2部練習!

練習レポート

10月27日(水)、9時30分からヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。 午前の天気は曇りのち晴れ。前日と比べ、多少冷え込んだものの、時より日光が差し込む時間帯もあり、暖かさを感じることもできた。写真はゴールキーパートレーニングを行う川口能活。

対人形式のトレーニングやゲーム形式のトレーニングなどを行い、週末の川崎フロンターレ戦(10月30日)へ向けて調整を進めていく。ピッチ上には選手同士の声が響き、非常に緊迫したムードになる。 連日、ヤマザキナビスコカップに関する取材で多くの報道陣が練習グラウンドに詰めかけているが、選手達は目の前のJ1リーグに集中している。まさに一戦必勝といった雰囲気だ。

全体練習後、個別にヘディングのトレーニングを行うイガンジン。高い打点のジャンピングヘッドを見せていた。ダイナミックなプレーで空中戦に強さを見せるセンターバックは最終ラインの要である。セットプレーから相手ゴールに迫るプレーも必見で、攻守に存在感を発揮している。

この日は15時からも練習グラウンドでトレーニングを行い、一部の選手が参加した。午後になると空は雲に覆われ、ひんやりした空気が練習グラウンドに流れた。この時期、体調管理にも十分に気をつけたいところ。午後も対人形式のメニューを中心にトレーニングを進めていく。

ゲーム形式のトレーニングも行った。ゴールマウスに立ち塞がり、鋭いセービングを見せていたのは八田直樹。ピッチ全体に響き渡るほどの大きな声で味方に指示を送る場面も見られた。このところベンチに座る機会が多くなっているが、変わらぬパフォーマンスと高い集中力をキープしている。チームとしても非常に大きなことである。

トレーニング終了のホイッスルと同時に、思わずピッチに腰を落とす選手達。その後ろ姿がトレーニングの過酷さを物語っている。インターバルを挟みながらではあるが、ゲーム形式のトレーニングを繰り返し、午前練習もこなしている選手達にとって、けして楽なメニューではない。質の高いトレーニングで順調に公式戦に向けた準備を進めることができている。