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2013年シーズンについて(吉野社長コメント)

チーム

社長ご挨拶

2013年シーズンについて

 本日は、2013年度ジュビロ磐田新体制発表会見にご参集いただき、日頃のご支援、ご協力とともに厚く御礼申し上げます。
 今年度も、昨年度に引き続き、皆様の一層のご支援をよろしくお願い申し上げます。
 今年、ジュビロ磐田はJリーグ昇格20周年を迎えます。この記念すべき年にあたり、我々はこれからのジュビロ磐田のあるべき姿を『ネクスト10』としてまとめました。この『ネクスト10』は4つの大きな柱があります。

1:地域密着のさらなる進捗と積極的な海外戦略により、より安定した経営基盤を構築する「クラブの姿」
2:魅力あるサッカーを展開し、日本はもとよりアジアでもトップチームを目指す「チームの姿」
3:スポーツを通して、子供からシニアまですべての世代の笑顔があふれるホームタウン作りの一助となる「ホームタウン活性化」
4:クラブのシンボルにとどめるのではなく、地域のシンボルとして、また地域コミュニティの中心的役割を果たす場所としての「スタジアムの価値」

 この『ネクスト10』達成に向け、ジュビロ磐田はこれからも積極的に新たな挑戦に取り組んでまいります。また、20周年にあたり、スタジアム竣工予定の8月を記念イベント月間とし、多くの企画を予定していますので、こちらもご期待ください。
 2013年度のジュビロ磐田新体制ですが、森下仁志が昨年度に引き続き監督を務めます。昨年は、残念ながら目標を達成することができませんでしたが、必死さ、諦めない姿勢など、ジュビロが頂点を目指して闘っていく上で必要な土台が出来たと確信しております。
 今シーズンは昨年積み上げた土台の上に、森下監督のもと、現有戦力にはさらなる成長を、新加入選手には持てるポテンシャルを最大限発揮していくことを求めていきます。2013年は、現有戦力と新加入戦力を融合させ、必ずや目標であるACL出場権をつかみ取るべく全力を尽くします。ジュビロ磐田は、昨年の戦いぶりを継続しつつ、さらに汗をかき、知恵を絞り、走りきる覚悟です。
 今シーズンのクラブスローガンですが、昨シーズン定めました3カ年計画のスローガン「原点開起」が2年目を迎えます。このスローガンのもと、我々の原点である「世界と渡り合える強いチーム」、「サポーター・チーム・クラブの三位一体による共創」、「地域に愛されるクラブ作り」の実現に向け、あらゆることに学び、吸収し、次世代のジュビロを起こすべく、さらなる努力を続けてまいります。
 また、チームキャッチフレーズは『CONCENTRATION of ENERGY』、(エナジーの結集)を掲げます。ジュビロ磐田がさらなる高みを目指すためには、今まで以上に、個人の持つエネルギー、そして組織として生み出されるすべてのエネルギーを注ぐことが必要です。
 “必死”さを生みだすエネルギー、“執念”を生み出すエネルギー、“飛躍”するためのエネルギー、“勝負”に賭けるエネルギー、そして“歓喜”のエネルギー。さらには、サポーター、地域の皆様から頂く『ジュビロを応援するエネルギー』、そして『ジュビロを愛するエネルギー』。これらすべてのエネルギーを結集、昇華させ、目標に邁進していきます。
 今シーズンは、例年以上に皆様にさまざまな期待感を抱いていただけるようなシーズンになるよう努力をしてまいります。クラブの方向性への期待、チームの成長への期待、20周年記念イベントへの期待、そして新スタジアムへの期待。
 2013年を皆様に「わくわく」していただける1年間にしていきますので、今まで以上に熱いご支援、ご協力をお願いいたします。 今シーズンも引きつづきジュビロ磐田をよろしくお願いいたします。

2013年1月19日
株式会社ヤマハフットボールクラブ
代表取締役社長 吉野 博行