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2008年4月2日 vs 東京ヴェルディ

19:03 国立

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内山 篤

監督

立ち上がりに早く得点を取ることができたことがよかった。

前半、相手が3トップ気味で3枚のDFで受けようとしたのですが、奪ったボールを早くに失う回数が多くて守備の時間が長くなってしまった。当然、相手は前に残り気味なので、そこできちんと時間を作って攻撃できればもう少し自分たちのペースができたのですが、前半は少し厳しかった。

後半は駒野の右サイドの能力を考えて十分4枚でいけるということで、4バック気味にしてチャンスがあれば前に出ていく(という作戦)でした。

その中でどうしてもまだまだうまく時間が作れないので名波を投入してテンポを落ち着かせた。最終的には東京Vも非常に前がかってきて、ゴール前も迫力があったのですが、そこはよくDF陣が踏ん張ってくれたと思います。勝つということに関しての1勝は大きかったと思います。

Q.後半よくなった要因は?

基本的に相手のボールになっているので、後半はスタートポジションを4枚にして、ダブルボランチは変えずに成岡をインサイドの高い位置でプレーさせたというところがうまく機能したところです。

川口 能活

川口 能活

選手

前半のボールを奪った後、奪ったのにまた取られてしまって攻められる…という形が多かったですけど、後半は修正できてよかった。

後半は上がった時にうまく3バックになって、守りに入った時に駒野を下げて成岡を上げるというように、試合の流れの中でみんなで修正できたので、そこがうまくいったと思います。

前半や後半の最後もすごいハラハラしましたけど、苦しくても勝つことが重要なので、とにかく勝ててよかったです。

ジウシーニョ

ジウシーニョ

選手

ゴールに関しては上田選手からいいボールが入ってきて、クロスのような形で良いシュートができてうまくいったと思います。

前半危ないところもありましたけど、よく耐えて後半に繋げられました。後半は2点目を取った後に残念ながら1失点はしてしまいましたけど、最終的にチームが勝てたことが大きいと思います。

日本に来て2か月が経ちましたけど、その中でひとつ連携というか、チームに溶け込むことを心掛けてここまでは順調に来ている。ただ、まだこの先ゲームはありますし、1試合ごとに良くしていくことが大事でこれでいいということはないので、これからも1つ1つ積み重ねていきたいと思います。

頭切り替えて今日から浦和戦のことを考えたいと思います。強豪なので難しいゲームになることはわかっていますが、気持ちを前向きに出して是非勝利したい思います。

加賀 健一

加賀 健一

選手

前半早めに先制してからは全然良い形がなく、押し込まれるだけでしたが、後半守備の時に駒野さんを下げてからはやりやすくなりました。

前半自滅な形が多く、奪って繋ごうとした時に、もう一度奪われてそこから攻撃されて…という展開が多かった。でも、結果的にみんなで守れたところは収穫でよかったところだと思います。

1失点の場面は、縦パス一本で自分と能活さんの連携をこれから気をつけていきたいところです。

次はレッズ相手に勝ち点3を取るために全力で戦いたいです。

大井 健太郎

大井 健太郎

選手

(後半に立ち上がりに関して)前節と同じことを繰り返さなかったことは収穫だと思いますけど、これをもっといい方向にして次に臨めればいいと思います。

前節のやられ方がみんなが反省するくらい、はっきりとしたものだったので、課題を克服するに無理やりでも集中力を上げていたと思いますし、相手が同じ形で攻めてきたので、そこは絶対やられてはいけないと話し合ってできたことがよかったですし、あとは2点目のタイミングもよかったです。

失点は相手がすごくうまかったし、マークをしていた加賀くんと能活さんの連携が、自分の時も同じような場面があると思うので、そこの大事さを学ぶことができていい勉強になりました。

試合に出れることはうれしいことですし、最初は出れなかったので今はチャンスをもらって楽しくできています。今日勝ってまたチームの雰囲気も良くなっていくと思うので、また切り替えてやっていきたいです。浦和は勢いもついてきているので僕たちは挑戦者の気持ちを持って、やるべきことをしっかりと出すだけです。

河村 崇大

河村 崇大

選手

(上田選手とのボランチの関係は)うまくいかない時間帯もありましたけど、我慢して2人で話し合って基本的にはうまくいったと思います。

後半は名波さんが入って落ち着いたのでよかった。名波さんがいない時でもしっかりやらなくてはことが僕らの課題ですし、うまく盗んでいきたいと思います。

Q.東京Vは前回(ナビスコ杯)とメンバーがだいぶ変わっていましたが?

