気持ちの良いくらい晴れ渡った青空が大久保グラウンドを包み込む。9時30分からトレーニングを開始させた。ゴールキーパーはパス回しでウォーミングアップ。フィールドプレーヤーと同じくらいゴールキーパーの足元の技術も重要になる。落ち着いたボールコントロールができればプレーエリアを広げることができる。

イグノがチームに合流した。ワールドカップの舞台に立つという大きな夢を叶えられず、様々な思いもある。ただ、いかなる状況であっても、イグノはサックスブルーの背番号33であり、“ジュビロファミリー”の一員であることに変わりはない。周りには彼を支える多くのチームメイトがいる。彼はけして一人ではない。

昨日の練習で頭部を負傷した那須大亮は防具を着用してトレーニングを行った。ヤマザキナビスコカップの決勝トーナメント進出をかけた清水エスパルス戦（6日・日曜日）が刻一刻と迫って来ている。プレッシャーの掛かる試合ではあるが、いつものリズムで調整を進めていく。明日からのトレーニングは完全非公開となる。最大限の準備をして敵地に乗り込みたいところだ。