4/3 国立大学法人静岡大学との包括連携締結式
このたび、株式会社ジュビロは、国立大学法人静岡大学と、
静岡大学浜松キャンパスグラウンドを活用した地域貢献事業を協同で実施するとともに、
より一層の連携と協力を進め、地域社会への貢献を図ることを目的とした、
包括連携協定を締結する運びとなりました。
4月3日(木)、静岡大学浜松キャンパスで包括連携締結式を行いました。
■株式会社ジュビロ
代表取締役社長 木村 稔
「本日、静岡大学様と包括連携協定を締結させていただきまして、本当に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。
今回の静岡大学様との連携協定に関しましては、Jリーグとして『Jリーグ百年構想~スポーツでもっと幸せな国へ。~』というスローガンを掲げて活動してございます。また、私どもジュビロ磐田としましても、『夢と感動を!』というクラブ理念の下、地域の皆様方と夢と感動をわかちあうために、ということを実現していくために、クラブとして目指す姿というものが5項目ございます。そのうちの一つとして、チームの勝利はもとより、地域に密着し、地域のスポーツ振興を推進していくと掲げて活動しております。このサッカーを核として、地域の皆様方といろんな場面で様々な方々とふれあい、このクラブが皆様方から親しまれ、そして、愛されるようなクラブを作り上げていきたいと思ってございます。
今回、そのような思いから協定を結ばせていただくということで、大変感謝をしている次第であります。ジュビロとしまして、現在の活動でありますが、年間250回を超える形で幼稚園あるいは保育園の児童を対象とした巡回教室、また、磐田市内でございますが、選手の小学校への訪問といった活動をしていますが、今回このような連携協定に関しましてはクラブ史上初めてです。今後、静岡大学様と連係を強化して、この浜松キャンパスのグランドを利用した中でサッカーを通じて皆様方とふれあいの場を作っていきたい、また、地域に少しでも役に立てるように活動して参りたいと思ってございます。今後も何卒ご協力のほど、よろしくお願い申し上げたいと思います。
最後に、静岡大学様の今後ますますの発展を祈念いたしまして、挨拶にかえさせていただきます。今回は本当にありがとうございます」
■国立大学法人静岡大学長 伊東幸宏様
「株式会社ジュビロ様との連携協定により、本学の使命の一つでございます地域社会とともに歩み、地域社会が直面する諸問題に真剣に取り組み、文化と科学の発進基地として社会貢献をするという使命を着実に果たし、本学がさらに活発になることが期待されています。
本学では災害時の地域防災拠点の整備といたしまして、平成25年に浜松キャンパスのグラウンドを人工芝化いたしました。同時にトイレやかまどに変身するようなベンチを設置しました。今回、このグラウンドをジュビロ磐田との協同事業の場として活用することになりまして、4月より開催するサッカークリニックなどこれまで本学で行ってきた地域公開講座にスポーツという幅が広がるということを期待され、また、地域交流の活性化、地域とのさらなる一体感につながるということを期待しております。
また、本講座におきまして、ジュビロ磐田のコーチ陣の方々が児童にどう接するかということを学生が横で見ていく、同時に体験していくというようなことを通しまして、本学の学生におきましてもコーチングを学ぶなど絶好の学習の場になると期待しております。今後、児童、生徒を対象としたものだけではなく、高齢者の方も参加いただけるような講座も検討しておりまして、さらなる地域のスポーツの裾野の広がり、あるいは皆様の健康増進のお役に立てますように、両者で協力していく所存でございます。
繰り返しになりますが、今回の連携協定をきっかけに本学が持つ教育研究資源を生かし、地域との連携活動をより一層充実させたいと考えております。今後ともご支援いただけますように、よろしくお願い申し上げます」