7/1 練習レポート@大久保
午前練習は9時30分からスタート。午前練習ではほとんどの時間を対人形式のトレーニングに割いた。大久保グラウンドはこの日も晴れ。連日暑い中でトレーニングを行っており、徐々に疲労が蓄積するところではあるが、集中を維持したままトレーニングを続けていく。
スモールコートで4対4や5対5を繰り返し行っていく。ゴール前の攻防は白熱したものになった。味方の人数が少ないためパスコースを作るためにはいつも以上に動かなくてはならない。ディフェンス面も同様。多くの運動量を求められるトレーニングになった。
6月30日をもって契約満了することが決まったイグノ。この日、練習には参加せずクラブハウス内で取材に応じた。チームを離れることになったものの、昨季の静岡ダービーで衝撃的なJデビューを飾るなどその功績は色あせることはない。韓国代表の落選という悲運を乗り越え、新たな一歩を踏み出した。
午後のトレーニングは15時からスタート。一部のメンバーのみが参加し、対人形式のトレーニングやシュート練習などを行った。少人数でのトレーニングではあるが、その分運動量が増え、密度の濃いトレーニングになる。森下仁志コーチの指導を受けながら、真剣な眼差しでボールを追い駆けていく。
ボールポゼッションの質を意識しながらトレーニングを進めていく。激しくボールを奪い合う場面が何度も見られるなど、非常に緊張感のあるトレーニングになった。イグノの退団により、前線のポジションが一つ空いたことは事実。チーム内の競争はすでに始まっている。Jリーグ再開までの残された時間でスタメンの座を掴み取るのはどの選手か。