10月17日10時より、ヤマハ大久保グラウンドでトレーニングを行った。
昨年10月17日にご逝去されたジュビロ磐田元選手 奥大介氏への哀悼の意を表し、命日の今日、追悼を行った。

練習前に、追悼試合着用ユニフォームと同じデザインのTシャツを選手・スタッフが着用し、集合写真を撮影。

その後、選手・スタッフが練習グラウンドのセンターサークルに並び、黙祷を捧げた。
そして、トレーニングをスタートした。

■名波 浩監督コメント
「(追悼について)このクラブのレジェンドですし、(奥)大介に尊敬の意を込めて、今回やりました。昨季、J1昇格を誓った中、アウェイの熊本戦(10月19日)から1勝もできずにシーズンを終え、申し訳ない気持ちでした。今季、J1昇格が手の届くところにありますし、(奥大介氏に)上から見守ってほしいとか、勝たせてほしいということはおこがましいですし、思っていません。ただ、みんなが無事にシーズンを乗りきれるように見守ってくれれば、それで十分です。 (今節・コンサドーレ札幌戦について)大事なゲームという中で、ベンチにいないことは申し訳ないですが、勝点3が必要なことは選手たちが理解しています」。

■鈴木秀人ヘッドコーチコメント
「(奥 大介氏について)クラブにとって大事な選手ですし、時間が経っても、忘れたくないという思いでいます。1年経ち、(奥)大介がいないということを素直に受け止めています。ただ、やはり寂しいですね…。今でも“仲間”という思いは変わりませんし、今でも(奥)大介のことを思い出します。これからも忘れてはいけないと思っています。(今節・コンサドーレ札幌戦へ向けて)自分自身、いつもと変わらず、自然体でやるだけだと思っています」。

■太田吉彰コメント
「(奥 大介氏について)自分がユースの時にサテライトにいて、よく面倒を見ていただきました。素晴らしいテクニックを持っていて、若手の憧れでした。非常に勉強になりましたし、それがあったからこそ、今の自分があると思っています。テクニックではとてもおよびませんが、気持ちでは負けていないと思いますし、ジュビロを愛する気持ちも負けていないと思っています。J1昇格を願ってくれていると思いますし、その意味でも絶対に昇格したいです。『あいつまだ走っているんだな』と思われるためにも、走りでチームを鼓舞していきたいですし、ゴールに向かう姿勢を明日(コンサドーレ札幌戦)、さらに意識していきたいです」。