8/20 練習レポート@大久保
8月20日、16時30分からヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。 夕方からのトレーニングということで日中の暑さも和らぎ、涼しさを感じながら調整を進めていく。8月22日の静岡ダービー(エコパスタジアム・18時)まであとわずか。フィールドはいつも以上に緊張感に包まれる。
ゲーム形式のトレーニングやシュート練習などを行った。連戦のコンディション管理に重点を置き、短い時間で全体練習を切り上げた。戦術、技術、そしてフィジカル。連戦の中であらゆる部分をコントロールしていかなければならない。ただ、最後に勝敗を決めるのは“気持ち”。勝利への強い執着心を持ったチームに歓喜が訪れる。清水エスパルスとのダービーマッチは絶対に譲れない。
「しばらく勝てずにプレッシャーを感じた部分もありましたし、前節の勝利でさらに思いきってプレーできると思います。勢いに乗っていきたいです。静岡ダービーに対しては選手と同じくらいサポーターの方々にも思い入れがあると思います。前回の対戦(7月17日)ではアウェイで引き分けていますし、勝利だけを目指してプレーしたいです」(上田康太)。今季3度目のダービーマッチはサックスブルーのプライドを賭けた一戦になる。
練習後、ファンサービスを行うジウシーニョ。前節のヴィッセル神戸(8月18日)では久々にフォワードとして先発出場し、前田遼一と共にアグレッシブなプレーを見せた。「自分のポジションがどこであれ、チームが勝利できたことが大事です。」試合後、何よりも嬉しかったことはチームの勝利だった。ジュビロ磐田に全てを捧げる背番号8の存在は非常に心強い。
前節、試合後の監督会見で柳下正明監督はサポーターに対する思いを語った。「選手達の力は、今まで勝利できなかったにも関わらずいつも熱い声援を送ってくださったサポーターの皆さんの力で出せたものだと思います。」今節もスタジアムに駆け付けたサポーターに勝利をプレゼントするために戦う。「前回の対戦(7月17日)では序盤から良いゲームができました。今回も試合の入り方が非常に大事になります」。2日後のダービーのポイントをそう語る指揮官は練習風景をじっと見つめていた。