11/13 練習レポート @大久保
14時から大久保グラウンドでトレーニングが始まった。U-19日本代表 AFC U-19選手権サウジアラビア2008大会に参加していた山本康裕が帰ってきた。残念ながら準々決勝で韓国に破れワールドユースへの参加はできない。悔しさだけを持ち帰り、再びジュビロでトレーニングを開始。Jリーグそしてアジアを突破し、世界の舞台で戦える選手へと成長できるように、新たな勝負が始まった。
足を痛め離脱していたGK松井謙弥も復帰。犬塚友輔や松浦拓弥ら体調不良だった選手たちもコンディションを整え元気にピッチを駆け回る。快晴の磐田地区、ジャケットがいらないほどの暑さで直射日光が眩しいほど。選手たちも気持ち良さそうにボールを蹴り、90分間集中した練習を行った。前田遼一・ジウシーニョら引き続きキレのある選手たちが練習から盛り上げる。
本日、発表があった名波浩の今期限りでの引退。報道陣からの注目を一点に受けるが、本人はいつも通りサッカーを楽しんだ。若手選手へ指示を出し、プレーが途切れてからも話を聞いていた。ピッチの中の監督と言ってもいいほどの存在でチームを支えている。彼がジュビロへ残してくれた財産は計り知れない。ここまでの歴史を無駄にしないよう、まず今シーズンを大切に戦いたい。本人が選手たちに言っていた言葉「笑って今シーズンを終わろう」チームが再び団結する。