外国人を中心とした感じで攻撃陣は変わっていなかったので、そこだけ抑えようと。あと平本選手の裏の動きを気をつけようと話はしていました。まだまだ課題は多いですし、これからだと思います。唯一良いと言われるところは勝てたことです。内容は全然ダメですし、理想とするサッカーはまだまだなので、これからそれに近づけられるように頑張りたいです。

上田 康太

上田 康太

選手

ジュビロはパスを繋げていくチームで、これからもそうやっていきたいというのは強く持っているので、今日はそれを意識してやりました。

少し相手に簡単にバイタルエリアで持たれたしまったので、もう少しうまくプレスできれば後ろは楽だったと思います。前回から修正できたことはラインを下げずにボランチがDFラインに吸収されることなくプレスをかけ続けられたと思います。

ジウシーニョとの絡みはボールを受けてくれ、足元にも貰ってれますし、裏にも抜けて動いてくれるので出しやすいですね。試合の入り方は大事だと思いますし、次のレッズ戦でも自信を持って自分たちからアクションを起こせるように練習からやっていきたいです。

名波 浩

名波 浩

選手

前半から奪ったボールをなかなか繋げなくて、スキどころがなく、チームとして非常に苦しかったですけど、最終ラインが能活を中心に踏ん張って、開始早々に得たゴールを守りきっている状況でした。

自分が出てからもボールを奪う位置は低かったですし、相手が人数をかけてきたこともあって受けにまわって、最終ラインが下がってなかなかうまくボールを運べなかったですけど、2点目が入って気分的に楽になりました。

最終ラインが東京ヴェルディのポゼッションに対して少し引いてしまったが、それでも神戸戦よりは3メートル前で踏ん張れていたので、そこが1つの収穫。本当はもう2メートル・3メートル高い位置で保ってコンパクトな状況の中で走る距離を少なくして頭を使いながらやりたかったですけど、そこまで求める課程の中では今日のゲームは重要で勝利も大きかった。

自分たちが目指しているのは、ポゼッションからのフィニッシュ、ボールを奪うまでのプロセスで人数が絡んで人それぞれの予測と判断と共にボールを奪っていく形ですが、ヴェルディのボール回しがうまく、少し後手に回ってしまったかなと思います。

途中から出るということは、ゲームの流れ・雰囲気を変えることがまず仕事で、もちろん決定的な仕事を自分に求められているので、得点に絡むこと、ゲームをコントロールこと、いろんな意味でも非常に重要な30分だと思うので、これからもその時間を大事にしていきたい。

相手にはジュビロにいた選手も何人かいて知り尽くした仲でしたが、やりがいのある相手で勝ててよかったです。

それよりも、連敗しなかったことが大きかったですし、次も土曜日に試合が控えていて連勝しないといけない。上位に食い込んでいくためには連勝を目指して頑張っていきたい。レッズもチームがまとまってきていると思うので、後手に回らず自分たちでアクションを起こしてゲームを展開したいです。

東京ヴェルディ 柱谷哲二 監督 

立ち上がりのところで集中して入ったのですが、コーナーキックからのセカンドプレーでやられてしまった。

前半の1点というのは相手にプレゼントしてしまったような失点でした。

ただ、アグレッシブにいったことと、戦術的なことに関しては選手たちはすごくきちんと応えてくれました。

後半の失点もそうですが、集中力というかファールからでてしまった失点なので判断も含めて焦りが出てきてしまったように感じます。

前半も後半も含めて内容的には我々のほうが良かったと思いますが、内容が良くても勝負に負けたというゲームでした。