4/22 トップチーム練習試合・名古屋戦(アウェイ)

練習レポート

4月22日(日)13時よりトヨタスポーツセンターで名古屋グランパスと練習試合(45分×2本)を行い、前半1-0、後半1-1、合計スコア2-1で勝利した。

この日、名古屋グランパスの練習場がある愛知県豊田市は終日、雨。
スリッピーなピッチコンディションの中、スピーディーなゲーム展開となった。
スコアが動いたのは試合開始直後の3分。
序盤からアグレッシブな戦いを仕掛け、ゴール前でフリーとなった菅沼実がチャンスを生かし、電光石火の先制ゴールを決める!

この試合、キャンプテンマークを巻いたのは金沢浄。
左サイドバックに入り、終始冷静なプレーを見せ、チームを牽引。
雨天のタフなゲームとなった中、背番号16の落ち着いたフィードがチーム全体にリズムをもたらした。

前線へ走り込み、パスを受ける黄 誠秀。
この試合では中盤の2列目に入り、足元でパスを受ながらタイミングよくフリーランニングを見せるなど、ダイナミックなプレーで前線に起点を作った。

空中で激しく競り合う櫻内 渚。
この試合はセンターバックとしてプレー。
ハードな肉弾戦をものともせず、タイトなディフェンスを見せていた。
後方でボールを持ち、積極的なビルドアップも見せる場面も。

前半を1点リードで折り返すと、後半も立ち上がりからアグレッシブに仕掛ける!
相手ゴール前に侵入した菅沼実が強烈なシュートを放つも、これはゴールならず。
この試合、主に左サイドでプレーしていた背番号15は鋭くインサイドへ切れ込みながら積極的にボールに絡んでいた。

前線で起点となり、相手を引きつけながら後方へヒールパスを出す阿部吉朗。
アグレッシブにゴールへ迫りつつ、チームメイトを生かす柔軟性も光る。
最前線で運動量豊富なプレーを見せた背番号30は得点こそならなかったものの強烈なミドルシュートも披露。
前線からのディフェンスも最後まで手を抜くことはなかった。

ドリブルでタッチライン際を駆け上がる山本脩斗。
この試合では右サイドバックとして攻撃の起点を作ると、空中戦でも一歩も引かず、ディフェンス面でも貢献した。
先の横浜F・マリノス戦ではベンチを外れることにはなったが、次節を見据え、積極的なアピールを続けている。

カウンターから相手に1点を返され、1-1の同点で迎えた71分、左サイドでボールを持った押谷祐樹が鋭いドリブル突破で局面を打開する。
スピード感溢れるドリブルでインサイドへ切れ込み、そのまま右足を一閃――。
パワフルなミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、勝ち越しに成功!

相手ゴール前でFKを獲得し、ゴールを見据える菅沼実と押谷祐樹。
この場面ではゴールにつながらなかったが、ゲームはそのまま2-1で終了。
両アタッカーのゴールでジュビロ磐田が勝利。
結果、内容の両面で非常に有意義な一戦とすることができた。