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2008年5月6日 vs 川崎フロンターレ

13:03 ヤマハ

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内山 篤

監督

前半の入りは良かったし、結果的に萬代が点も取れた。最も課題であるのは、マイボールになってから簡単に失って、相手に攻め込まれること。結果的にセットプレーでやられたが、あの辺はボールを失ってくると、どうしても周りも動かなくなって、判断も遅れて、持つ時間でまた取られる。当然バランスも悪くなるので、セカンドボールも拾えない。1試合を通じてそんな感じになってしまった。バックラインも含めて、中央で機能しないと、両サイド、西が生かせない。前半終盤、相手のペースが落ちて、終了間際にボールが動き出したので、そういう形で後半入ろうといったが、後半、個人的には、あの犬塚のポジションでひっかかってボールを取られて、相手が最も得意とする形になってしまい、そこからコーナーキックでやられてしまった。自分たちのミスで相手のよさを引き出してしまったのは、自分たちの経験の無さ。疲労もあるが、短い時間の間で選手が切れてしまった。まだまだ試合の中の判断、守りを含めて、どんどん修正していかないといけない。

山崎に関しても、上手くいかなくなると萬代と同じ動きをしてしまう。ボールと自分だけの関係。萬代は多少意識はしていたが、山崎はだんだんリズムだけになってしまう。もう少し2トップの関係で動いて、自分のよさを出していかなければならない。

Q.山崎選手を先発に選んだ理由は?

A.相手の3バックが大きいので、スピードを生かしたかった。またこのところゲームをしていなかったので、チャンスを与えて期待をしていた。

萬代 宏樹

萬代 宏樹

選手

もう少しセカンドボールやクリアボールに競り勝つ反応を高めないといけない。奪っても簡単に失うことが多かった。

前半のセットプレーからの失点は防がないといけない。後半の立ち上がりの失点もセットプレーだしそこは反省点が多い。前節も後半の立ち上がりに追い付かれて多少押し込まれたし、チームとして立ち上がりやリードしているところでの残り何分をしっかりすることが課題。

前田さんは常に周りが見えているので、もっと2人の動きを意識して崩せるようにならないといけない。

(ゴールに関しては)トラップもしっかり収まったし、あの場面は密集していたのでドリブルする時間もなかったし、少し横にずらして打ってみたら入った。GKからはDFがブラインドになっていたみたいですが、シュートを打たないと何も起きないので、打つことを意識していた。

山崎 亮平

山崎 亮平

選手

先発の準備はできていました。

開始早々のシュートは入るかなと思いましたが、全然当たらなかった。緊張はしなかったし、いつものようにやろうと思ったんですけど、ああいうチャンスは決めないといけない。今までやってきたことをしっかりやって、それが結果に繋がればいいなと思っていた。

チャンスを決められなかったし、ボールにあまり絡めなかったので悔いが残る試合でした。ボールを受けても取られるシーンが多かったですし、自分は裏に抜けるタイプなのでもっと動きの量を増やしてボールを受けたい。次に試合に出たら、先発でも途中からでも結果にこだわってやっていきたい。どんどん仕掛けていくことは持ち味なので、仕掛けるところと簡単にやるとこをはっきりさせてやっていきたいです。

上田 康太

上田 康太

選手

相手FWからも挟まるような感じでプレッシャーがあったけど、それでもボランチで受けないと始まらないし、長いボールばかりになってしまうと、チームとしてもっとうまくいかないし、なんとかその間で、1タッチ2タッチで動かせば打開できたときもあったので、それを続けてやろうとはしていたんですが・・・。

守備でも後手にまわったし、中盤でプレスをかけられなかったのが課題です。

自由に回してサイドチェンジしていくというのは、自分たちがやりたかったことだけど、相手にやられてしまったし、自分たちがやりたいことをやるにはもっともっと動かないといけないということを、今日は改めてすごく感じました。

田中 誠

田中 誠

選手

立ち上がりに向こうがエンジンがかかる前に先制できたのはよかったけど、そこから自分たちでボールを繋ごうとしていたけど、相手の動き出しやプレスが勝っていて、はまってミスからカウンターをくらってしまった。それが終始続いてしまったのが敗因です。

DFは基本的には2トップを抑えることが前提だけど、2トップを見ながら2列目から入ってくる選手に気をとられてしまったところもあったし、そういうところで指導権を握られてしまった。相手はサイドチェンジで自分たちの薄いところを攻める判断が早かったし、それに後手になった。そういうサッカーが自分たちが目指しているところですけど、今日は自分たちで苦しいところに飛び込んで奪われてカウンターをくらったり、相手のやりたいことをさせてしまうことが多く、自分たちが相手の嫌なところを攻めることができなかった。

村井 慎二

村井 慎二

選手

中盤を相手に制されてしまったので、守備の時間が多かった。攻める時間もそこに使うパワーも少なかかったし、もっと中盤で相手に勝てるようにしなければいけないと思います。ジュビロの運動量より、相手の運動量が勝っていたし、基本的な部分で負けていたと思うし、チームとして気持ちと運動量を高めて試合に臨んでいきたい。90分出たけど、自分には問題ないです。もっと動けるようにしていきたいです。

大井 健太郎

大井 健太郎

選手

踏ん張れなかったのが悔しいです。ジュニーニョ選手が下ったときや、谷口選手や中村選手が前に出てきた時のマークの受け渡しがバタバタしてしまった。ボランチがつくのか、自分たちがそれをみるのか、コミュニケーションのところだと思うし、そういうところで差が出てしまったと思います。

攻撃面でも、特に前半は向こうのプレスが効いていて、僕と加賀のところに真ん中からボールが出たら中村選手が出てきたり、そういうところでプレスにはまってしまいました。

試合へのいい入り方は出来たと思いますから、それをもっと長い時間を続けてやらないといけない。自由にボールを回されてしまいましたが、そうなると後ろはきついので、そこはDFからもっと声をかけることも必要だと思います。

まだまだだということがわかったし、いい時間、いいゲームを続けることができないといいチームとは言えないので、波をなくしていきたいと思います。

前田 遼一

前田 遼一

選手

サポーターの方がすごい声援を送ってくれてうれしかったです。

負けていたので得点をとりたかったですが、自分のプレーはひどかった。実力が出たという感じです。立て直していきたい。

川崎フロンターレ 高畠 勉 監督

今日のゲームは、立ち上がりに失点してしまったが、このゲームに関しては、しっかり先制点をまずとって、戦っていこうという話はしていた。磐田さんの圧力に押される形で失点してしまったが、それ以降は、うちらしいしっかりとした守備から攻撃、パスサッカーが前半展開できた。後半、ああいう形でセットプレーでジュニーニョが点を取ってくれて、得点を重ねることができて、後半は問題なく試合が運べた。

磐田まで足を運んでくれたサポーターに勝点3をプレゼントできたことを本当にうれしく思うのと、今日も後押ししてくれたことについて、感謝したい。