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2008年9月28日 vs アルビレックス新潟

16:04 ヤマハ

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ハンス オフト

監督

試合前、この試合はなんとしても勝たなければならない、そうでなければ大きな問題が起こると(選手に)言った。ピッチのあらゆる場所で戦わないと勝利をつかむことができないと。1対1の場面でも勝たねばならない。そのためには強いメンタリティが必要だ。今日は、それを選手たちが見せてくれた。確かにミスも多かったが、しかしそれは今後修正できる。もちろんミスをなくしていないと、相手にチャンスを与えてしまう。前節FC東京に1-5で負けたが、60分までは自分は満足していた。そしてそれをスタートにした。これからもそれを続けていくだけ。

(1人少ない中で追加点を取れなかった原因は?)相手が10人でも9人でも関係ない。1人少なければ、(相手の)全員をつかまえて1人フリーになる選手がいる。そのフリーの選手をどう使うか、お互いにもっと声を出し合っていかなければならない。今日は左サイドが空いていた。よりクレバーになって、考えてから走らないといけない。相手の弱点を見極めないと。

でも今日は1点取れたので、今日は選手を批判しない。ただベンチのことを考えると、2点目をとってくれたほうが、もっと落ち着いて見られた(笑)。ゲームをコントロールすることはできたが、失点の危機はいつもあった。

9試合勝ちのない底の分からない悪い状態から良くしようとしているのだから、いきなり完璧なゲーム運びはできない。これはチームとしての努力だ。

(初先発の松浦選手の評価は)前半はポジションが高すぎて、まあまあだった。周りにスペースができてしまっていて、彼自身が試合に入れなかった。後半はポジショニングもよくなって、ボールの後ろからサポートできるようになり、内容も良くなった。彼は、自分がいいポジショニングをすれば、自分がやりやすくなることを、これから学んでいかないといけない。

松浦 拓弥

松浦 拓弥

選手

素直に、勝てて良かった。

難しく考えずに、自分ができることを力いっぱいやろうと思った。

警告のカードが多かったことが気になりましたけど、アグレッシブに前から激しく行けていた。1-0だと何が起こるかわからないので、もう1点という気持ちで前がかりに行きました。

ジウシーニョが前を向いたら1対1に強いので、そのサポートと良いパスを出そうと心がけていた。チャンスがあれば得点を取りたいと思っていたので、狙おうと思っていた。まだまだシュートの意識が少し足りないと思う。

(PK獲得のシーンについて)

ボールを受けた時に前を向こうと思っていた。あとはジウ(ジウシーニョ)が良い動きをしてくれたのでジウの個人技のおかげ。裏を狙ったパスを狙おうと思っていたので、狙い通りでした。

後半のチャンスは決めたかった。ボールを奪った瞬間にGKがズレているのがわかったので、そこで打とうと思ったけど、冷静に行こうともう1タッチしたら、GKが良い位置に戻ってしまった。

しっかり狙ったけど、GKに触られて悔しいです。

もっと判断を早くしないといけないところや、体を強く入れないといけないところなどいろいろ反省点が見つかった。これからもっと精度を上げていきたい。

これを機に次も勝って早く降格圏内を脱出したい。

ジウシーニョ

ジウシーニョ

選手

9試合も勝ちがないという状況は信じがたいというか、自分たちも本当に苦しみました。

この1勝は必ずきっかけになると思う。これで自分たちの自信も取り戻せると思うので、ここから連勝を重ねて1日でも早く今の状況から脱出したい。

監督の指示で、ペナルティエリア付近や中では「思いきって1対1で勝負しろ」と言われていたので、その通りにやったらうまく相手が足を出してくれてあのプレーに繋がった。1つの勝利への執念の表れで、今日は引き分けも負けも許されない状況だったので、まずは自分が動いて絶対勝つんだという思いだった。

松浦はいきなりの抜擢で本人も多少の緊張があって臨んだと思うが、非常に良く動いてくれてディフェンスの面でも頑張ってくれて、これから彼が落ち着いてピッチでプレーできるようにみんなでサポートしたい。

この状況にいるにもかかわらず、サポーターの方々が試合前から声をからして応援してくれてありがたい。大きな力をもらっている。次またホームで試合があるので、サポーターの方々と一緒に勝ちたい。

