大学生の研修(巡回サッカー教室)
5月12日、13日は磐田東部幼稚園とマリア幼稚園で巡回サッカー教室を行いました。 今回は、静岡産業大学の学生が『ジュニアスポーツ実習』という授業の一環でサッカー教室のサポートをしましたので、その様子を報告します。 実習生は、実習を行うにあたり事前に幼児とのコミュニケーションやトレーニング理論といった事前指導を受け、当日の実習に臨みました。当日は巡回教室の1時間前に幼稚園に入り、園庭の確認や用具の準備や試合のコート作りをした後、当日の流れを育成普及部のスタッフと確認します。こうして実際の指導方法だけでなく、指導者として事前の準備の大切さや時間に余裕を持って行動することなどを学びます。
さて、いよいよ教室開始。スタッフ・実習生・園児が整列をし、コーチの自己紹介から教室が始まりました。初回の実習という事もあり多少の緊張もありましたが、実習生は園児達にしっかり目を配りながら、『よーし、やってみよう!!』、『上手だね~!!』、『大丈夫だよ~!!』など優しく前向きな声かけが出来ていました。途中、2人で手をつないでドリブルをする時、グループ作りが苦手な子に手を差し伸べて、一緒にドリブルをしました。中にはとても上手な子がいて、実習生が園児に引っ張られていた姿も見られました。
最後の試合では、ピッチの周りでアウトボールを拾ったり、ボールに夢中になっている園児がピッチ外の遊具や壁に当たらないよう安全を確保したりしながら、試合を進行しました。子供達も、のびのびとした空間の中で思いっきりサッカーを楽しんでいました。 今後も、巡回サッカー教室には、大学生の研修や中学生の職場体験などで参加があります。異種年代の交流を通じ子供の教養活動の場を設けていきます。