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2008年4月29日 vs 京都サンガF.C.

14:04 ヤマハ

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内山 篤

監督

前半は早い時間に点が取れたのと、追加点。前半に関しては、入り方自体は悪くなくて、その中で点が取れたというのはよかった。後半に関しては、3トップ気味にくるのは予測できていて、最初は3枚でキチッと受けていこうと。もちろん相手が2-0なので前がかりになってくるので、マイボールになったときのコントロールをしっかりして、しっかりボールを保持して3点目をとると、そこがなかなかできなくて、だんだん突っ込まれて2ラインになってしまった。最後西野選手が出てきて4枚(4バック)にしようと。4枚といっても、駒野が下がればスムーズにいく。ただ、ボールにいけなくなってきていることと、あとは河村がちょっと最終ラインに引っ張られて、あの辺りで真ん中が空いて康太一枚になってしまった。そこは最後にマコが言って押し出したが、4枚になったら一つ前に出て行けと、そこが早く修正できるとよかった。

全体的には課題もあるが、2-0から相手に押し込まれてもそこを逆手にとって、カウンターもしくは流れの中で点を取れば、また相手も下がってくる。逆に、うちも押し上げる時間ができれば、もう少し陣形が整ってくる。そのへんがまだまだ。残り数分で名波を投入したが、そういうことをきちんとできる集団にしていかなければならない。そういった課題はある。

Q. 上田選手が2得点に絡んだが、好調ぶりを維持しているのか?

A. 康太に関しては、横パスやバックパスが以前は非常に多かったが、ここ数試合、前にボールを運ぶという意識が高くなってきていて、良くなってきている。そういう意識があれば、キックの精度や、2点目にしてもああいうところが見えているので、中盤で多彩な展開やパスの距離で変えたり、前にボールを入れていくという点を、もっともっと高めて生かしていきたい。

Q. 萬代選手は途中交代だったが、監督からも見てここまでの戦いぶりは?

A. J2から移籍してきて、今シーズン先発でずっと使っているが、いろんな意味でプレッシャーがある中で、本人はとてもがんばっている。交代に関しては、少しずつボールの次の予測への動きが遅くなってきていたから。それで中山を入れ、前線を活性化した。次へのボールの落ち具合の予測などは、中山の方が切れずにやってくれる。1試合集中してやっていけるといい。いろんなものを持っていると思うので、経験を積んで高めてもらいたい。期待している。

田中 誠

田中 誠

選手

今日は立ち上がりから先制点がとれて、全体的な試合運びもよかったと思います。

焦らずボールを繋げたし、人が少しでもパスコースを増やすために動いていたし、連動的な動きが立ち上がりから多くいい流れになったと思います。今日は無失点で終わりたかったし、悪い流れの試合が多かったので、こういうスッキリした試合ができてよかった。

京都が3トップ気味になり、そこで後半対処しきれずになり、相手のボランチでフリーになりすぎて押し込まれた展開になりましたが、途中に修正して、カワム(河村選手)・康太(上田選手)を少し前に出るように指示しました。そこでまたボールに行けるようになった。

自分のゴールというより、押されて当たって入った…(笑)という感じで実感はないです。

腰の辺に当たって、入った瞬間もわからなかったです。ラッキーでした。でも、先制点によって優位な立場で試合が運べたことがよかった。

ダービーは、お互いが勝ちたい試合なので、その意地と意地がぶつかるとは思いますが、その中で冷静に戦って熱いプレーを見せながら勝利に繋げたい。

上田 康太

上田 康太

選手

ずっと課題であった”最初から自分たちのゲームをする”ことができた試合でした。

まず試合の入り方がよかったですし、最後まで集中を切らさずに守備をできた。でも、90分通してずっとやれたということでもなかったので、そこは次への課題です。4バックにして後ろが少し安定しましたけど、ボールにプレッシャーが行けなくなったので、そこは僕と河村さんがもっと前に出ることをさっき確認しました。

ボールを出した後に、止まらないことをずっと意識していて、それが良い方向にでたのでよかった。

(アシストについては)今日はキックの調子がよかったので、これを継続していきたいです。

連勝がなかったのですごいうれしいですけど、次の試合が大事な試合なので勝ちたいです。

チームも連勝で良い形できているので、ダービーでも怖がらずに良い試合をしたいです。

ジウシーニョ

ジウシーニョ

選手

今日の試合の勝利は非常に大きいと思います。

順位も下の方にいたので、この勝利でもう一度チームが落ち着いてJリーグの上位でやれるという自信を取り戻した一勝。最初から”絶対勝つんだ”という気持ちでピッチに立って、気持ちが結果に出たと思います。

