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2008年4月16日 vs FC東京

19:34 札幌ド

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内山 篤

監督

最終的には残りの10分、動き出しが早くなりボールサイドもサポートも早くなった。そのプレーを1試合通じてやってほしい。それがジュビロのサッカー。

とにかく前半から攻撃の面では左サイドが機能せずに、守備でもボランチのところで厳しくチェックに行けないことと、中盤でルーズボールの競り合いになった時に西紀寛以外はほとんど奪いない状態。もっとタフにハードに動かないと相手に奪われてしまう。そこから長い距離を動かれて、成岡などが引っ張られてしまう。中盤のとろをもう少し制圧できるサッカーをやらないと厳しい。

Q.名波選手の交代を3枚目にした理由は?

残り10数分でしたが、先週45分プレーしていることも考慮に入っています。

あとは、名波のところでショートパスを含めた時に制圧できて、タメができて全体が押し上がれること。やはり早いタイミングで2点目を取られるとキツくなってしまうので、相手が大竹選手を投入してから、最初は左サイドで犬塚でふせながら前に出て行くこと。そこで最終的に名波に交代させたということです。そこまで粘りきれば、残り15分名波を起点に追いつきたいという狙いでした。

Q.中山雅史選手の先発でのプレーに関しては?

動きだしも非常に早く、ハイボールにも負けていませんでしたし、90分使ってしまうと次に影響する…という部分がありました。

Q.成岡 翔選手の左サイドでの評価は?

駒野が右である程度時間作ってクロスの精度もあるので、左サイドは上田康太・成岡翔・トップ下の西紀寛を使って流動させて時間を作りたい。しかし、今日みたいに相手の右サイドが出てくると引っ張られてしまったり、相手の栗澤僚一選手が右の高い位置にきた時に引っ張られて、アップダウンの速い選手だときつくなってしまう。そこは本人の課題でもあります。

左サイドは必ずしも固定して使っているのではなく、流動させたいという狙いです。

Q.次の大分トリニータ戦に向けては?

今日は10人になってから同点に追い付いた。これは大きいことだと思います。あの時間帯くらい1人1人が動いて、ポジションを埋めていくこと。そういう前に行くアグレッシブさが出ればいい。

10人になってからの動きの質は、ボールサイドのサポートも速くなりましたし、ゴール前に行く意識も高くなったので、その意識を持ち続ければと思います。

駒野 友一

駒野 友一

選手

後半みたいなサッカーが前半からできていればもっといい試合ができていたと思います。

ジュビロはしっかりパスを繋いでハードワークするというチームなのですが、前半は動きが少なかったし、パスも繋がらなかった。後半はみんなが前に行く姿勢がでていたし、裏を狙う回数もでていた。

(得点シーンは)ああいう形はヴェルディ戦でもあったのですが、そこではキーパーに止められて入らなかった。今回も同じような形でボールが自分の前に来て、まずはふかさないようにゴールの枠に入れることだけを考えて蹴りました。

あれで勝っていたらもっと嬉しかったですけど、負けていた中で点を取れたということは次に繋がると思います。気持ちの面でも少しはいいと思うので、次はまたリーグ戦があるのでそこでも頑張りたいと思います。

中山 雅史

中山 雅史

選手

ちょっとバタバタしていた感じがあります。

もう少し落ち着いてボールを回せればと思いますけど、それはやはり運動量だし、反応であり、バランスであると思う。その辺がまだまだ甘いのかなと思います。

最後に追いついたことはすごく僕らにとっては大きいことだと思いますし、次に活かして行ければと思います。

相手にボールを支配されていて、ボールを奪ってもなかなか繋ぐことができない。本当にいちかばちかのパスが多かった。イージーなミスも多かったですし、そういうところを無くしていかないと、勝ちは手に入らない。

運動量も必要ですし、考えて動かなければいけない。基本的なことですけど、ボールを出したら走る、フォローに寄る。そこに当てたら次の動きをするというのが、全体的にすればパスコースが何本かできると思いますから、それがみつからないというのはパスを出して止まっているということかもしれないし、あるいはコンパクトにすべきところをロングフィードになってしまうのか、その辺は考えて修正していかないと勝っていけない。

練習でやっていることをやろうとしないで、相手の術中にはまったというか、やりたいようにやられたというところで、受けた影響は大きかったですが、それを引きずってもしょうがない。自分たちが練習でやっていることをまずグラウンドに出さないことには次に進めないので、とにかくそこをやっていこうとピッチに出て行ったのですが、自分たちからアクションを起こしていければと思います。

川口 能活

川口 能活

選手

これで負けたら完全にアウトですし、なんとかチャンスは繋がっているので。。止まっている時間が多いですし、もっと動いてパスを引き出して自分たちでゲームを支配しないと苦しい。失点のシーンも自分たちのミスから相手に取られての失点。なんとか粘りを見せて同点に持ち込んだのはベテラン勢の最後まで諦めないというのが結果に繋がった。

加賀 健一

加賀 健一

選手

勝点3を取れなかったけど、相手が勝点2減った状態なので、勝点1だけど取れたことが大きい。

次の試合絶対勝ちたいですね。

名波 浩

名波 浩

選手

最後自分が出てから、特に加賀と秀人(鈴木秀人)が上がってきて、全体的に前向きでボールを受ける人間が増えてきたので、その辺りは札幌戦より良く次に繋がる。

負けないことが大事で、ゴンちゃんがスタメンで出場して魂めいたモノをピッチに置いて交代してくれたので、負けなかったことがよかった。

新加入の駒野が得点を取ったことも大きいし、犬塚のシュートもオフサイドだったかもしれないけど、チームに勢いがあるなというのが感じられたし、90分続けてやれればもっともっといパフォーマンスを見せられると思います。

城福 浩 監督 

率直に言うと、勝点2を失ったゲームの終わり方になったと思います。

ラスト15分までは、自分たちのサッカーも多少やれていたし、守備も破たんしていなかったと思う。

相手が萬代宏樹選手を投入してきて、ロングフィードを明確にしてきたところから自分たちからバタバタした。あそこでしっかり競ることと、セカンドボールを拾うこと、拾った後に自分たちのボールにすること、その3つのどれかが崩れて、ロングフィードをし続けられたところから慌ててしまった。

最後の相手のシュートは素晴らしいものだったし、10人になってから攻めるメンタリティをもってきたことは見習うものがある。