8/7(水)ジュビロ磐田ジュニアユース ブラインドサッカー体験

アカデミーブログ

8月7日(水)、ジュビロ磐田ジュニアユース55名がブラインドサッカーを体験しました。

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この日は、FCコレチーボ静岡の皆さんがブラインドサッカーという競技や蹴り方などを教えてくださいました。

始めに、ガイドの方から視覚障がいがあるときの見え方を説明していただきました。
手を使い一部だけ見える場合や、クリアファイルを使って白く濁って見える様子を再現。さらに、ロービジョン体験ゴーグルを使用してボールを蹴ってみました。

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その後は、障がいについての話を聞きました。
就職し、働き始めたあとに障がいになったFCコレチーボ静岡の中村選手と、障がいになって困ることや視覚障がい者を見かけたときにできることを一緒に考えました。

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障がいのことを考えたあとは、ブラインドサッカーやパラスポーツについて教えていただきました。
パラスポーツは、元からある競技をアレンジしたものと、ボッチャやゴールボールのような特有のルールを持つものがあるそうです。

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ブラインドサッカーはジュニアユースの選手が普段から取り組むサッカーの仲間。
その言葉をヒントに、ブラインドサッカーのボールを使って練習をしました。

ボールを蹴らず、手でパスをしながら音の鳴るボールの方向を探したり、転がるボールを走って追いかけたり、いつもは目で認識するボールも、音を頼りに探すのはとても大変でした。

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中村選手は、パスだけでなく、緩急をつけたドリブルや、音の鳴るボールを音が出ないように運ぶ、など様々な技を習得していました。
ジュニアユースの選手たちも、どのようにしたら相手にボールを取られないかチームで研究!

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話し合った内容を発表しました。

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最後に、体験した感想を話し合いました。提出した感想の一部を紹介します。
・ロービジョンのゴーグルを着けて視野が狭くなると、誰がどこにいるのかわからず、大変だった。
・視覚障がいがある方は普段の生活も大変だということがわかった。
・ブラインドサッカーの選手は、音だけで場所がわかってすごい。
・目が見えないと難しかったけど、声を発したり、周りの声を聞くことが大切だとわかった。
・「ボイ」と声を発して危険を補うための工夫があることがわかった。
・目が悪い方が困っていたら積極的にサポートしていきたい。
・普段できているボールタッチやプレーが想像以上にできなくて驚いた。

体験を通じて選手たちは、普段のサッカーにも活かしたいことを見つけることができました。
FCコレチーボ静岡の皆さん、ブラインドサッカーを教えていただきありがとうございました!