3月25日(水)13時30分より、ヤマハ大久保グラウンドでさいたまSCとトレーニングマッチを行った。 写真はスペースに走り込んでパスを受ける岩元 颯オリビエ。 前半は右サイドMFとして、後半は2列目の中央でプレーした。 1得点1アシストをマークしている。 「自分はもともとセンターFWですが、前線に張って受けるというタイプより、裏に抜けたり、仕掛けたり、動くタイプの選手だと思っています。サイドMF、トップ下は高校時代にも経験していますし、覚えることはたくさんありますが、違和感はありませんでした。中盤のポジションでプレーしても“違い”を出せればと思っています」(同選手コメント)。

前線で体を張ったキープを見せる同選手。

ゴールシーンは前半終了間際だった。 上原力也のスルーパスに反応。 相手GKと1対1となり、冷静にゴールネットを揺らした。 「(上原)力也のパスが全てです。パスが出てくるタイミングがだいたいわかってきました。シュートは流し込むだけでした」と振り返った。 ただし、「シュート数はさらに増やしていきたいです」と反省も口にしていた。

ドリブルで相手をかわす同選手。

37分には右サイドをドリブルで突破し、クロス。 中村祐輝のゴールをお膳立てした。 「ドリブルは自分の持ち味の一つです」と語る。

1月の加入から約3か月。 ここまでのプロ生活をこう振り返った。

「少しずつスピードに慣れてきていますが、自分のよさをなかなか出せていない部分もあるので、いかに出すかと。課題はワンタッチ、ツータッチでさらに速く判断してプレーすることです。そこをより正確にプレーできるようになりたいですし、全ての面でプレーのレベルをさらに上げていかなければいけないと思っています。目標はまずは公式戦に出ることです。そこで結果を残せるように1回1回の練習をしっかりやっていきたいです。練習試合というアピールの場も与えてもらっているので、さらにアピールして公式戦に出たいです」(同選手コメント)。

試合前に円陣を組む選手、スタッフ。 ゲームは45分ハーフで行い、合計スコアは6-1(前半6-1)で勝利した。