株式会社ジュビロは、株式会社豆蔵(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：中原 徹也、以下 「豆蔵」)と、ジュビロ磐田のアカデミー(U-18)におけるコーチングノウハウの活用と、コーチング能力の向上を目的として、生成AIを活用した新たなコーチングサポート手法の実証実験を開始したことをお知らせいたします。

サッカーの指導は指導者個々の知識や経験によるところが大きく、組織全体の知見として蓄積・共有することが非常に難しいという課題感がありました。一方で、クラブは選手育成に関する豊富なデータを保有しており、それらのデータを次世代の選手や指導者の育成に活かす方法を模索していました。
そんな中、データ解析にAIが活用できるのではないかというご提案をいただき、データ解析やプロダクト開発において豊富な経験・知見を持つ豆蔵とジュビロが共同で、新たなコーチング手法を生み出し、アカデミーチームに所属する選手の強化育成を目指す実証実験に取り組むこととなりました。

本プロジェクトでは、ジュビロ磐田のアカデミーチームが持つトレーニングメニューやコーチングノウハウなどを入力データとして、アマゾン ウェブ サービスの生成AIサービス(Amazon Bedrock)の技術を利用して、コーチへの最適なトレーニングメニューの提案やコーチングに関する質問のフィードバックを行うことを予定しています。これにより、コーチングノウハウの蓄積やコーチング能力の向上に寄与するかを検証します。

本実証実験の成果をもとに、生成AIを活用したコーチングサポート手法の実用化を目指し、将来的にはU-18以外の年代・カテゴリーへの導入や他スポーツ・他業界への展開も視野に入れています。

株式会社豆蔵(本社：東京都新宿区)は、デジタルトランスフォーメーションソリューションの提供プロバイダーです。2006年10月に設立され、AIと機械学習を駆使して様々な業界でのイノベーションを推進しています。
詳細は、https://www.mamezou.comをご覧ください。