あと7試合ありますが、ずべてが決勝戦だと思って戦います。1勝でも多く積み上げて、この状況から脱して必ず残留したいです。

田中 誠

田中 誠

選手

守っていて、今日は集中しているというのは感じていたので、失点はしないだろうと思っていました。相手の起点のリシャルデスも、ワンちゃん(犬塚選手)と慎ちゃん(村井選手)がうまく左でマークにつくということでしたが、集中してそのストロングポイントを消せたと思います。

でも、相手が10人になってから、もう少し余裕を持ってやりたかったけど、ウチが慌ててしまったところもあった。そういうところで、自分たちがもっと動きながらボールをまわして、数的優位を作って相手を崩していければ。今日は勝ったけど、相手が一人少ないのだから、もう少し相手を崩せないと厳しいというのはあります。

サポーターの方たちも辛抱して応援してくれているので、選手も応えないといけないという気持ちが強かった。でも、まだ勝ち点3を取っただけで、厳しい状況には変わりはありません。次もホームなので、またここでこういう結果を得られるように、準備していくだけです。気持ち的にはみんな楽になったと思うけど、油断はせずに、謙虚に戦っていきたい。もう1度初心にかえって、今日の勝ちを自信につなげて次に挑みたいと思います。

加賀 健一

加賀 健一

選手

久々にリードしている時間が長かったので、逆に辛いところがありました。相手が一人少ないので、つなぐ余裕もあるかもしれないけど、1-0という中で逆にプレッシャーがかかって、ちょっとバタバタしてしまっていた。そこが反省点です。

サポーターの力が結果的に僕らを勝たしてくれたような気がするし、試合前も試合をしていても、スタンドの気持ちが十分に伝わってきました。このまま、もう1試合ここで続けて勝ち点3をとりたい。まだ油断できないし、次に勝ったら勢いに乗れると思います。

駒野 友一

駒野 友一

選手

後半は、相手の中盤の選手がカバーにいっていたし、どちらかといえば後半の方がボールがまわっていたので、それだけ中盤もあいたし、自分が上がるタイミングがあったと思います。

この勝利は、自分たちにとって自信になると思うし、監督が代わってこれまで練習が厳しかったですけど、この1勝で、これをやっていければ大丈夫だという気持ちになれると思う。次もホームだし、サポーターの方も大きい声で声援を送ってくれているので、その期待に応えたいと思います。

犬塚 友輔

犬塚 友輔

選手

リシャルデスは、村井さんと受け渡しながらですけど、基本的には自分がみるということでした。右に行っても、裏に行っても自分が行く。DFがフリーだったら、受け渡すということでしたけど、基本的にはついていくという感じでした。潰せていましたかね。決定的な仕事はさせなかったので、よかったと思います。

川口 能活

川口 能活

選手

今日、チームが一番よかったのは、やはりハードワークしたことだと思います。これだけ激しく戦って、イエローをもらった試合はまずなかったと思います。イエローをもらうことはいいことではありませんけど、それだけ、みんなファイトを剥き出ししたということ。一番自分たちに欠けていた部分が発揮できた。それが今日の勝因。これを続けていくしかないです。

前の試合で大敗したことで、逆に、なんというか、開き直れたという言葉が一番近いかもしれませんけど、そういう気持ちにチームがなったのではないかと思います。やはり、これだけ悔しい思いをし続けてきて、いつか必ず跳ね返してやろうというものをみんな持っていましたから。

勝つためには、いろんな要因があると思うけど、出ている選手、出ていない選手、スタッフ、それからサポーターがひとつになること。サポーターのみなさんの力が、今日は本当に大きかった思といます。そういういろんなベクトルが同じ方向に向いたとき、チームがいい方向に動き出すと思います。

今日は、みんな怖がらずに闘いました。

アルビレックス新潟 鈴木 淳 監督

非常に荒れた試合だった。イエローカードも、退場者も出た。ゲームの内容としては、立ち上がりから悪くはなかったと思う。ただPKで失点をして、後半は1人少ない中で、選手がよく最後までファイトしてくれた。河原が決定的なチャンスを決め切れなかったが、1人少ない中でも最後まであきらめることなくやってくれた。マルシオ・リシャルデスはだいぶ狙われていて、かなりひどい状態だったが、ファイトして最後までプレーしてくれた。彼のプレーに対しては、感謝したい。