プレミアリーグ参入戦決勝戦 前橋育英高校戦
12月17日(日)11時より、広島広域公園 第一球技場にてジュビロ磐田U-18は、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プレミアリーグ参入戦決勝戦 前橋育英高校戦を行いました。
来シーズン、プレミアリーグへの昇格がかかる大一番。
前半40分、金原颯選手のスルーパスを受けて抜け出した伊禮祐作選手がゴール前にラストパス。新里勇人選手が押し込みジュビロ磐田U-18が先制。
しかし、後半35分に追いつかれ、ゲームは延長でも決着がつかずPK戦にもつれ込みます。
PK戦は、前橋育英3人目・5人目を、キャプテンのGK牧野恋音選手が止めて、3-4で勝利しました。
この勝利により、ジュビロ磐田U-18は来シーズンのプレミアリーグへの昇格が決定しました。
遠方にも関わらず駆け付けてくれたサポーターの皆様、本当にありがとうございます。
大会の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.jfa.jp/match/prince_takamado_trophy_u18_2017/playoff_2017/playoff1/match_page/m9.html
世登 泰二 監督
ー初めてのプレミア昇格です。
勝って、すごくうれしいんですけど、まだ実感はわかず、ホッとしている感じです。
ー選手の気持ちが伝わる試合でした。
激しくファイトすること、熱い気持ちをもつことは重要ですが、それでも、心はクールに、冷静にプレイすることを求めました。皆がしっかりやってくれていたと思います。
ーチームの結束力を感じました。
参入戦への参戦が決まって、チームが一段とまとまっていっているなとスタッフも感じていました。なかでも3年生が下級生の良い部分を引き出してくれたことが結束力を強めてくれたと思っています。
ーPK戦の時は何を想われていましたか?
信じてベンチで見ていました。PKを止めた時は、ビックリして、一瞬何が起こったのか、わからなくなってしまうくらいでした。
キャプテン 牧野 恋音選手
ー試合を終えての感想を。
嬉しいの一言に尽きます。やっと上がれたということと、(一昨年の敗戦の)悔しさをしっかり返すことが出来てよかったです。
ーキャプテンとしてどのようなことを伝えて試合に挑みましたか?
試合前の円陣で「いつもどおり、自分たちのサッカーが出来れば結果はついてくる」と伝えました。
ー全員、気持ちが入っていたと思います。
皆プレミアリーグに昇格したいと思っていたので、苦しい時間もありましたが、皆が一丸となってハードワーク出来たと思います。
ーPK戦になって、どんな心境でしたか?
僕が止めない限りチームは勝てないと鼓舞していました。チームのみんなには「俺が絶対止めるから、大丈夫だ」と伝えました。2本止めることが出来、それが勝利につながってよかったです。
ー止めた瞬間はどうでしたか?
味わったことのないような感覚です。一昨年は延長で負けてしまって、悔しい想いをしていたので、勝った瞬間は嬉しかったです。
新里 勇人 選手
ー試合を終えての感想を。
まだ実感はわいていないのですが、嬉しいです。
ー得点シーン(ゴール)を振り返ってください。
祐作(伊禮選手)がいい形で抜け出したので、中に入っていれば絶対にボールが来ると信じていました。この舞台で意思の疎通ができ、ゴールを決められて、とてもうれしかったです。
ーチーム力を感じる一戦でした。
監督が変わって、手探りの状態からスタートしましたが、「絶対にプレミアに昇格するんだ!」という想いでチームが一丸となり、日々頑張って磨いてきたことをこの場で出すことが出来て、本当に良かったと思います。
伊禮 祐作 選手
ー試合を終えての感想を。
1年間目標としていたので、嬉しいです。
ー得点シーン(アシスト)を振り返ってください。
最初はシュートを打とうかと思いましたが、確実な方を選択しました。実際にそれがゴールにつながってうれしかったです。ただ、まだ前半の最初だったので、これからだという気持ちが強かったです。その後、ディフェンス陣が身体を張って守ってくれたことに感謝したいです。
ージュビロとしてはプレミアリーグ昇格は初めてです。
5回目の挑戦で、先輩たちがこの参入戦で悔しい想いをしてきたことはわかっていたので、なんとしても自分たちの代で上げようと思っていました。結果が出てよかったです。