6/4練習レポート@大久保
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10時から大久保グラウンドで全体トレーニングを行った。
昨日までの雨は上がり、濡れたピッチでボールスピードを上げて対人的なメニューが行われる。選手たちが今週末の清水戦へ向けフィジカルを上げていく。 ボールへのプレスを強化し、人に強く当たることから指示が飛ぶ。肩の怪我から復活しているジウシーニョへ加賀健一がプレッシャーをかける。3対3+GKというシュートゲームで激しい接触から球際の勝負を繰り返す。
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ボランチを勤める成岡翔へ森下俊が激しくプレス。
船谷圭祐がサポートしゴールへ目指す攻撃陣、さらにボールを奪い速攻を仕掛ける守備陣との激しい攻防が行われた。 途中から3対4という守備陣を1人多く置いたメニューも行った。一度水分補給をとり、8対8のハーフコートより少し大きなサイズでのトレーニングを行う。プレッシングを早め、ボールを動かしながらサイドへの展開からクロスを入れる。ゴールまでの展開を作り上げていく。
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若手がヤマザキナビスコカップでチャンスを掴もうとトレーニングからアピールが繰り返される。
そのフレッシュな動きに負けず劣らずなのが大ベテラン中山雅史。 一番声を出し、一番汗をかいている。「もっと上手くなりたい」と40歳を過ぎても未だ向上心の塊。今週末に行われる”静岡ダービー”でも大きな思いを胸に挑んでいく。名波浩・田中誠・成岡翔・大井健太郎ら県内出身選手にとって清水という相手は特別なライバル心がある。 久しぶりのヤマハスタジアムでの静岡ダービーマッチ。想像するだけで楽しみが膨らんでいく。