曜日とゲームが続いても心配はしていません。日頃から選手達は、食事面、睡眠面を注意していますし、そんなに心配はしていません。
──危ない場面はしっかり体を張ってシュートブロックにいくということが徹底できていたと思いますが、そのあたり、チーム全体として身についてきた部分でしょうか?
センターバックのガンジン(イ)と古賀正紘がやはり危ないところを嗅ぎ分けることができるし、最後のところで体を張ることができるので、そういうプレーを見ていて、駒野友一もそうですし、それから康裕(山本)あたりも少しは(体を)張れるようになっていますし、センターバックの2人が安定していることが、周りの選手も体を張ることにつながっていると思いますし、“今しっかり守らなければ”という意識を浸透させていると思います。
古賀 正紘
選手
終盤、踏ん張ることができたことは大きいですし、チームとしても大きなことだと思います。後半の途中、足をつってしまいましたが、最後までプレーできてよかったです。
チームの一人一人がやるべきことをできていると思いますし、体を張って守ることができていると思います。
──『いわしんマン・オブ・ザ・マッチ』に選出されましたが?
嬉しいのですが、僕ではないと思います(苦笑)。個人的にまだまだ課題もあります。どんな形であれ、1失点しているわけですから、ディフェンダーとして課題は残ります。毎試合失点0で終えることを目指していきたいです。
船谷 圭祐
選手
──先制点の場面について
康太(上田)が前を向くと良いボールが出てくるので、それを意識してポジションを取れました。クロスボールは中の状況をよく見て上げることができなかったのですが、ジウシーニョが良いところに走り込んでくれました。
ジウシーニョ
選手
チームとして良い形で戦うことができてよかったですし、良い形で得点を取ることができました。3点目を取れなかった点は課題ではありますが、2-1のまま勝ち切ることができたことはよかったと思います。こういうゲームができたことはチームとして大きなことだと思っています。
──得点場面について
康太(上田)が圭祐(船谷)にパスを出した時に、圭祐が良いクロスを上げてくれることを信じて中に走り込みましたが、その通り良いクロスを上げてくれました。
駒野 友一
選手
2-0になってから相手に1点を返されてしましたが、全員がハードワークできていましたし、次節のアウェイ・京都サンガF.C.戦(9月25日)でも勝てるようにこれを継続していきたいです。チームとして調子が良いですし、上位に行ける可能性も残されているので、さらに勝てるようにやっていきたいです。
──この試合、那須大亮が出場停止でしたが?
今後、シーズンの終盤となれば、累積警告で出場停止となる選手が出てくる可能性もありますし、上位に行くためには選手層が大事になってきます。誰が出ても、勝つサッカー、ジュビロ磐田のサッカーをできればと思います。
山本 康裕
選手
自分が前を向いた時に、遼一(前田)さんが上手くポジションを取ってパスを引き出してくれました。そこがうちの攻撃のスイッチですし、そこにパスが入った時に複数の選手が絡むことができました。
前線や最終ラインなど周りのサポートもあったので、僕としてはあまり動きすぎずにプレーできましたし、やりにくさはなかったです。
結果が出たので自信につながりますし、こういう試合を続けていきたいです。
上田 康太
選手
前半、周りのチームメイトが間のスペースでパスを引き出してくれたので、パスの出しどころには困りませんでした。
後半、前線からプレッシャーをかけにくくなりましたが、最終ラインが踏ん張ってくれましたし、何度かカウンターからチャンスを作ることができました。ただ、失点の場面ではダブルボランチの背後を使われてしまったので、課題は残りますし、修正していきたいです。
川口 能活
選手
前半は非常に良い動きで相手を圧倒して、決定機を何度も作れましたし、2点取れてゲームの主導権を握れたと思います。後半、少し運動量が落ち、相手に支配されましたが、粘り強く勝つことができ、非常に良かったと思います。
──1点差に追い上げられた中、最後勝ち切ることができましたが?
2-1にされ、相手も前掛かりに来ていたので、苦しい時間帯もありましたが、みんなで集中して体を張って守ることができましたし、相手に追加点を与えず、同点とされなかったことはチームの成長だと思います。この粘り強さを続けていかなければいけないと思います。
──連勝となりましたが、チームとしての手応えはいかがですか?
ヤマザキナビスコカップで準決勝に駒を進めることもできましたし、みんな自信を持ってプレーできています。まだ課題もありますし、修正点もありますが、どの選手も勝利に対する執念を見せてくれていますし、冷静にゲームを進めることができているので、みんな手応えを感じながらプレーできていると思います。さらに勝利、内容にこだわり、自分達の納得のいくサッカー、結果を得られるようにこれからも頑張っていきたいです。
前田 遼一
選手
いつも通り自分達のサッカーをすることを意識して試合に入りました。前半、良い位置でボールを奪うことができていましたし、良い形で先制点を奪うことができて良かったです。2得点目の場面ではコマ(駒野)が良い形でボールを出してくれました。ただ、後半、決めるべきところで決めたかったです。次節の京都サンガF.C.戦(9月25日)は今日以上に大事な試合なるのでしっかり勝ち点3を取りたいです。
FC東京 城福 浩 監督
まずはファンの方にお礼を言いたいと思います。東京の財産であると改めて感じました。彼らの思いに報いたいと思います。
ゲームは選手達がずっとやり続けてきたことではないことを前の試合、今日の試合とやりました。このチームをもう一つラインアップさせるために、あるいは現実を帯びてきた降格争いをしないために、その二つを常に思いながら、このチームをどうするかということを選手と共に考えてきましたが、前半、選手の新しいトライを空回りさせてしまったという意味では自分の責任だと思います。(システムを)元に戻してから得点を取りましたが、やはり3、4点目を取られてもおかしくなかったゲームをやっているようでは、もっと危ない状況になると思うので、もう一度今我々は何をすべきか、ということを選手と共に一緒に準備ができればと思います。