10/13 プリンスリーグ第18節 vs清水商業高校

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プリンスリーグ東海・第18節 vs清水商業高校 ○1-0 宮村 緯(73分)
10月13日(土)、ジュビロ上大之郷グラウンドにてJFAプリンスリーグ2012東海・第18節・清水商業高校戦が行われました。 この試合は今季プリンスリーグの最終節。 前節終了時点でリーグ首位・ジュビロ磐田U-18と2位・浜松開誠館高校との勝点差はなく、得失点差『7』という僅差でした。 12月中旬開催予定の来季プレミアリーグ参入戦へ出場できるのはリーグ1位のみ。 念願のプレミアリーグに一歩近づくために何としても勝ちたい一戦となりました。
この試合のスタメンは牲川歩見、渥美瑛亮、中島大智、山本新太郎、檜原悠佑、板倉正汰、鈴木拳士郎、梅村晴貴、金原唯斗、中野誠也、竹下玲王。

ジュビロ磐田U-18はいつも以上のプレッシャーを背負いながらも序盤からボールをしっかり保持しながら攻撃していきます。 写真はボランチを務めた板倉正汰。 キャプテンマークを巻き、中盤の底でチームをリードしました。

序盤、先にチャンスを作ったのはジュビロ磐田U-18。 FW・中野誠也ら攻撃陣が相手ゴールへ迫るもゴールはならず!

ドリブルで敵陣に切れ込み、スルーパスを出す鈴木拳士郎。 中盤の中央でプレーし、タイミングのいい攻撃参加を見せました。 前半は互いにチャンスを作りながらもゴールを割れず、0-0のまま終了。 後半勝負に――。

ジュビロ磐田U-18の後半最初の決定機はFW・竹下玲王に訪れました。 2トップの相方・中野誠也のパスをゴール前で受け、そのまま豪快に右足を振り抜くもゴールならず!

右サイドからスローインする梅村晴貴。 中盤2列目の右サイドで積極的にボールに絡み、攻撃のリズムを作りました。 終盤に大仕事をやってのけることに・・・。

俊敏なドリブルで相手ゴールへ迫る金原唯斗。 中盤2列目の左サイドでプレーし、運動量豊富なプレーを見せました。

ジュビロ磐田U-18が均衡を破ったのは73分! 右サイド・梅村晴貴のクロスを後半途中からピッチに立った宮村 緯がダイビングヘッド!!! 「(梅村)晴貴がいいボールを出してくれましたし、みんなの気持ちを込めて合わせるだけでした」(宮村 緯)というシュートが相手ゴールに突き刺さる!!!

ゴール後、喜びを爆発させる宮村 緯!!!

背番号9の渾身のヘディングシュートにホーム・上大之郷グラウンドは大歓声に包まれました!!!

1点リードした後もジュビロ磐田U-18は守りに入らず、最後までアグレッシブな戦いを見せます。 写真は後半途中からピッチに立った石田崚真。 右サイドバックを務め、積極的な攻撃参加を見せました。

同じく途中出場の本多峻弥。 同じく終盤に投入された阿久澤 慎と共に限られた出場時間ではつらつとしたプレーを見せてくれました。

プレミアリーグ参入戦の出場権を獲得することができました!!! 同時刻に行われていた試合で2位・浜松開誠館高校も勝利したものの、得失点差で首位を守り、プレミア参入戦の出場権を獲得することができました!!!

試合後、選手一人一人と握手を交わす鈴木秀人U-18監督。 ■試合後のコメント ほっとした部分もありますが、まだスタートラインに立てただけだと思っています。 プレミア参入戦へ向けてしっかり準備していきたいです。 この一年、改めて基本的なことを徹底し、選手の一人一人のレベルが上がってきていると思いますし、この結果も選手が成長しているからこそだと思います。 今後もさらに追求していきたいと思っています。 Jユースもありますし、また切り替えてやっていきたいと思います。

試合直後のピッチでは試合出場のなかった選手らがトレーニングを行っていました。 ご父兄の皆様、サポーターの皆様のご声援に感謝し、喜びをわかち合ったチームはすでに次の戦いを見据えています。 鈴木監督の言葉にある通り、この勝利はあくまでも「スタートライン」。 12月開催予定のプレミアリーグ参入戦へ向け、ここからさらなるレベルアップを目指します! 本日は熱いご声援誠にありがとうございました。 引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。
※『プレミアリーグ参入戦』・・・12月中旬開催予定。 プリンスリーグ9地域の優勝チーム同士でプレミアリーグ参入戦を戦い、勝利した4チームは次年度のプレミアリーグへの出場資格を獲得。 東海1位のジュビロ磐田U-18は関東1位(未定)に勝ち、さらに北海道1位(北海道大谷室蘭高校)に勝てば次年度のプレミアリーグ参入が決定。