玉川大学「心の教育実践センター」

イベントレポート

本日は明日のトレーニングマッチvsアルディージャ@大宮を前に、全選手スタッフで玉川大学「心の教育実践センター」難波克己先生のところへ向かいました。

まずは頭のトレーニング。 モノを見方を変えると逆になったりする。 決めつけた見方をしないよう頭脳のウォーミングアップ。

サイコロを使った頭の体操では、ムードメーカー・阿部吉朗選手がチームをまとめます。

頭脳のウォーミングアップから山田大記選手が絶好調! スタッフも共にトライしチーム全員で取り組んでいきます。

手を叩きリズムのトレーニングをする山本康裕選手と田中裕人選手。

8人グループになり目をつぶり手拍子でリズムを合わせていきます。

駒野友一選手、松浦拓弥選手をはじめ多くの選手が笑顔で取り組み、柔軟な頭脳へ切り替わっていきます。

相変わらず、金園英学選手もムードメーカーのひとり。 欠かせない存在です。

チョ ビョングク選手とペク ソンドン選手もお互いの動作を真似するトレーニングでコンビを披露。

山田大記選手と難波先生で距離のあるところから手で支え合うトレーニング。 お互いを信頼し合うことが大切です。

地面に座り、振り子のように動かしながら片方が立つトレーニング。 選手たちの動きを見て関塚隆監督も終始笑顔でした。

難波克己先生がホワイトボードを使って話をしてくれました。 「中央にある円がトレーニングで得た安心。その枠を飛び出したときに不安になる。しかしそれが成長です」

仲間を信じることで自分を相手に委ねられる。 松岡亮輔選手が目をつぶって後ろに倒れ、川口能活選手が支えます。

櫻内渚選手が身体を倒し、北脇里規選手と植村慶選手が支えます。

川口能活選手を支える田中裕人選手はこんな顔でした(笑)

次は外でのトレーニング。 まずは腰に安全ベルトを巻きます。

難波先生の説明を聞き不安そうになる選手たち。 この姿こそが成長の証です。

まずは先生たちのデモンストレーション。 ハシゴを持つ人。 命綱を持つ人。 丸太を登っていく人。

先生が上った高さは20m以上。 高台にあるためかなりの高さを実感できます。

まず30分間は一番大切な命綱の縛り方持ち方引っ張り方。 ここが全員の命守るポイント。

チョ ビョングク選手は縄の使い方が上手。 頼りになる先輩です。

川口能活選手に指導する小林祐希選手と山田大記選手。 先輩・後輩の境がなくなるのもこうしたトレーニングの良いところ。

松浦拓弥選手も命綱をしっかり確認。

さあ、まずは八田直樹選手が登ります。

山崎亮平選手と金園英学選手の登る直前の表情。

上にいる八田直樹選手。 こんな高いんです。 「思ったより高け~~」

上にいる二人も協力し合い、下の仲間と共にトライ。

こちらは綱渡り。 無理だと思わずトライすることが成長に繋がる。

ペク ソンドン選手と山田大記選手が一本のロープを渡っていきます。 協力しながら皆で考える。

菅沼駿哉選手も必死に綱を引っ張りサポート&カバー。

この大きなハシゴを次から次へと協力しながら登っていきます。 牲川歩見選手の大きさがここでも活きます!

惨敗に終わった山崎亮平選手と金園英学選手。 金園「オレを超えろ!!!」次から次と超されていました。

リハビリ中の菅沼実選手も挑戦! これも素晴らしいリハビリです。

チョ ビョングク選手と川口能活選手。 一番安定する姿勢が膝を曲げている状態。 さすがGKです。 しかし今までに見たことのない汗をかいていました。

なんと木下高彰選手がクライミング成功! 若さなのか?軽々てっぺんまで登りました。

この達成感溢れる表情。 先輩のサポートそして支えがあり、達成した時には全員から拍手が沸き起こりました。

丸太の上から前方にあるボールへ飛び込みタッチするというチャレンジ。 阿部吉朗選手が勇気を振り絞りました。

同じくボールを丸太の上からボールへタッチしようと登っていく菅沼駿哉選手。 揺れる丸太と高さの足場の不安定さから今にも泣きそうな表情で大量の汗をかいていました。

「わ~~~~~」と大声を出しながらのダイブ! この限界を超えた菅沼駿哉選手に明日から注目です。

ラストはダブルユウキの共同作業。 7番の小林裕紀はなんと高いところが大の苦手ということで、終始弱音を吐く始末・・・。 それでも達成したのはさすがです。

宮崎智彦選手もこの高さからジャンプ! 次から次と乗り越えていく選手たち。 限界を超えるために支え合う。 この想いこそがチーム競技です。 そして、人間としても大切なことかもしれません。

地上に降りてきた小林裕紀選手はしばらく地面から立てませんでした。

感謝の思いからか、みんなに優しくなった小林裕紀選手。 「今日だけだよ」と言っていましたが、ここからのサッカーも楽しみです。

最後は難波克己先生を中心に集合写真。 サッカーのトレーニングも大切ですがこうした経験も必ず自分のため、チームのため、クラブのため、皆さんと喜びを共にするために繋がるはずです。 玉川大学関係者の皆さん、お世話になりました。