5月2日(水)、ヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行い、明日5月3日(木・祝)の川崎フロンターレ戦(15時～・等々力)へ向けて、最終調整を進めた。 この日はサポーターの皆様、報道陣の皆様のご協力の下、非公開で調整。 報道陣の皆様へ公開されたのも冒頭のウォーミングアップまでとなった。 この日の練習グラウンドは朝から雨。 練習前から小粒の雨が降り続き、時間の経過と共に雨粒は大きくなっていった。 ただし、気温はそれほど下がらず、ややじめじめした天気となった。

練習前、選手たちが次々とピッチに姿を現し、ベンチ脇でスパイクの紐を結んでいく。 時折、笑顔を見せるなどリラックスしたムードを感じさせた。 コーチングスタッフのホイッスルが鳴ると選手たちはピッチの中央へ集合。 森下仁志監督の話に耳を傾けると、表情を引き締めてトレーニングへ入っていった。 心身の”めりはり“は連戦を乗り切る上で欠かせない要素。 選手たちはオンとオフのスイッチを上手く切り替えながら、明日の一戦へ向けて徐々に集中力を高めていく。

ウォーミングアップ時、選手たちをじっと見つめる森下仁志監督。 森下仁志監督・試合前コメント ――前節・セレッソ大阪戦を振り返り 序盤、気持ちが入っていましたし、あれだけ(ボールを)動かしていたので、そこで(ゴールを)仕留められるようになればと思いますが、”やれる”ということは証明していると思います。 ただし、清水エスパルス戦同様、後半開始直後の失点ということで、そのあたり、“人の庭”(アウェイ)でプレーした時にもより自分たちの”空気感“へ持っていかなければいけませんし、それを継続し、より長くしていかなければいけないと思っています。 ――3月、4月の戦いを振り返り 3月、4月とヤマザキナビスコカップを含め公式戦11試合を戦い7勝2分2敗ということで、数字だけ見れば素晴らしいですし、悲観する内容ではないし、自信を持っていいと選手たちに伝えています。 アウェイゲームが多い中、選手たちはよく踏ん張ってくれています。 長いシーズンを見てもこの5月は大事になります。 ――今節・川崎フロンターレ戦へ向けて 川崎フロンターレは以前からいい選手が揃っているチームです。 2試合連続のアウェイとなりますが、“人の庭”でも自分たちのプレーをやり続けることが大事だと思っていますし、そういった部分を含めてこれからチームが強くなっていくための挑戦だと思っています。 その意味でも今節もやりがいのある試合だと思っています。

ウォーミングアップ時の山田大記。 コンディションを確かめるようにゆっくりと、入念に体をほぐしていた。 前節のアウェイゲームで反撃ののろしを上げたのはこの男。 豪快なボレーシュートで公式戦3試合連続ゴールをマークし、最後まで諦めない強い意志を見せてくれた。 今節は2試合連続のアウェイゲームとなるが、攻撃のキーマンの一人はやはり背番号10。 等々力でもアグレッシブな攻撃参加を見せてほしい！

同じくウォーミングアップ時の前田遼一。 いつものようにピッチを走り込み、直前調整を進めていった。 ここ数試合“沈黙”が続いているものの、常に高いパフォーマンスを見せてくれていることに変わりはない。 ただし、人一倍“結果”にこだわるエースが自分自身の現状に満足できていないことも事実。 チームとして勝利することが最優先ではあるが、やはりこの男のゴールも見たい。 最前線で運動量豊富なプレーを見せる背番号18に、この試合も注目だ！ 2012 J1リーグ第9節 vs.川崎フロンターレ 5月3日(木・祝)15時～・等々力陸上競技場 アウェイでもアグレッシブに！！！ ご声援よろしくお願いします！！！