クラブユース全国大会

アカデミーブログ

夏のクラブユース全国大会への最終予選が始まりました。 ジュビロ磐田、清水エスパルス、名古屋グランパスの3チームで2枚の切符を争うリーグ戦方式。 初戦はエスパルスとゆめりあで13:00KOで行われました。 今週の頭から絶対にダービーに勝とうという意気込みでTRを積み重ね、この試合を迎えました。

立ち上がりに大ピンチがありましたが、かろうじてポストに救われると25分には檜原からのパスで左サイドを渥美が仕掛けて行きコーナーキックのチャンス。 金原のクロスをCB山本新太郎が相手選手の上から叩き先制点をあげる。

後半立ち上がりの3分、相手の攻撃の楔のパスを先制点をあげた山本新太郎が突っつくと、ルーズボールを上原が引っ掛けボールは梅村の足元へ。 梅村は前線でアクションした中野のタイミングでスルーパスを出すと、これを受けた中野は相手DFと1vs1。 いい状態で仕掛けた中野はうまくDFのタイミングを外し逆を取り最後は飛び込んできたDFの股下を通すシュートでニアサイドを撃ち抜き追加点を奪う。

しかし4分後に1点を返され2-1。 試合終了間際には、渥美がボール奪取から、途中交代でFWに入っていた津島にボールを預けそのまま前線へスプリントしリターンパスを受ける。 これを1タッチで途中出場の山本紘夢へ預けると、反転し逆サイドから猛然と駆け上がってきた北川へ丁寧なラストパス。 北川は思い切り右足を振り抜き豪快なミドルシュートをニアサイドに突き刺し得点を奪い、3-1で勝利する事ができました。

最終的に厳しい試合を持ってこれたという面では、精神的にも一回り強くなった、成長が見られる部分だとは思うが、ひとつ一つのプレーのクオリティをあげる事や、もっともっと勇気を持って自分たちの目指しているスタイルで勝利することにチャレンジして行くことが、プロで通用する選手になるために必要なことだと感じる試合だったので、結果だけに満足することなく、またTRから積み上げて行きたいと思います。 愛鷹で行われた天皇杯予選のユナイデットFC戦も3-2(得点者:塩谷/及川✖2)で勝利し3回戦に駒を進めることができました。 前半からボールを保持する時間は長かったですが、うまく相手にゲームをコントロールされ、思うようにチャンスを作れないチグハグした内容でした。 相手に苛立ち、自分たちのプレーが全くと言っていいほどできませんでした。 後半には、ハーフタイムに何をしなくてはいけないか自分たちで確認し、それを実行してくれたとおもいます。それが失点からの逆転での勝利に繋がったと思います。 選手は成長は自分たちの中にあるということを痛感してくれたと思います。 普段のトレーニングから常に最終目標を意識して、何をしていかなくてはいけないかを自ら考えなくては、目標の達成はないと思います。 目先の勝利だけで無く、普段から高い意識で積み上げて行って欲しいと思います。 それぞれ与えられた舞台で100%の力を発揮し、選手全員で競争しながらレベルアップして行きたいと思います。

本日もたくさんの熱いご声援、ありがとうございました。