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2008年4月5日 vs 浦和レッズ

13:04 エコパ

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内山 篤

監督

ゲーム前は、個に対しグループで、サイドで攻守にわたって数的有利を作って、なんとかチームとしてゲームに臨もうと(ゲームに)入った。先取点はいい形で、特徴も出た。相変わらず、前半、点を取った後、押し込まれるが、その後奪ったボールが、なかなか時間を上手く使えなかった。これがまた課題。後半に関しては、相手がパワープレー気味に来ることに対して予測も立っていたが、1点目、2点目とも、センターバックのところで闘莉央に対するマーキングを大井に変えられる時間がある。そのあたりはこれから経験の中で、一番高い選手(がマークしなければいけない)。2点目に関しては特に、茶野がついていたが、大井も加わって2対1にしていく、ボールのないところでの数的有利をつくっていくということ。そういう部分がゲームの中で、相手がどんな風に出てくるか、瞬時にジャッジできるようになると、あの辺も耐えられたのかなと。

後半何度か、カウンターをかける時とチャンスの時に、やっぱり精度を高く2点目を取りたい。そのあたりもゲームを支配する大きなポイント。選手は一生懸命90分よく戦ってくれたとは思う。

Q. 中山選手を投入して3トップにしたが、もっと早く投入する考えはなかったか?

A. もちろんあったが、バランス的にはもう一回ボールをつなげて、チャンスができないわけではないと思っていたので、パワープレーになると相手も下がるので、その選択は少し我慢した。もう少し早くても良かったかも。

Q. ジウシーニョと上田からのカウンターが今日は多くなっていたが?

A. 前がかりに入ってきたときに、一つは闘莉央が前へ入ってきて1ボランチ気味になるので、うちとしては康太を起点にチャンスになるだろうというのは、試合の前から選手に言ってあった。いきなり直線的に縦にいくよりも、一度上田康太を経由して、というのが戦術的な考えとして持っていた。

Q. それとポゼッションしてということですね。

A. そうですね。何度がフリーのボールを簡単に渡してしまったり、前にかけられるときと、もう一度キチッと時間を作るとき(の判断)は、やはりまだまだ課題。

川口 能活

川口 能活

選手

攻めの部分でもチャンスを作っていたし、守りの面でも非常によく高い位置でラインを保てていた。

相手の攻撃は封じられていたし、ジュビロのリズムでやれていたが、相手の数少ないチャンスにやられてしまったゲームでした。悪くはなかったですけど、相手の個人の能力の高さにやられてしまった。

勝てなかったことは非常に残念です。次に切り替えるしかないですね。

駒野 友一

駒野 友一

選手

しっかり後ろで守ることもできたし、前半は危ない場面もなかったし、最後に2点取られたことは集中力の欠如。1点を守りきるということは非常に難しいことなので、もう1点自分たちが追加点をとれればもっと試合を楽に進められたと思います。

自分のクロスからゴールが決まったということで、今までの試合でそういう場面が作れなくて、少し遠慮していた部分はありますけど、これでどんどん自分のパフォーマンスを高めていって、またゴールシーンを増やしていけるようにしていきたいです。

クロスもそうだし、後半最後にシュートシーンもありましたし、そこでしっかり決められていれば、もう少しチームに貢献できたと思うので、これからもっと高めていきたいです。

ジウシーニョ

ジウシーニョ

選手

ゴールできたのはよかったけど、負けてしまったので残念で仕方がないです。とくに前半は、プレスもかかっていたし、自分たちが支配していいゲームが出来ていた。後半もそれなりにチャンスがあって、そこをモノにして2-0にしていればゲームが終わっていたのに、自分も萬代も次の1点が決められなかったのが、反省点です。

チームとしては今日のように前半にいい形で終わった時に、後半はボールをもう少しまわして大事にして、その中でチャンスを作り次のゴールを狙うという戦い方がまだ足りないと思います。

現代のサッカーの主流は、FWもしっかり守備をする、全員が動いて守るということが大事。守備を人に任せてFWがフラフラしているといのうは自分のサッカーではありません。今日もしっかり走ったと思うけど、負けてしまったのが非常に悔しい。この悔しさから立ち直るには、次に勝利するしかないと思います。

