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2008年5月17日 vs FC東京

14:00 ヤマハ

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内山 篤

監督

前半40分までは、それなりにうちの思い通りだった。得点のとり方も、左右何度かサイドアタックをかけて、最後はコーナーキックからだった。恐れていた部分は、前半最後の5分と、後半始まってすぐ。中盤の強さと展開力のミスが連続して起こってきて、そのまま圧力をかけられて、失点してしまった。その辺が、ずっと課題だが、なかなか、、、。いずれにしても、中盤は大事なポジションで、その辺りのタフさも含めて問題。ちょっと動いていけばもらえるのに立ち止まったり、まっすぐ蹴ってボールを取られてしまう状況。その辺りはずっと言っていることだが、なかなか解決できない。特に後半になってくると疲れも出て、止まってきて、判断も遅れる。その辺が大きな問題。

Q. リーグ中断期の修正点は?

A. うちのコンパクトなサッカーをやるために、中盤の攻守とも構成力を持って、守備でも3枚でコンパクトにやっていくというのが生命線。いろいろ組合せを試しているが、もう一度強化を図っていかないと。時間を作って前線へ供給するという点でも、西もなかなかタイミングよく入っていけない状況だし、イージーなミスも多いし、ルーズボールをマイボールにできないというプレッシャーの問題も改善していかなければならない。

Q. 前田先発の効果はあったか?

A. 2-2になって、もう少し早く前田がフリーのところを探して入っていければ、と思ったが、後半30分でコンディション的にはめいっぱい。コンディションが良くて90分できれば相手にとっても脅威だとは思うが、ミスが少し連続して起こった。あの辺りは本来のコンディションではない証拠。村井のクロスにも動けなかった。その後のクロスには入っていけたが、その決定機もちょっと。本人なりには集中してやってくれたと思う。

西 紀寛

西 紀寛

選手

自分たちでリズムを壊してしまった。先制点をとっても、相手は慌てていなかった。こちらがプレスをかけても、蹴られたボールが相手の前線におさまってしまう。でも、そこでもっと頑張って、前半のうちに2点目を取りにいく意識をもっと高く持っていくべきだった。1点目をとったら、もう1回プレスをかけて、2点目をとりにいくしかない。先制したら、ジュビロはとりあえずバランスをとって攻めるという頭になるけど、そこでミスをすると苦しくなってしまう。人数をかけても、攻められなくなってしまう。みんなでミスを減らさないと。

 次に向けて、危機感を持ってしっかり取り組んでいくしかない。ここで、もう1回気持ちを切り替えるきっかけにして、みんなで話あってやっていきたい。監督が言ったことができないのは、僕たち選手の質が悪いということ。今できることを、やっていくしかないです。

河村 崇大

河村 崇大

選手

後半の失点がすべてだと思います。

後半は僕自身も含めてミスが目立ってきたので、しっかりしないといけない。

相手の中盤に対しては、西くんとボランチをひとつ前に出して仕事をさせないようにしようということで、それは前半は非常にうまくいった。でも、後半の失点から変わってしまった。下を向いても仕方がないし、上に這い上がるしかないので、課題を克服して、みんなで協力してやっていきます。

大井 健太郎

大井 健太郎

選手

前半は最後の5分以外はよかったと思いますし、後半はまた立ち上がりに失点されたことがすべてだった。

今日はボールを持った時に開けたりしたので、その部分は今後続けていきたいです。FC東京の羽生選手が結構上がってきたので、そこに俊(森下選手)をずらして、駒野さん・河村さんを下げる動きをやってくれてやりやすかったです。

(ゴールを決めましたが)試合に勝てていないので、試合に勝てるようなゴールを決めることができればいいです。

森下 俊

森下 俊

選手

立ち上がりミスパスが多くうまく試合に入れなかったです。

もっと落ち着いてやって、今日はロングボールが多かったので、ジュビロのサッカーは繋ぐサッカーなので、もっと中盤に当てていければいいなと思いました。

(この中断期間は)代表がいなくなって若手にとってはチャンスだと思う。練習から若手がもっと元気にアピールしないといけない時なので、頑張っていきたい。

萬代 宏樹

萬代 宏樹

選手

前田さんがちょっと降りた位置でボールキープしたり散らしたりして、引いた位置でタメをつくってくれるので、僕としては裏で勝負しやすかった。でも、(2人のコンビネーションは)まだこれからという部分の方が多いかなと思います。

お互いの動きを見ながら、スムーズに2トップのコンビネーションができればいいと思う。ジウシーニョはドリブルで抜けるし、前田さんだとスムーズに動けるのでお互いのよさをしっかり考えてやりたいです。

練習でやった通り、前半はいい時間が続いた。後半もあのイメージでやっていこうと話しをしていたところでの失点だったので、もったいない。ただ、2点目をとれなかったのが敗因だと思います。

失点したけど、その後は切り替えて攻める姿勢を見せることができたと思う。ただ、決めきれなかった。1-1になってからジュビロが点をとっていたら、こっちの試合だったと思う。悔しいです。

村井 慎二

村井 慎二

選手

今日は、両サイドに2人ずつくらいかけられている感じで、苦し紛れにパスが来ることが多かった。前田くんのところでタメたときはいい感じで動けたけど、ちょっと難しい場面が多かったです。

Q.前田選手のポストに呼応して走るといういいシーンも出てきました。

それはすごくいい形だと思います。ただ、攻撃は攻めきれないというのもあるし、シュートでちゃんと終わるのもまだ少ないです。

まだいろんな課題はある。もっともっと修正しないといけない部分はたくさんある。その中で運動量だけは絶対に走り勝てるようにしていきたい。サイドではもっと自分が呼び込んで、いい形でボールをもらうことが必要だと思います。

船谷 圭祐

船谷 圭祐

選手

負けている状況だったので、自分は攻めようという意識でした。

中盤はスペースがあいていたので、カウンターの守備はキツかったですけど、カワムさんが頑張ってくれていたので、点に絡みたかった。

前田さんへのクロスは、回転をちょっとかけ過ぎたかなと思います。チームは、とりあえずイ-ジ-なミスを無くすこと。そこからだと思います。自分は、前でもっといいプレーを見せていきたい。

FC東京 城福 浩 監督 

2連敗していたので、今日はどうしても結果がほしいという状況での試合だった。リスタートで点を取られた前半のあの時間帯10-15分は非常に流れが悪かったが、それ以外は前半はだいたい自分たちがシミュレーションした通り。ああいう展開になるんじゃないかと思っていた。アタッキングサード、シュートの直前まではいけていた。失点の10-15分が不安定だった。

後半は、とにかく自分たちのつなぐベースを維持しながら、バランスを崩さないで、得点の機会を狙っていこうと。まずは自分たちのバランスを崩さない、やり方を変えないということを大事にした。幸い、点をとった辺りの時間帯は、ゴールに向う意識が強くて、迫力のあるシーンが何度があった。ジュビロさんが攻めてきて、フリーでヘディングされたのは、もうやられてもしょうがなかった点だったが、それ以外のシュートに関しては、全部体が寄せられていた。選手の貪欲な気持ちが表れたゲームだった。