14時から大久保グラウンドでHonda FC とトレーニングゲームを行った。25度を超える日中の気温に選手たちも水分を補給しながら対応する。メンバーをあえてバラバラにした内山監督が言うようにトップチームと若手を混ぜてスタメンを組む。怪我からの完全復活を目指すカレンロバートが1本目で中山雅史と組みゴールを狙う。名波浩がゲームメイクし佐藤洋平・鈴木秀人・田中誠とベテランが守備を固める。スムーズにゲームが進みカレンロバートのゴールも2本決まる。

中山雅史がどんな相手だろうと場所だろうと常に全力で戦う姿勢でチームを引っ張る。名波浩をはじめベテランたちのこうした姿勢が未だにジュビロ磐田を支えている。1日でも早く次世代の選手たちが吸収し支えていきたいところだが、まだまだ訓練が必要だ。1本目は河村崇大が、そして2本目は犬塚友輔がキャプテンマークを左腕に巻き戦い抜く。

左サイドからは、怪我から復帰した村井慎二が再三チャンスを作る。まだコンビネーション面で確かめる動きが多いが徐々にコンディションが上がってきた。右に先発した山本康裕が怪我で離脱、代わって入った松浦拓弥が機敏な動きでサイドからドリブルで崩す。岡田隆・森下俊らがベテランに支えながら自分の力をフルに発揮してくれた。内容は大味となり6－5という得点結果。首脳陣は「評価できるところもあったがこのゲームで判断できた選手もいた」と厳しい視線で見ていた。