上田 康太

上田 康太

選手

今日はトップ下で、相手のボランチとディフェンスラインの間で受けて、ボールに前を出していこうという意識でした。中盤でけっこうスペースがあったので、今日はボールをいいところでうまく受けることができたと思います。前が空くことも多く、後ろが厳しいときに追加点を取りたくて、シュートも積極的に打っていきましたが、精度がよくない。反省点です。

相手の能力の高さを全員でカバーしあってやっていたけど、後半、隙ができてしまった気がします。もう少し前でボールを落ち着かせたり、追加点がとれていれば、後は楽になったと思います。

後半は、相手がロングボールを蹴ってきて、そこでセカンドボールを拾えなかったのが大きい。後半の入り方は、みんな注意していたし悪くなかったけど、それで少し流れが相手にいってしまった。そういう時に、前でタメが作れないといけないと思います。今日のポゼッションしてボールを回せたというところを、どんな相手にも、プレス厳しい相手にもできるようにしていきたい。内容的によかったところを、次は勝ちに繋げたいです。

大井 健太郎

大井 健太郎

選手

先制して逆転負けは2回目なので、これ以上はしたくないので頑張っていきたい。

前半も後半も、入り方は悪くないと思いますし、やっているサッカーも悪くないと思います。今日は、ここ3試合の中で一番ボールを回せた。ただ、そういう時に2点目を取るのが大事だと思います。ボールが回ったのは、相手のプレッシャーがあまり強くなかったというのもあると思います。

プレスも効いて、前節も今日もコンパクトにできる時間が多かったのは手応えですが、2点を取られたのではいけない。あれはパワープレーなのでセカンドボールをしっかり拾うことが大事だったと思う。闘莉王が上がってきて、守備の高さがないところを狙ってきていた。自分がいちばん高いので、そこをもっとカバーしないといけなかった。

やるべきことをぶらさないよう、みんなで声をかけあって、次もアグレッシブに闘っていきたいです。

名波 浩

名波 浩

選手

今までの反省を活かしてよかったと思う。ポゼッションもよかったしフィニッシュまでのバリエーションも良かったし、2点目を取れなかったのが最大の敗因。

中だるみのようなゲーム展開ではなかったし、みんながアグレッシブさをずっと持ってやっていた。中盤のルーズボールのところも気持ちが入っていた。後半相手が前に出てくるのがわかっていて、それに対してどう対応するかというところが、プランと少し違い予想以上に闘莉王が前にきていて、失点は闘莉王一人にやられた感じ。

負けて収穫というのもなんだけど、時間を作りながらも前にボールも入れていたし、ジウシーニョが日本のサッカーにフィットしてきて、Jリーグを体で感じてわかってきたと思うので、まだまだ爆発すると思います。

山崎 亮平

山崎 亮平

選手

何もできなかったです。ジウシーニョがこぼれ球から結構チャンスを作っていたので、そういうことが出来ればよかったんです。でも、ボールにもあまり絡めませんでした。結果を求められて出してもらっているので、結果を出していかないと。シュートをまだ打っていないので、シュートを打てるように、もっとボールに絡んでいきたいです。

浦和レッズ ゲルト・エンゲルス 監督 

みんな見た通り、入り方は非常に悪かった。開始3分ぐらいで失点して、前の試合も0-1のビハインドになったので、選手の頭の中には、またか、という感じが出た。20分-25分、全くリズムができなかった。1点取りたかったが、前半は相手のカウンターを受けて危なかった。後半は当然攻めなければならないゲームだったが、まず攻めながらも闘莉王と啓太、または細貝と啓太でまずしっかりバランスをとろうと。前は山田、平川、闘莉王とエジミウソン、高原、永井で、思い切りよく勝負して、失敗したら細貝と啓太がいるから次の攻撃もできるし、セカンドボールも拾える。そこはみんなよく頑張ってよくできたと思う。カウンターのシーンもあったが、相手側ハーフでのプレーが多くなって、2点取ることができた。3連戦で疲れていたけど、2回連続で逆転できて、その中でのファイトは非常に良かったと思う。