ジュビロマラソン

イベントレポート

第11回ジュビロ磐田メモリアルマラソンが8時30分の開会式後行われた。天候は雨だったが、スタート前に何とか上がる。道路は少し濡れている状況、それでも1年間このために鍛えてきたランナーたちがエントリー後スタートラインに並ぶ。

ハーフマラソンの部、スターターはハンス オフト監督。「皆さん、他所を見ずしっかり前を見て走りきってください」と声をかけた。

今年のランナーは全ての部を合わせて4,400名のエントリーがあった。肌寒くなってきた気候でも元気良く、短パンランニングで走る姿が目立った。

ジュビロくん、ジュビーちゃんも揃い磐田の街をジュビロ色に染めてくれる。ジュビロ全選手が参加し、今年も例年通り開催された。

オフト監督が利き手の左にピストルを持ち"パンッ"という合図でハーフマラソンがスタート!

3kmの部では山本脩斗・押谷祐樹・中島良輔・藤井貴・森下俊・八田直樹が一般エントリーランナーと一緒に走った。

3km・ファミリーの部では中山雅史がスターターを勤めた。姿を見せただけでランナーたちから歓声が上がる。

3kmの部は小学生・中学生の世代が多く見られた。イキイキしたスタートダッシュでプロ選手たちが本気で追い越されるシーンも!

スタートした選手たちが中山雅史に手を振りながら笑顔で走っていく。全員が走り去った後、子供の靴が片方落ちていた。激しいスタートのポジション争いが物語る。

10kmの部では大井健太郎がスターターを勤める。「皆さん、磐田の街を堪能しながら気持ちよく走ってください」と話、大井健太郎らしい和やかな空気を作る。

地元選手とあって、地域に密着した顔なじみのランナーもいたようだ。多くの方から声をかけられ選手たちも元気をもらう。

ラスト、5kmの部では太田吉彰がスターターを勤めた。「ぬかるんだピッチ、いやグラウンド、いや道路に気をつけて走りきってください」と挨拶。

ジュビロくん・ジュビーちゃんと共に全ランナーを送り出した。天気は何とかもった、雨粒が多少落ちてきたが、全員がゴールするまで天気も味方してくれる。

大会をサポートしてくれたチアリーディング部の皆さんと集合写真を撮る。昨日の試合に出場した選手たちがリカバートレーニング後、共に撮影する。

大久保グラウンド上にある磐田スポーツ交流の里"ゆめりあ"グラウンドでサッカーフェスタも行われた。森野徹やヤマハラグビーのメンバーも参加してくれた。

ジュビロ磐田フットサルクラブのメンバーも補助に入り、子供たちにリフティングを教える。

藤井貴も負けじとテクニックを披露!様々な技を見せ、子供たちのモチベーションも上がっていく。

キックターゲットではキック力は関係ない、連続して最高得点枠へシュートを決める子供も現れプロ選手たちもビックリ。

怪我から復帰した押谷祐樹らも子供たちに囲まれながら良いトレーニングができた。身体はもちろん、精神的にも完全復活へ向け良い時間を過ごすことができた。

イベントの合間には子供たちのシャツにサインするシーンも見られ、Jリーグ残り3試合の良い力となっていく。

表彰式を終え、今年は例年にない行事が追加された。磐田市主催の「ジュビロ磐田激励会」

サポーターの代表たちも集まり肩を組み共に最後まで応援してくれる。連日の応援、他会場の結果も気になる時期だがしっかり自分たちのやるべきことをこなしていく。

全選手・監督・社長が壇上に上がり、サポーターからの声援・応援を頂く。オフト監督は「私たちのマラソンはまだ終わっていない。ここからが勝負です」と語った。

選手を代表して中山雅史は「最後まで戦い抜く、決して諦めない。皆さんからの応援が力になっています」と笑いひとつないまじめなコメントで関係者みんなの気を引き締めた。

サポーターの想いが詰まったメッセージ入りフラックを馬淵代表取締役社長が受け取る。

このフラックはしっかりクラブハウス内に貼ってあります。今年、終盤になり多くのメッセージフラックを頂きました。千羽鶴など贈り物も含め全て選手たちの目が届くところへ掲示しております。

オフト監督・中山雅史チームキャプテンも続けてメッセージフラックを受け取った。

残り3試合となった2008Jリーグ。柏(@ヤマハ)鹿島(@カシマ)大宮(@ヤマハ)と最後の最後まで分からない展開になることが予想される。今こそひとつに。

サポーターの大声援に支えられながらジュビロ磐田メモリアルマラソンも無事閉幕。磐田市民そして地元サポーターにどれだけ支えられているか!?感謝あるのみ。

子供たちもジュビロ磐田をしっかり見つめています。未来のために、磐田のために、絶対残留。そして再び常勝軍団を作り、新たな黄金期を作りたい!