2/19 トップチームトレーニング
2月19日(木)、ヤマハ大久保グラウンドで午前と午後の2部練習を行った。 まずは9時30分より午前練習を行った。 写真はGK練習を行う、新加入のポーランド人GK・カミンスキー。 今季、ルフ・ホジュフ(ポーランド)よりジュビロ磐田へ加入した。
■同選手コメント ――チームの仕上がり度は? 今、自信が深まっているところです。シーズン初戦を迎えるにあたって、ここからの時期は自分たちの自信をさらに深める時期にしたいですし、それができると思います。シーズンが始まると対戦相手のことも考える必要がありますし、その意味でもこの時期は自分たちがやりたいことを思う存分できる時期だと思います。この時期をしっかり生かしていきたいです。
シュート練習でハイボールをキャッチするカミンスキー。
■同選手コメント
――GKとして心掛けていることは?
やはりGKというポジションは落ち着いていなければいけません。落ちついていなければゲームの展開を読むことができませんし、ゲーム中の選手のこともわかりません。落ち着くことによってゲームの展開を見守ることができ、いい展開に持っていくことができます。その意味でもメンタルをいい状態でキープすることはすごく大事なことだと思います。
シュート練習では鋭いブロックも見せた!
GK練習の様子。
写真は左手だけを使ってボールを交換するというメニュー。
利き腕は右ながら、左腕でもスムーズにボールを投げていた。
「ポーランドでは利き腕とは反対の腕でもボールを投げる練習します。大きなボールでも小さなボールでも、右も左も練習します。今は全く問題ありませんが、過去に右腕をケガしたことがあり、その時は左腕で投げていた時もありました」(同選手)。
ここからは午後練習の様子(※15時開始)。
GK陣とのパスゲームでは大神友明GKコーチがパスの本数を「ワン!」、「ツー!」と英語でカウントしていた。
カミンスキーは基本的にチームメイト、スタッフとは赤阪弘昭通訳を介してコミュニケーションを取る。
ただし、加入からしばらく経過し、チームに溶け込んできたことで、
シンプルな英単語やジェスチャーを使って直接周囲と意思疎通を図る場面も増えてきた。
GK練習を行うカミンスキー。
「(チームメイト、スタッフとのコミュニケーションについて)全く問題ないです。ハチ(八田直樹)などチームメイトがやっている姿を見て、メニューを理解することができます。ゲーム形式のトレーニングの時は細かいルールがあるので、赤阪通訳を通じて細かく確認しなければいけませんが、それ以外は全く問題ありません」(同選手)。
練習後、笑顔でファンサービスに応じるカミンスキー。
「(日本での生活について)非常によいですし、問題なく過ごすことができています。ただ、やはりポーランドとの気候の違いは感じます。ポーランドは静岡よりも寒くて、ここまで晴れる日は多くありません。その意味ではこちらの方が過ごしやすいと思います。文化の面でもポーランドとの違いを感じることもあります。昨日(2月18日)、必勝祈願で秋葉神社へ行きましたが、全てに感嘆するばかりでした。本当に素晴らしいものでした。ただ、そういった文化の違いにストレスは全く感じていません」。