2008年5月6日 vs 川崎フロンターレ
13:03 ヤマハ
ゴールデンウィークの最終日、ホームヤマハスタジアムに川崎フロンターレを迎え撃ち13時キックオフ。5連戦で休む間もなく中2日で試合が控え疲労感も心配されるが、条件は相手も同じ。
徐々に自分たちのサッカーが出来てきているため、これを継続していきたい。
対戦相手の川崎は直近の3試合はすべて逆転勝利、しかもその相手が柏・名古屋・鹿島といずれも上位のチームばかりで、勢いにのっている。2トップのジュニーニョ・鄭のスピードを警戒するのはもちろんのことだが、攻撃の起点になるのはやはり中村憲剛だということを忘れてはならない。飛び道具も持ち合わせる彼の右足はペナルティエリア付近のファウルも命取りとなるだけに後手後手にならぬようしっかり対処していきたい。千葉から移籍してきた山岸智、そして森勇介の両サイドも好調でジュビロの両サイド、駒野友一・村井慎二とのマッチアップも注目される。どちらがより攻撃参加し、相手を押し込めるかが勝敗の鍵を握る。
前節の静岡ダービーで河村崇大が退場処分を受け、今日の試合は出場停止。本人も古巣との対戦に出られないこを非常に悔しがっており、さらに今季リーグ戦・ナビスコカップともに河村は全試合フル出場を果たしていたため、河村抜きで戦うのは今日が始めて。ダブルボランチを務める上田康太・犬塚友輔にその働きを期待したい。FWは萬代宏樹・山崎亮平の2トップ。ジウシーニョのケガにより、山崎亮平がスタメンに抜擢された。ここまで何試合か途中出場を重ねてきたが、スターティングメンバーに入ったのはプロ入り後始めて。試合開始からこのチャンスをモノにしてほしい。
そして、ベンチメンバーに前田遼一が帰ってきた。90分前にスタジアムに到着した選手たちが、サポーター席に挨拶にいくと、「おかえり18前田遼一」と横断幕が出され、大きな前田遼一コールが送られた。本人もそれに応えるように頭を下げ、拍手を返す。待望の試合復帰となるか。ベンチワークも気にしながら、試合展開を楽しみたい。