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2008年11月29日 vs 鹿島アントラーズ

14:04 埼玉

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ハンス オフト

監督

前半は戦術的に良かったと思います。相手に何も与えませんでした。同時にビルドアップもでき、攻撃に移ることもできました。でも、後半の最後は相手に押し込まれました。そこで我々がボールを前に出してしまい、チームが二つに割れて、フィールドサイズが60、70mになってしまい、中盤の選手がプレーしにくい状況になってしまいました。前にボールを出してもサポートがなければ、「押し込んでください」と言っているようなものです。でも、選手の振る舞いは非常に良かったと思います。我々にとって重要なのは次のゲーム、最終節です。

ゴールに関しては、相手には2,3回、ビッグチャンスが訪れました。そこで決められてもおかしくなかったですが、実際に決められたゴールを、私はあまり良いゴールとは思いません。

Q 2試合続けて、終了間際にセットプレーからヘディングで得点を決められたが、原因はあるのか?

A 先程も言ったように、自分たちでボールをキープできなければ、相手に「押し込んでください」と言っているような状態になってしまいます。ロングボールをストライカーに入れて、そこで孤立してしまったら、ボールをキープできなくなってしまいます。そこが問題でしょう。

Q 残り一試合での残留の可能性は?

A 我々は楽観的に考えるのではなく、現実的に考えて、勝ちに行くしかないという状況です。でも、勝つためにはゴールを決めないといけません。ビルドアップがよくありませんでした。そこを修正しないといけません。我々はボールを持って、全体で前へ行かないといけません。

Q 名波選手と中山選手を投入した意図は? またゲームプランは勝ち点1を取りにいったのか、それとも勝ちにいったのか?

A ゲームプランは「何とか勝利に繋げよう」というものです。アントラーズが攻撃的に来て、ポジションから外れたところでゴールを決めようというものでした。同時に現実的に考えますと、引き分けでもOKだったといえるゲームでした。我々は得失点差のことも考えないといけませんから。

名波を入れた意図はひとつだけです。ゲームを落ち着かせるためでした。彼がボールをキープしてピボットになって、それまで収まらなかったボールを落ち着かせるためでした。そしてジウシーニョを中山に替えたのは、ジウシーニョが疲れているからでした。

ジウシーニョ

ジウシーニョ

選手

全体として自分たちが思ったような試合運びができていたと思います。しっかりと守ってカウンターというやり方で、そんなに多くはなかったけれど、カウンターから得点できそうなチャンスもありましたし。残念なのは最後の最後に失点をしてしまったことで、それだけが悔やまれます。

負けたわけですから、もちろん皆、ロッカールームでがっかりはしていましたが、他会場の結果を知り、まだ我々の成績次第で残留できるとわかったので、これからは次に勝つということに頭を切り換えていきたいと思います。

加賀 健一

加賀 健一

選手

今日は、まず勝ち点1を取るというゲームプランで、勝ち点3を取れるチャンスもあったけど、最後、ノーファウルで試合を終わらせていれば、プランどおりになったと思います。強いチームは、ワンチャンスをモノにして、ああやって勝つんだと痛感させられました。今日は清水と横浜FMが勝ってくれたので、次はホームで必ず勝ち点3を取って残留を決めたいです。

松浦 拓弥

松浦 拓弥

選手

鹿島の中盤のプレスは速かったので、シンプルで速いプレーを心がけました。カウンターも何度か仕掛けられたけれど、最後、センタリングを上げられなかったり、シュートで終われなかったことがあったので、きっちりとシュートで終われるようにし、攻撃の精度をもっと高めたいです。

もっとチームに貢献したいし、最終戦はホームなので積極的に攻撃をしかけて、すっきりと残留を決めたいと思います。

川口 能活

川口 能活

選手

最後は相手の執念にやられてしまいましたが、慌てずにどっしりと構えて試合を終わらせるべきでした。あたふたせず、堂々と戦えば結果は付いてくる。それだけの力はあると思います。我々に残されたのはあと一試合だけなので、全身全霊をかけて最終戦に臨みたいと思います。

中山 雅史

中山 雅史

選手

(敗戦の)ショックを感じている暇なんてないです。次の一戦が大事な試合ですし、それですべてが決まるので、ショックを抱えている選手なんていないと思います。次に向けて切り替えてもらわなければチームは勝てませんから、来週頑張っていきたいと思います。

ホームで戦えるということは、僕らにとって大きな力になりますし、思い切り勝ちを目指して頑張りたいと思います。

オズワルド オリベイラ 監督

Q 交代のタイミングが早かったように感じたが、その意図は? 相手がDFを代えたので田代選手を入れたのか?

A  選手たちには、もし我々が機能と効率を発揮できなければ交代もありうると前もって言ってあります。ただ、そのタイミングがたまたま相手の交代のタイミングと重なっただけです。ジュビロさんが残念ながら降格の危機の中で、守備に枚数をかけてくるということは予想されたことであります。

本当はもう少しあとで田代選手を入れて、ロングボールを入れようと考えていたんですが。ただ、ロングボールを放り込んでもなかなか得点できないので、サイドから崩しながら攻めることも目指していました。そこで、両サイドにワイドにFWを開かせて攻めるということを狙った部分もある交代です。

うまくいった場面もあれば、いかなかった部分もあるし、最終的にはいい形になってよかったとは思いますけれど。選手たちにはあせらず落ち着いてプレーしようと一週間前から言ってきましたし、これが部分的にはできたのがよかったのかなと思います。