トップチームは山形から新幹線を乗り継ぎ磐田へ帰宅すると、片付け・トレーニング準備をしリカバートレーニングを行った。サテライトチームの練習試合の準備へ入る前に全員がクラブハウスに集まり、ひとりの選手が紹介される。鮮烈なＪリーグデビューから8試合6得点の活躍後、ヨーロッパチームへの移籍交渉でチームを離れていた李 根 鎬（イ グノ）がジュビロ磐田に帰ってきた。全選手の前で「ごめんなさい。ご迷惑をおかけしました」と話し始めたが選手たちも笑顔で歓迎する。

今日は、久しぶりの磐田（大久保）グラウンドということで挨拶とチェック、そしてコンディショニング調整をした。久しぶりにチームメイトとボールを触れたことで本人からも笑顔が見られた。選手たちのロッカールームにあるホワイトボードには「やっぱりジュビロだね」とメッセージが書かれていた。「おかえり」という気持ちで選手・スタッフが迎える。ここから再びジュビロ磐田の一員としてレギュラー争いがスタートする。

トレーニング後記者に囲まれ、「やはりピッチで仲間と一緒にボールを蹴っているのが一番幸せ」と語った。サポーターの皆さんへは「一生懸命頑張ります」と笑顔で語ってくれた。連休と言うことでたくさんのサポーターが駆けつけてくれたが、李 根 鎬（イ グノ）は時間の許す限り全ての人にサインと写真の対応をして帰った。一日も早くベストパフォーマンスに戻せるようスタッフと共にコンディションを上げていく。サポーター皆さんからの期待は大きい。