6/19練習レポート@大久保

練習レポート

9時30分からは若手中心のメンバーでトレーニングを行った。

公式戦のない週とあり、トレーニングでフィジカル的にもメンタル的にも一度追い込んでいく。14時からは全選手によるメニューがスタートする。今週の練習は対人的なメニューが多く、ウォーミングアップから個と個の接触が多い。中山雅史と名波浩がヘディングで競り合う珍しいシーンも見られた。 2対1では大井健太郎のドリブルを中山雅史・名波浩が挟みに行く場面もあり。厳しいトレーニングを盛り上げていく。

攻撃陣はサイドからのクロスに合わせることに時間を多く使った。

左サイドから村井慎二と山本脩斗がボールを入れる。DFラインの前に飛び出すFW陣、サイドが切り返すと再びFWが動き直しGKの前で足に頭に合わせていく。ゴールへ直結するパスと動き出し、部分的な修正を繰り返しながら人とボールの動きを確認する。最後は今日もゲーム形式でガチンコ勝負! 山本脩斗や岡田隆らの動きも目立っていた。若手がアピールを重ね、チーム力の底上げこそ現在必要とされる。

トレーニング終了後、若手へ指導をする森下仁志コーチ。

名波浩らと同じ歳ということ、そして一緒にプレーしていた選手たちも多くいることから一緒に考えサポートする姿が常に見られる。佐藤洋平・名波浩・鈴木秀人らも同様だが、ベテラン選手の経験を良い伝統としてチームに伝授すること、そしてその伝統を若手が新しく自分たちなりに変化させ勝負することが大切だ。 日々、試行錯誤してのトレーニングが続けられている。