アダイウトン選手小学校訪問

イベントレポート

2月26日、アダイウトン選手が磐田市のブラジル人学校「エスコラ オブジェチーボ デ イワタ チアホーザ」を訪問しました。ジュビロのホームタウンへの貢献活動として、磐田市と学校の協力のもと、行われた今回の訪問。学校では、0歳から高校生までの子どもたちが毎日元気いっぱいに活動しています。この日も、訪れたアダイウトン選手をたくさんの笑顔で迎え入れてくれました。

――子どもたちとの交流を振り返って とても有意義な時間を過ごすことができました。磐田に来てから、ブラジル人の子どもたちと接する機会は少なかったので、私自身嬉しく思っています。子どもたちには、僕がブラジルで生まれ、貧しい生活をしてきたことを話し、この素晴らしい学校に通い、こうして勉強ができるということは、すごく幸せなことだよと伝えました。サッカーも大事だけど、勉強もすごく大事です。この学校の環境に感謝して、将来のためにしっかり頑張ってもらいたいなと思います。また、私のブラジルの家には17人の甥っ子たちがいます。ここにいる子どもたちとの交流を通じて、彼らのことも思い出し少し感極まってしまいました。私の話しを聞いてくれた子どもたちの目が輝いていたので、本当に良かったと思います。

――印象に残った子どもたちからの質問はありましたか? 「目標は何ですか?」というすごくシンプルなことを聞かれました。目標を達成するためには、常に向上心を持っていなければいけません。そういうことを伝えたときに、子どもたちはどんな反応をしてくれるかなと、少し不安もありましたが、真剣な表情で私の「ブラジル代表として活躍したい」という目標を聞いてくれました。そんな子どもたちのためにも、私も頑張っていきたいと改めて思いました。

――ヤマハスタジアムのピッチでは、どんな輝きを子どもたちに見せたいですか? 今日出会った子どもの数だけゴールを決めたいなと。とにかく数多くの子どもたちにスタジアムまで見に来てほしいと思いますし、そこで自分も含めジュビロの選手たちが全力でプレーして頑張っている姿を見せたいと思います。