良い試合をするためには絶対動くことが必要で、そのチャンスを作るために動いていました。とにかく、勝てた結果がうれしくて、全員で喜べるので勝てて本当によかったです。

西 紀寛

西 紀寛

選手

#

# (後半途中から)自分がどこをやっていいかわからなくて、走って疲れました。後半の内容は悪かった。失点しなくて済んだのはよかった。

今日は勝てたけど次が重要です。とりあえず星は5分に(4勝1分4敗)戻ったので、ここから先は貯金を積んでいけるようにしたい。エスパルスをしっかり叩いて。

今日は、もっとシュートで終わる場面が必要だったし、もっと思い切って大胆にできたと思うので、その点が反省点です。

鈴木 秀人

鈴木 秀人

選手

チームとしては試合の入り方もよかったし、1点目もいい時間帯でとれた。いい感じでやれていたけど、後半に相手がシステムを変えてきたところで、うまく対応できなかった。ベンチからの指示でどうこうするのではなく、自分たちできちんと対応できる選手にならないといけないし、普通にやれば、対応できることだと思います。

後半は、基本的なところがうまくできていなかった。相手やいまの状況の中でどうするかというところでのプレーが良くなかったので、自分も声を飛ばしてなんとか修正したかったけど、なかなかうまくいかなかった。運動量も若干落ちましたが、それなりに、やり方はあります。一人ひとりが修正できる力を上げていきたいですね。

(相手2トップに対しては)裏に気をつけていたし、相手について行き過ぎてもラインが深くなってしまうので、その点は前半はコントロールできていた。前でプレスもかかってしたし、ロングボールだけだったので、タイミングをとりやすかったですね。

前半は本当にいいサッカーをしたし、連勝できたし、清水に勝ったらさらに勢いがつくので、ぜひとも勝ちたいと思います。

村井 慎二

村井 慎二

選手

勝ててよかったです。

自分としても、今日は前半に限って言えばドリブルで粘れたりできたのでよかった。康太(上田選手)がサイドを回ることはあまりなかったけどすごく積極的で自分も助かりました。後半は、マークをつかみとれないところがあって、後手後手になってしまいました。

ジュビロはいつも右で攻めるので、左でも攻めて、左右バランスよく攻めれるようにしたいです。

次は清水ですけど、自分たちは前半みたいなプレーを次もどんどん続けていきたいです。

自分のコンディションはいいですね。90分やりたいです。

名波 浩

名波 浩

選手

(自分が入ったときは)サポートに寄ってまた離れてという形がなくて、みんな居心地が悪かった。

西もそうだし、自分も居心地がいいところを探しているうちに終わってしまった。行き当たりばったりな感じで、前にボールが入っても後ろがそのまま残って、前は行って来いという感じになってしまっていたので、その辺は課題ですね。

前半は30分まではよかった。予測のスピードもいいし、ボールを左右のどちらに出すのかというジャッジも正しかったと思う。それによって、ボールを前に運べる機会が沢山あった。村井も1対1とか数的不利でも強引に突破していい局面をつくっていたし、2点目の康太のスルーパスも、もうひとつ近くにジウがいて2つあったけど、いい選択をしたと思います。ヒデ(鈴木選手)が入って締まったし、声も出ているし、完封したというのも、自信になると思います。

京都サンガF.C. 加藤 久 監督 

今日の試合は、前節浦和と対戦して、後半に4点入れられて0-4で負けていたので、その前の試合も含めて、ちょっとチームの悪い流れをなんとか断ち切たいという、非常に大事な試合だった。前半に関しては、そういう悪い流れを引きずってしまったという感じ。立ち上がり、ジュビロの選手たちの勢いに後手後手に回っていたし、選手のからだの反応も非常に遅かった。前半に関しては、こちらとしてはあまりやりたいサッカーが表現できなかった。選手はなんとか流れを断ち切ろうという意思はあったとは思うが、ジュビロの勢いに押されたというのが正直なところ。1点で我慢していればよかったが、2点目を取られたところが、まだまだゲーム運びが安定していないと思う。

後半に関しては、決めるべきゴールチャンスも作っていたので、もっと冷静さというか、匂いをかぐ嗅覚があれば、少なくとも1点は返せていたのではないかと思う。

新潟、浦和、それから今日と、続けて勝ち点0に終わっているので、とにかくいままでやってきたチーム作りをもっと浸透させて、もっとゲーム運びを安定して、パフォーマンスが安定したチームにしていきたい。